2022年ドラフト即戦力予想答え合わせ(セリーグ編)






今年もドラフト即戦力予想の答え合わせを行っておきたい。今日はセリーグ編である。過去記事は上記の通りである。

投手

中日3位 石森 大誠 火の国サラマンダーズ 1軍出場なし

阪神3位 桐敷 拓馬 新潟医療福祉大 7試合0勝3敗0S 14回1/3 防御率5.02

今年の予想は大外れである。
石森はリリーフであれば1年目から使えるのでは?と予想していたのだが、コントロールに苦しむ形になってしまっただろうか?石森自身にとっては痛い躓きになってしまったのかもしれない。それでもバネを感じさせる投球フォームは魅力的である。キレのあるストレートを1軍の舞台で見てみたい。
桐敷は、開幕ローテに入り、即戦力候補としての片鱗は見せてくれたのだが、1軍で活躍するには至らなかった。今後先発で行くのか、リリーフで行くのか分からない部分はあるのだが、ストレートも変化球もある程度ストライクが取れるコントロールは身に付けているため、プロの打者の特徴を掴み、投球のコツのようなものを掴めば、ある程度の数字は残せるタイプの投手だと感じる。2年目以降に期待である。
名前を挙げなかった選手の中では、巨人のドラ1、大勢が開幕からリリーバーとしてフル回転し、57試合に登板し、1勝3敗8H37S 防御率2.05という素晴らしい数字を残してみせた。正直大勢に関しては、コントロールに難があるかな?と見立てていたのだが、細かいコントロールがなくとも、短いイニングであれば力でねじ伏せられるだけのボールの威力を持っていた。ルーキーイヤーからここまでの数字を残すとは思わなかった。素晴らしい剛腕型サイドスローである。
また同じく巨人では、ドラフト3位の赤星も実戦型という評判通りの投球を披露してくれた。途中でリリーフに回されるなど、チーム事情に振り回されてしまった印象もあるのだが、そういった起用に応えられるだけの投球の幅と器用さを見せてくれた。個人的には先発で見てみたいと感じさせる投手である。
ヤクルトでは、山下が、最終盤に先発として結果を残し、日本シリーズでも「らしい」投球を披露してくれた。来シーズンに期待がかかる。

野手

該当者なし

野手は苦戦が予想されていたのだが、やはり、目に見えてしっかり結果を残したと言える選手はいなかったと言って良いのではないだろうか?広島ドラフト3位中村、6位の末包、中日2位の鵜飼辺りがパンチ力のある所を見せてくれたが、シーズン通して活躍するには至らなかった。それでも右の強打者というのはどのチームも欲しているだけに、来シーズン以降に期待がかかりそうである。

今年のセリーグのルーキーは何と言っても新人王を獲得した大勢の素晴らしさが突出していた印象である。




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