阪神にも巨人にも結局力負けか…

ヤクルト3-7巨人

3連勝後に挑んた4月16日から阪神戦は連敗を喫し、5連勝後に挑んだ巨人戦も連敗を喫することになってしまった。「力負け」と言って差し支えない結果である。昨日、今日の投手陣が完全に巨人の主力打者に掴まってしまった。要所を締められなかったスアレスと要所を締めた高橋の違いがスコアに現れてしまった。

先発のスアレスは4回を投げ、被安打12(被本塁打2)、与四死球1の6失点と打ち込まれてしまった。特別調子が悪いようには見えず、多少守備陣に足を引っ張られた部分はあったかと思うが、毎回失点は頂けない。スモーク、岡本和に浴びたホームランももったいなかった。昨日の先発田口、今日の先発スアレスと毎回失点を喫しての4回KOということで、先発投手が試合を作ることが出来なかった。春先の巨人打線にはそこまで怖さを感じなかったのだが、戦力が揃ってくるとやはり怖い打線である。嫌な印象を植え付けられてしまった。
そんなゲームで好投したのはプロ初登板となった2年目の杉山だった。3-7とリードされた7回からマウンドに上がったのだが、3イニングを無失点で切り抜けてみせた。まだまだ細かいコントロールはなく、危なっかしさを感じる投球だったのだが、昨シーズンは投げ方を忘れてしまったのでは?と思わせるような制球難に苦しみ、このままでは復調は難しいのでは?と感じる部分もあったのだが、よくここまで戻してきたと思う。今の状態ではまだまだ信頼して送り出すには至らないという印象なのだが、まずはプロの第一歩を踏み出し、3イニングをきっちり無失点で投げ切ったことを評価したいと思う。

打線は、好調高橋相手にどこまで喰らい付けるか注目していたのだが、チャンスでもう一本出すことが出来なかった。その一本を出させなかった巨人バッテリーを褒めるべきだろうか?それでも1回~5回まで毎回のようにチャンスを作っていただけにいずれかのイニングでビッグイニングを作りたかったというのが本音だろう。昨日の記事にも書いた通り、打線の形は出来始めていると感じるため、明後日以降のゲームも楽しみではある。塩見がしっかり出場できる状況にあるのであれば、もう少し攻撃のバリエーションは増えそうである。

P.S サンタナの守備については、不安があることは事前情報から分かっていたことではあるのですが、相当危なっかしいですね。バットで取り返してもらえないと使い辛い選手になってしまいますね。打撃に関しては前日の中川との対戦を見てある程度対応できる部分もあるかな?と感じたので、まだ結果は出ていませんが、楽しみにしています。

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コメント

  1. sabo より:

    杉山はちょいちょい逆球や強いストレートが上ずるところがありましたが味方のファインプレーもあり最高の結果を出しましたね
    意外とクイックも速かった
    3イニング投げてくれたのはリリーフ事情に悩むチームにとっても大きかった
    そもそも初マウンドですからね。このまま一軍帯同チケットを勝ち取ってほしいです

    サンタナの守備ですけどレフトは苦手なんですっけね。ガンガン3塁狙われてるんですよね
    ファーストサンタナ、ライトオスナなら本来良いのですが、ちょっとファースト守れないバレンティン思い出しますね

    スアレスは抹消するでしょうか?私はまだ来週投げさせると思うのですが。バンデンハークサイスニードは早くて2週間後かなと

  2. FIYS より:

    saboさんへ

    杉山はまだまだ危なっかしいですが、しっかり腕を振って投げることが出来ていたため、よくここまで復調してきたなと感じました。

    スアレスはまだ抹消はないのではないでしょうか?

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