金崎夢生、新型コロナ陽性

J1名古屋は2日、オンライン上で会見を行い、元日本代表MF金崎夢生(31)が新型コロナウイルス感染症の陽性判定が出たことを発表した。小西工己社長が会見に出席し、金崎の感染を公表した。感染経路は不明という。5月14、15日には神奈川県内の親類宅を訪れていたという。

 チームは5月19日からグループトレーニングを開始していた。金崎は29日に38.5度と発熱、その後熱は下がったものの今月1日に再び38.0度の発熱をし、倦怠感と頭痛を訴えたため、同日にPCR検査を受け、2日に陽性が判明した。現在は平熱に戻っているが、入院し、体調回復に努めているという。「今後、トップチームの練習を休止し、濃厚接触者の特定や消毒作業を行っていく」と話した。

 新型コロナウイルスの感染者が出たのは、Jリーグで神戸、J2群馬、C大阪に次いで4クラブ目。Jクラブが相次いで練習を再開する中、 Jリーグは新型コロナウイルス感染拡大の影響で公式戦を中断しており、5月29日にJ1再開を7月4日、J2再開とJ3開幕を6月27日とすることを決めたばかりだが、再開日などに影響を及ぼす可能性がある。
(スポニチアネックス引用)

プロ野球は6月19日に開幕、J1は7月4日に再開することが発表され、プロ野球は今日から練習試合が開始されているのだが、新型コロナウイルスとともに生活をしていくということは、現段階ではこういうことなのだと思う。緊急事態宣言後の自粛生活により、感染者数が減少し、5月末には緊急事態宣言は解かれたのだが、だからといって新型コロナウイルスを完全に抑え込んだ訳ではない。スポーツファンとしてプロ野球やJリーグの開催を楽しみにしているのは間違いないのだが、今回の金崎選手のように選手が罹患した場合、どういった対応が必要になるのかという部分をスポーツ界はしっかり考えなければならない。感染拡大の防止という視点は当然だし、プロスポーツが成り立つための条件である平等性という視点も忘れてはならない。
名古屋グランパスは、上記の通りトップチームの練習を休止するとのことだが、このことによってチーム間での平等性が保たれないままに開幕を迎えてしまう可能性もあるのだろうか?当然シーズン直前、シーズン後に同様の状況に陥るチームが出てくることが予想される。その際のルールをしっかり決めておかなければ、「公式戦」としての価値が損なわれてしまう危険性がある。

今後のJリーグ、プロ野球からの情報発信を待ちたいと思うのだが、このニュースは非常に大きなニュースなのではないだろうか?

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