菅野の前にノーヒットノーランを喫し、CS敗退決定。

2018CS

CSファーストステージ第2戦
ヤクルト0-4巨人(ヤクルト0勝巨人2勝、巨人がファイナルステージ進出)

最後の最後で最も見たくない展開のゲームを見る事になってしまった。私がヤクルトを応援し始めてから約30年が経つが、ノーヒットノーランを喰らって負ける経験をこれまで1度もしてこなかった。このブログを書き始めてからも広島の前田健太、加藤拓也に9回1アウトまでノーヒットに抑え込まれた事があったが、何とか阻止する事が出来ていた。ヤクルトファンである限りヤクルトがノーヒットノーランを喫する姿は絶対に見たくないと思っていたのだが、今日がその日になってしまった。CSに進出出来たからこその悔しい敗戦ではあるのだが、満員のホーム神宮でのこの負け方はあまりにショックが大きい。

菅野は日本を代表する投手であり、シーズン終盤は好調を維持していただけに今日のゲームは非常に厳しいゲームになる事が予想された。原に何とか巨人打線を抑えてもらい、ロースコアの展開に持ち込みたかったのだが、2回に長野に先制ソロホームランを浴びると4回にはマギーにソロ、亀井に2ランを浴びてしまい、4回4失点で降板となってしまった。
原の調子に関しては、ここ数試合の中では良かったほうだと思う。ボールもある程度走っており、初回の出来からするとある程度菅野と投げ合えるのではないか?とも思ったのだが、ホームラン3発に泣く形となってしまった。慎重に投げようとしている姿も伝わってきたのだが、甘く入ったボールはことごとく捉えられてしまった。巨人打線は1勝分のリードがあり、尚且つ先発が菅野と言う事でファーストストライクから積極的にスイングを掛けてきた。試合展開というよりもCSの流れ自体が巨人に傾いており、今の原にはその巨人打線の勢いを止めるまでには至らなかった。原ー井野のバッテリーはストライク先行でどんどん攻めていく印象があるのだが、今日は巨人打線がその辺りも研究して試合に臨んでいるように感じた。それでも原も井野もCSのこの状況で菅野相手に戦えた事を来シーズン以降に活かしてもらいたいと思う。こういうゲームで勝ちきってこそのエースである。開幕から数ヶ月の状況を考えるとCSの大事なゲームを原ー井野のバッテリーに任せる事自体が想像出来なかった。2人にとって飛躍の年となったシーズンの最後に来シーズンへの課題を持ち越す事となった。この悔しさを忘れてはならない。

打線は打順を組み換え、2番にサード川端を起用してきた。しかし巨人先発菅野の前にヒット1本すら打つ事が出来なかった。おそらく菅野の調子は絶好調と言う事ではなく、いつも通りの調子だったと思う。しかしいつも通りのピッチングでもノーヒットノーランを達成してしまうのが菅野の凄さである。先発投手に必要な全てのものを兼ね備えているスーパーな投手である。シーズン8完封という現代野球においては達成が非常に困難と思われるような数字も残しており、コンスタントに力を発揮できる投手である。今日は少しボールが高めに浮いたり、変化球が抜ける場面もあったのだが、その少し甘めに入ったボールをヤクルト打線が捉える事が出来なかった。2試合合計で4安打に終わってしまい、中軸を任された山田哲、バレンティン、雄平はノーヒットに抑え込まれてしまった。3人とも悪い内容ではなかったと思うのだが、ポストシーズンは結果が全てである。昨日のゲーム後にも山田哲がコメントしていたのだが、内容はどうでも良いのである。結果を残したのは菅野であり、巨人だった。

それにしても菅野は素晴らしいピッチャーである。右バッターにも左バッターにも豊富な球種で内外角に投げ込み、基本的にピッチャー優位のカウントに持ち込む事が出来ている。序盤で4点のリードを許してしまった事も菅野攻略を難しくさせてしまった。今日のゲームの悔しさを忘れずに来シーズンに向けての準備を始めてもらいたい。

