メジャーリーガー青木宜親

今日は、書きたかったのだが中々書けずにいたブルワーズの青木宜親について書いてみたい。メジャー挑戦1年目のシーズンは、私の予想を良い意味で裏切る見事な成績を残してくれた。

シーズン前にポスティングシステムでブルワーズが落札したのだが、その後入団テスト受けさせられるなど何かドタバタした中での入団となってしまった。レギュラーも確約されていない中でのスタートということで正直厳しい結果に終わるのでは?と予想していたのだが、オープン戦から地道にアピールを続け、開幕時にメジャーに残ることに成功した。
最初は、レギュラーではなかったが、ランニングホームランを放つなど活躍を続ける中で首脳陣の信頼を勝ち取り、いつの間にかレギュラーに定着していた。
その後は、サヨナラホームランを含む1試合2ホームランを記録するなど、順調に結果を残し続けた。後半戦は少し成績を落としてしまったが、打率.288は、1年目のシーズンとしては充分な結果だろう。そして私がポイントとなると予想していた盗塁数もヤクルトでの最終年となった11年の8個から激増し30個を記録した。バッティング技術はもちろんなのだが、メジャーではやはり盗塁などの走塁やバントなどの細かい技術が青木には求められてくる。ヤクルト時代には記憶にないスクイズなどを決める場面もあり、チームの一員としてしっかり仕事をこなしていたのではないだろうか。
おまけにホームランも10本を記録し、パワーでもそれなりに対抗できるところを見せつけてくれた。

12年シーズンの青木の成績を見ると改めて青木という選手の凄さが見えてきた。MLBに挑戦した日本人野手は、日本では一流の選手ばかりだが、別格のイチロー、松井秀喜を除くと思ったような結果を残せなかった選手が多いように感じる。(井口、田口辺りは成功例として挙げても良いかもしれないが…)
青木に関しても目立った成績を収めるのは難しいと感じていたのだが、1年目からしっかり結果を残した。これで13年シーズンは、12年シーズンとは違った立場でキャンプを迎えることができる。もちろん気を抜いてしまっては困るのだが、来シーズンは是非打率3割越えを目指してほしい。チーム事情によっては、2番打者として自分が犠牲になることも求められるかもしれないが、それでもヤクルト否日本球界屈指のヒットメーカーとしてイチローの後を継ぐような成績を残してもらいたい。
そして個人成績だけでなく、ヤクルト時代には味わえなかった優勝という味を是非味わってほしいものである。
普段メジャーの試合を見ることは出来ないが、それでもニュースなどに取り上げられるような大活躍を望んでいる。

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コメント

  1. リボル より:

    そうですね。私も青木にはおおいに期待しています。

    2013年度は始めからスタメンの可能性が高いですし、2012年度の高い成績よりもさらに期待してしまいます。
    心配なのは怪我ですが、基本的にめったに怪我をしない選手ですし。

    ヤクルト時代は送りバントがチームの方針だったのでどうしても盗塁数は伸び悩んでしまいましたが、メジャーではそういう訳ではないようですし。

    日本人メジャーの野手選手の中心は青木になる!というのは言いすぎですかね(笑)

  2. FIYS より:

    > リボルさんへ

    昨シーズンの活躍もあったので、是非日本人メジャーの中心になってほしいと思います。ヤクルト時代に経験できなかった優勝の味も味わってもらいたいですね。陰ながら応援したいと思います。

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