広島さんも大変ですね…私達が言えることではないですが…

ヤクルト12-7広島

以前「どちらかというと広島投手陣の脆さが目立ったゲームですかね。」という記事を書いたのだが、今日のゲームも似たような印象が残った。最下位争いを繰り広げるチーム同士の試合らしい何とも締まらないゲームとなった。

ヤクルト先発の歳内は、前回のDeNa戦で好投していたため、今日の投球にも注目が集まったのだが、今日はNPB復帰第1戦となったDeNA戦同様に初回から広島打線に打ち込まれる苦しい投球となったのだが、4回までは7安打を許しながらも何とか1失点で防ぎ、粘ってみせた。しかし勝ち投手の権利が掛かった5回に鈴木に2ランを浴び、力尽きてしまった。4回1/3で93球を投げ、被安打8(被本塁打1)、与四死球2の3失点ということで、今日はNPBの厳しさを味わうこととなった。前回の登板は快心の出来だったと思うのだが、歳内のアベレージということになると今日くらいのピッチングになるのかもしれない。正直初回に味方打線が4点という大きな援護点をプレゼントしてくれたからこそ、4回まで1失点で済んでいただけであって、試合展開が違えば、もっと厳しい投球になったことが想像できる。前回の登板でほぼ来シーズンの契約は勝ち取ったと思うのだが、NPBで戦うだけの地力はまだまだ足りないように感じる。歳内にとっての正念場はこれからも続きそうである。

リリーフ陣もマクガフ、清水が失点を許すなど最後まで試合が締まらなかった印象である。4時間16分という試合時間が締まらなかったゲームを象徴しているように感じた。

打線は17安打で12点を奪ったのだが、その割にあまり書くことがないように感じる。初回にエスコバー、坂口が出塁し、村上、西田、中山のタイムリー2ベースで合計4点を奪った攻撃は素晴らしかったし、濱田のホームラン、先日死球を喰らった青木がバットでやり返した菊池保からのホームラン、西浦の猛打賞4打点辺りがトピックとなるだろうか?
青木に関しては、先日の死球がきっかけで乱闘騒ぎに発展してしまったのだが、その相手投手だった菊池保からきっちりホームランでやり返した場面は見事だった。こういうやり返し方は心地よいものである。バットで結果を残した青木の姿は模範的な野球人の姿そのものである。
また高卒2年目20歳の濱田のホームランに関しては、バットがボールに触れている時間が長く感じるような、ボールを潰すような迫力満点のホームランとなった。
若手の躍動もあったのだが、試合全体を通して振り返ってみると、やはり最下位に沈むチームだけのことはあり、ため息が交じってしまうような場面が多いゲームとなってしまった。勝てたことが救いである。

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コメント

  1. 超匿名 より:

     防御率が悪い同士の対戦なので、大味な展開になるのもわかりますね。最近なかなか得点できなかったので、久々に鬱憤が晴れるくらいに大量点が入ったのは良かったです。
     この日の打順の組み方は中々良かったのではないかと。村上の後は青木で良いと思います。西浦は打ったからと言って5番にせずに、打順を上げたとしても6番までで起用してもらいたいですね。まだ粗削りな濱田や中山は、重圧のあまりかからない下位で打ってもらえたらと。
     去年の後半は廣岡の成長を楽しみにしていました。今年は濱田がその枠になりますかね。廣岡が去年程の活躍が出来ていないことを考えると、トータルのチーム力はプラマイゼロですので、来年以降の濱田が一層成長するか廣岡の巻き返しが欲しいところです。

  2. タラちゃん より:

    セイバー爵とも思われるおいらからしたら、早打ちのエスコバー1番、青木5番は気に食わないし、村上をサード起用しないのも怒りを感じてはいるが、
    まずは先週3タテくらい、6点差以上での盗塁2回に13点差での青木が負傷になる死球与えたことで、今後昨日含めてカープ戦7試合全勝してほしいくらい。
    それくらいしてくれないと。

    で、ここから本題。
    気になったのは、
    6回表打者一巡で濱田にもう1打席回ってきたとき、
    すでに6点りーど。
    ここで、西浦盗塁。
    そして、6点リードの7回裏マクガフに代わり、鈴木誠也に初球いきなりデッドボール。
    このデッドボールはいろいろとTwitter上で話題になってたね。
    さすがに報復デッドボールはしていないと思ったけど、どうなんでしょうね?

    ただ、前者は明らかにアーリントンルール知っていて、カープに2度もやられてたから、敢えてやったなと。

    高津監督はじめ、残りのカープ戦意地になって遮二無二勝ちに行くのだろうね。
    昨日のアーリントンルールの無視。当てつけの盗塁見て思いましたね。
    小川を日曜にぶつけるでしょうし。

    何とか森下を打ち崩してほしいものです。

  3. sabo より:

    果たしてドラフトでピッチャーばかり取るのを我慢できるか……ということが気になりますね

    歳内は何でもいいからもう一つ能力を伸ばしたいですね
    まだ若いしそこについては期待してます

    リリーフは思ったよりも打たれたな、って感じですね
    マクガフは9月の防御率0.87で復活したな、と思ってたのに……
    来年は安定感を取り戻してほしい

  4. FIYS より:

    超匿名さんへ

    廣岡に関しては、今シーズンの開幕段階では塩見と並んで他の若手野手よりも期待値が高かったのですが、今シーズン結果を残せなかったことで来シーズン以降は濱田や中山らと並んだ位置からのレギュラー争いになりそうですね。

  5. FIYS より:

    タラちゃんさんへ

    アンリトンルールに関しては、私はあまり馴染めません。高津監督はメジャー経験者ですからその辺りは厳格なのですかね?

  6. FIYS より:

    saboさんへ

    投手は毎年必要になりますからね。どこまで我慢できますかね?私は今年は我慢するべき年だと思っていますが…

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