そして菅野投手おめでとうございます。私はシーズン前に巨人に対してこんな事をブログに書いていました。→「開幕前夜。セリーグ5球団について一言ずつ
『巨人に関しては、オープン戦前までは決め手に欠ける印象があり、あまり怖さを感じないかな?と思っていたのだが、若手の岡本、吉川がレギュラーに定着するようだと「台風の目」的存在になり得るかもしれない。私がプロ野球を観始めてから30年が経つのだが、巨人は毎年のように優勝候補に挙げられていた。それだけに「台風の目」という書き方をすると自分自身も違和感のようなものを感じてしまうのだが、絶対的エース菅野にマシソン、カミネロ、澤村、上原のリリーフ陣などが機能すればセリーグを掻き回す存在になる可能性はあると思う。
特に菅野はセリーグでは久しぶりに現われたと言っても過言ではない球界を代表するエースである。この投手の完成されたピッチングは要注目である。田中将大が圧倒的なパフォーマンスで楽天を日本一に押し上げたシーズンのような投球が出来るだろうか?』
シーズンでは借金を抱えたままシーズンを終えることとなってしまったが、岡本が3割30本100打点を記録し、ここに来てエース菅野がとんでもないパフォーマンスを見せてくれている。「巨人」という球界の盟主であるため「台風の目」という言葉は用いられないのだが、「巨人」がポストシーズンの台風の目的存在になり始めていると感じる。

P.S ヤクルトファンにとっては最後の最後に非常に精神的にダメージを負う敗戦になってしまいましたね。私自身もノーヒットノーランでの終戦に呆然としてしまいました。それでももう30代半ばの年齢になり、ヤクルト関連のショックな出来事も何度も経験してきているため、まだ何とか立ち直れそうなのだが、私が小学校時代に今日のような敗戦を喫していたら、翌日は学校を休んでしまったかもしれない。ヤクルトファンになったばかりの方であったり、子どもたちにとってはとても大きなショックを感じている方々もいるのではないでしょうか?
それでも昨シーズンの記録的惨敗から首脳陣、選手達の奮起でここまでチームを立て直した事を忘れてはなりません。首脳陣、選手達は厳しいプロスポーツの世界で必死に生きていることも忘れてはいけません。私はヤクルトスワローズを応援して30年、ヤクルトスワローズに元気をもらい、時には人生そのものを教えてもらったような気がします。大袈裟ではなくヤクルトスワローズが大好きだったから友達も増えたような気もしています。明日学校に行きたくない子ども達、明日仕事に行きたくない大人達もいるかもしれません。最近流行りの言葉で言うと「ヤクルトロス」になってしまう方もいるのかもしれません。今日のゲームは確かにヤクルトスワローズにとって残酷な結果となってしまいました。それでも私達ファンがそんなことで嫌な事から目を背けるわけには行きません。このブログを読んでいる子どもはいないかもしれませんが、明日も学校に行って勉強をして友達と遊んで楽しく過ごしましょう(笑)!野球は人生のほんの一部です。大人も一緒です。明日も仕事に行って厳しい現実と戦いましょう!今シーズンのヤクルトスワローズの首脳陣、選手たちと同じように…
ヤクルトスワローズは私の人生のほんの一部ではありますが、絶対に欠かす事の出来ないものとなっています。今シーズンも一喜一憂させてくれてありがとうございました。さて仕事、育児に備えて寝るかな(笑)。おやすみなさい。


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コメント

  1. JEF九郎 より:

    今シーズンも大変お疲れ様でした。皆さまと一喜一憂しながら、ポストシーズン迄野球を楽しめた幸せを噛み締めながら、明日は離席に大の巨人ファンが待つ会社へ這ってでも出社しようと思います。

    、、、菅野投手が見事なのか我々が情けなさ過ぎるのか。きっと両方なんでしょうね。明日は使えなくなったチケット回収も兼ねて、他3名とキャンプについて語って来たいと思います。

    今シーズンも本当にありがとうございました。来年もよろしくお願いします!

