田中将大が楽天に復帰

楽天は28日、ヤンキースからフリーエージェント(FA)となっていた田中将大投手(32)と入団で基本合意したと発表した。田中は2013年以来、8年ぶりの復帰となる。
(サンケイスポーツ引用)

ビッグニュースである。楽天ファンでなくても非常に楽しみな楽天への復帰となる。バリバリのメジャーリーガーが33歳になるシーズンにNPBでプレーすること自体中々お目に掛かれないことである。コロナ禍における様々な事柄が重なった中での楽天復帰ということだと思うのだが、田中がNPBでどのような投球を披露してくれるのか非常に楽しみである。
メジャーに移籍する前年の田中は、24勝0敗1S、防御率1.27というとんでもないスタッツでチームのリーグ優勝、日本一に貢献し、それを置き土産とするようにメジャーに渡ることとなった。高校時代からストレートとスライダーのキレは高く評価されていたのだが、プロ入り後は、コントロールや守備、牽制、クイックといった部分も年々レベルアップし、確実に投手としての総合力を高めていった印象である。スプリットという決め球に使える球種も習得し、難攻不落の日本を代表するエースとして君臨していた。
メジャーに渡ってからもニューヨーク・ヤンキースでコロナ禍で短縮された昨シーズン以外は、毎年2桁勝利を記録するなど、その実力をしっかり発揮していた印象である。
私はメジャーリーグの試合はほぼ追いかけていないので、今現在の田中の投球スタイルまでは把握できていないのだが、2014年に故障した右肘の状態が悪くないのであれば、NPBでもある程度の投球を披露してくれるのではないか?と予想している。8年間日本の野球から遠ざかっていたことによる不安もなくはないと思うのだが、ボールやマウンド、ストライクゾーンの違いなどにアジャスト出来ない投手ではないことはこれまでの実績が物語っている。
現在のNPBを代表する先発投手といえば千賀(ソフトバンク)、山本(オリックス)、菅野(巨人)、大野(中日)辺りの名前が挙がると思うのだが、その一角に入ってくるくらいの実力は今でも維持しているのではないだろうか?田中が楽天に復帰したことによってパリーグの勢力図に変化が現れる可能性もあるのではないだろうか?
田中将大が楽天でどのような投球を披露してくれるのか、非常に楽しみである。


過去記事はこちらから→「楽天が日本一」、「黒田が広島に復帰!」、「青木が戻ってくる!さあ競争だ!

にほんブログ村 野球ブログ 東京ヤクルトスワローズへ
にほんブログ村








コメント

  1. sabo より:

    衝撃です!!
    まさかマー君NPB復帰とは!!
    今年は楽天はあまりストーブリーグで話題がありませんでしたが最後の最後でとんでもないのがきましたね

    田中が持ってるというか石井一久が持ってるのかもしれない(笑
    一久はくじ運も強いし

    マウンドの違いにどれだけ早く対応できるかという問題はありますが黒田もすぐ対応したし田中も大丈夫と思いますね

    (開かれれば)オリンピックへの意欲もあると聞くし、日本国民にとってのグッドニュースですね

  2. FIYS より:

    saboさんへ

    ビッグニュースですよね。田中将、則本、涌井、岸、早川などビッグネームが揃う楽天は注目ですね(平均年齢は高いですが…)。

タイトルとURLをコピーしました