2014年に向けて今後の補強は?

ドラフト会議も終わって来季に向けての戦力が徐々に整ってきているのだが、まだ支配下選手登録に空きがあるため補強がありそうである。

今シーズンでの引退、退団が発表された選手の内訳は、投手7名、捕手1名、内野手3名、外野手1名の合計12名かと思われる。(落としている選手がいたら申し訳ありません。)
そしてドラフトで指名された選手が、投手4名、捕手1名、内野手1名の合計6名である。と言うことは単純計算で行くと後6名の補強があっておかしくない。

ここまで補強候補として名前が挙がっているのが、中田賢一(中日)投手、川崎宗則(トロント・ブルージェース)内野手辺りだろうか?FA制度を熟知していないのだが、中田はCランクの選手と言うことで人的補償が必要ないということだ。現代野球に置いて投手は数が必要と言うこともあるし、ヤクルトには怪我に苦しむ投手が多いため獲得に向かっても良いと思うのだが、正直そんなには期待できないかな?というのが私の見立てである。今の所獲得争いでも劣勢が伝えられており、来シーズンヤクルトのユニフォームを着ている可能性は低そうだ。

川崎に関しては、中田ほど報道されておらず現実味は低いと思うのだが、個人的には最後まで諦めずに獲得に向かってほしい選手である。宮本が引退し内野のリーダーがいないヤクルトにとって川崎のような選手が入ってくれれば…と思わずにはいられない。もし日本球界に復帰する意思があるならヤクルトほどどんぴしゃにはまる球団もないのではないかと思うのだが…どうだろうか?全盛期は過ぎてしまったのかもしれないが、まだまだ老け込む歳ではなく、日本人遊撃手としては今でも一流である。「走攻守+リーダーシップ」という3拍子にプラスアルファの力を持った川崎、もし少しでも脈があるのなら最後まで諦めずにアタックしてほしい。

まあ正直中田や川崎辺りに関しての補強は現実味が低いと思うので、ここからは少し現実味のある話に移っていきたい。今日は12球団合同トライアウトが行われた。他球団を戦力外になった選手の獲得は毎年数名あるためこのトライアウトはヤクルトファンとしては注目する価値はある。
とは言っても今日の結果で急遽獲得を決めるという可能性は皆無だろう。来シーズンに向けて補強ポイントに合致してくる選手がいれば…ということになるだろう。

上記に書いたように単純計算で行けば後投手3名、内野手2名、外野手1名の枠がある。ということは投手2名、野手1名くらいの獲得があるかもしれない。
今日のトライアウトはもちろん見れていないのだが、ざっと名前を見た中で気になる選手は…正直いない。と言いたいのだがそれではつまらないので数名名前を挙げてみたい。おそらく一番獲得したいのは中継ぎサウスポーだと思うのだが、そこに該当してきそうなのは、岸敬祐(前巨人)、藤原紘通(前楽天)、有馬翔(前ソフトバンク)辺りだろうか?皆故障経験があるところが気になるのだが…気になる存在ではある。
その他では出戻りということを考えるなら坂元弥太郎(西武)辺りの獲得もあるかもしれない。また個人的なお気に入りと言う意味では清原大貴(阪神)が面白いのではないかと思う。
野手に関しては個人的なおすすめ選手はいないのだが、若い選手で好素材だと感じる選手がいれば狙ってもらいたい。

野村再生工場などと言われていた時代はもうだいぶ古い話になってしまった。それでもヤクルトと言う球団は選手獲得に大きなお金は出せないだけにこういう他球団を戦力外になった選手を積極的に狙っていかなければならない。

皆さんの中にも「この選手がおすすめ!」という選手がいれば教えて下さい。いずれにしても近いうちに名前が挙がってきそうですね。

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コメント

  1. ユウ より:

    私も川崎は全力で獲りに行ってほしいと思います。
    本当に、今のスワローズほどムネリンが補強ポイントにこれだけどんぴしゃにハマる選手は後にも先にもそういないと思います。
    レギュラー不在の遊撃手としてはもちろん、リーダーシップ、ムードメーカーとしての存在、左打ち、あと2番打者としての適性があるところも大きいです。足の速い左打者が2番を打ってほしいと思うので、今のスワローズは上田と三輪の二人しかいません。上田は2番で打たせるのも少しもったいない気もしますし。

    スワローズに必要な要素を一人でこれだけ持っています。人気面もですね(笑)。
    もし日本復帰になるのなら全力で獲得しに行ってほしいですね。

  2. FIYS より:

    > ユウさんへ

    そうですね。やはり川崎は欲しいですよね。似たタイプのヤクルトの選手となると森岡がいるかと思いますが、川崎と比べてしまうと全てにおいてワンランク劣ってしまうかな?という印象があります。(もちろんバッティングセンスなど森岡も見所のある選手だと感じていますが…)

    川崎獲得の可能性は限りなく低いと思いますが、最後まで狙って良い選手ですよね。

  3. でぶちゃん より:

    川崎は無理も承知で獲りにはいってほしいですね。去年松井にオファーを出したヤクルトフロン陣、もう表に出ていると云う事はオファーを出しているだろう。今朝の報道で元読売の真田にオファーを出している様ですね。自分的には元日ハムに田中とかトライアウトで元楽天の加藤がいいと思う。残りの枠はシーズン中の助っ人と補強と忘れてはいけない貴則の支配下登録で残してほしい。

  4. 久保田 より:

    ご無沙汰しました。家庭内の事情でバタバタしておりました。川崎も中田も、本気で獲得してほしいですね。ヤクルトの場合、とりあえず動いてみたけどダメだった的な終わり方になるのは見えていますが…。上田のショート転向も報じられておりますね…。でも本来は、川端が死守すべきポジションでしょう…。サード・岩村、ファースト・ユウイチ、そして川端がショートを守れれば、川崎に大金を払わなくても、決して見劣りしないスタメンが組めます。センターも、私は上田より雄平の復帰に期待しております。しかし、バレンティンがホームラン王だけで終わってしまうとは…。終盤の横浜戦で、ブランコと勝負をさせた荒木コーチのチーム愛の無さには驚きました。これではコーチをクビになるのも当然ですね。あと、ライアン小川が作ってくれた貯金んを先輩投手が食い潰したことを、石川・バーネットらには猛省してほしいです。噂では由規が来季の開幕に間に合い、館山も7月頃から復帰できそうとのこと。八木にはせめて10勝10敗でローテを守ってもらいましょう。ミレッジも復活するでしょう。そうすれば、来季の戦力は、決して巨人にも劣っていないと私は思います!

  5. FIYS より:

    > でぶちゃんさんへ

    やはり川崎は欲しい選手ですよね。それでも現状は厳しそうですね。

    真田はどうなんでしょうね?台湾でも圧倒的なスタッツを残している訳ではないですよね。まあタフな中継ぎ投手と言うことで狙っていくということなのでしょうが…

    貴規の支配下登録は是非お願いしたいものです。

  6. FIYS より:

    > 久保田さんへ

    お久しぶりです。コメントありがとうございます。川崎は個人的にも狙ってもらいたいと思っています。厳しいとは思いますが…
    久保田さんの考える内野陣結構斬新かと思いますよ。皆さんの考えを聞くと非常に面白いですね。

    今の所来シーズンも厳しい戦いになるかな?と予想していますが応援は続けていきたいと思います。

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