  2. パイン より:

    昔はやり直しの利かない勝負、今はCSだから、などと言われてましたが、
    まさかそのCSでノーノーくらって呆然とすることになるとは思いませんでしたね。

    シーズン後のコンディション状態で、こんな極端な結果が出るとは驚きです。
    正直、恥ずかしいことだと思いますね。

    青木中心のチームで、そこが不在ですから、敵味方双方に影響が大きかったとは思います。
    これを糧にして欲しいと思います。広島、巨人両チームが目標になりますね。

  3. 南国燕 より:

    お疲れ様です。
    最後の最後でノーヒットノーランのオマケ付とは…。昨年の燕戦士を観てるようでした。ヤクルトも岡本、阿部と抑えていたんですけどね残念な結果でした。
    私個人的には1stステージはDeNAとの対戦が望みでしたがヤクルトがCS、2位確定を決めた試合はDeNAで、半分以上望みを消した試合をしたのはヤクルトでした。
    2位と3位との対戦であるが為に、ある程度は力で捩じ伏せるのは必要でしたがセフティーバンドの構えではなく実際にバンドしてもらいたかったですね…。
    今年で36年のヤクルトファン歴が終わりました。
    本当にこのブログは分かりやすく色々な視点で更新されているので大好きです。
    管理人さん本当に今年もお疲れ様でした。又このブログの返信を利用して図々しいですがヤクルトファンの方々、現地で声援を送り続けた方々本当にお疲れ様でした。
    昨年96敗からの見事なV字回復は嬉しく選手を見ても来年は楽しみな若手が何人もいます。来年もこのブログで管理人さんに会える日を楽しみに待つています。次はドラフトかな(笑)
    ありがとうございました。

  4. k より:

    青木不在で打撃陣が底になってしまったところで菅野ですから巡り合わせが悪かったとしか言いようがないのと2日で4安打では、どうやったって勝てないので仕方ないですね。
    それと菅野は日本ではもはや敵なしですね、今後国内で200勝の記録を目指してやっていくのか更なる高みを目指してメジャーに行くかになってきましたね。
    個人的に、このCS2試合で気になったのは来年への課題や不安が露呈したかなと思いましたね。
    ①青木不在になると一気にチーム力が大きく低下
    ②川端・畠山がレギュラーでは使えなくなり控え選手になった
    ③10月から急に西田を積極的に起用して打てる捕手を使いたいのか捕手起用が迷走してる感じがした
    ④青木・バレ・雄平・坂口の外野陣が来年は35才以上になるので外野のターンオーバー制の導入が必要と感じた
    ⑤トリプルスルーを目標にしセカンドの守備もやって休みがない山田の消耗が激しいので、今後は通年で高いパフォーマンスを出すのは難しくなると感じる。
    ⑥西浦が9月以降全く打てなくなって来年レギュラーとしては使えるとは思えない。
    今年は2位でしたが来年はこれらの課題を解消しないとBクラスに逆戻りですね。
    投手も厳しいですが、それ以上に若手野手が出てこないと本当に厳しいシーズンが待ってますね。
    武内も引退し10人はいなくなるのでドラフトもありますが、いなくなった10人分の補強をどうするかも大きな関心になりそうですね。

  5. sabo より:

    96敗の屈辱が今年の交流戦最高勝率や貯金7でのリーグ2位へ奮起させたわけですからこのノーヒットノーランもまた来年への飛躍への糧としてくれることでしょう

  6. FIYS より:

    > JEF九郎さんへ

    お仕事どうだったでしょうか?

    今シーズンもありがとうございました。

  7. FIYS より:

    > パインさんへ

    今シーズンはここまで上手く行き過ぎた部分もあったのかな?と感じています。最後にノーヒットノーランを喰らった事が来シーズンに繋がれば良いのですが…広島、巨人は目標になりますね。

  8. FIYS より:

    > 南国燕さんへ

    今シーズンもお疲れ様でした。長年のヤクルトファンである南国燕さんからお褒めの言葉を頂き、本当にありがとうございます。
    またドラフトの記事は書きたいと思っています。

  9. FIYS より:

    > kさんへ

    菅野はNPBの中では№1の投手ですね。おじの原監督が再登板という事でもう少し日本で続けることになるんですかね?

    シーズンを通してコメント頂き本当にありがとうございました。kさんのコメントが励みとなっています。

  10. FIYS より:

    > saboさんへ

    最後に悔しい負け方となってしまいましたが、この負けが来シーズンに繋がると良いですね。

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