秋吉は先発確定か?リリーフ陣は形が見えないまま。

練習試合 ヤクルト10-4阪神

今日は神宮での練習試合(無観客試合)。この時期になぜ?と思っていたら「改修工事のため。」とのこと。それであれば仕方ないですね。ヤクルトがリードしながらも9回裏まで行われた変則マッチだったが、この時期の試合ということで「オープン戦」のカテゴリーに入れさせてもらった。

投手陣ではルーキー秋吉が前回に続いて先発で登板し、今日は5回を被安打5与四死球2の1失点と2試合続けて結果を残した。変則的なサイドハンドのフォームから力強いボールを投げ込み、三振も奪える投球スタイルは魅力的である。本人の為にはリリーフ起用の方が活躍する可能性が高くなるかな?と感じるが、チーム事情を考えると先発でやってもらうしかなさそうだ。
この時期になっても先発ローテが確定しているのが小川と石川しかいないかったのだが、今日の登板でおそらく秋吉も確定と言って良さそうだ。ランナーを出してからの投球に不安が残り、大崩れしてしまう可能性もある投手だけに期待しすぎる訳には行かないのだが、変則投手の利点を活かして前半戦だけでもチームに勢いを付けるような投球を期待したいと思っている。即戦力ルーキーとして小川の後に続いてもらいたい。

リリーフ陣はいわゆる「勝利の方程式」を担う予定の石山と山本哲の調子が上がってこない。石山は1回を被安打3の1失点、山本哲は1回を被安打2(被本塁打1)の2失点。今日だけ崩れたという訳ではなく登板するごとに失点を重ねてしまっているのが流石に気になり始めた。まだ開幕までにもう少し時間はあるのだが、もしかすると2人とも開幕1軍に残れない可能性も出て来た。代わりの投手が飛び出してくれれば良いのだが、今の所そんな雰囲気もあまり感じない。危険信号が点滅している。

そんな中バーネットは1回を三者凡退に抑え、開幕に向けて着々と仕上げているように感じる。個人的には石山、秋吉辺りにクローザーを任せてみるのも面白いかな?と感じていたが、今のチーム状況を考えると元セーブ王のバーネットに担ってもらうしかなさそうだ。昨シーズンの失敗を今シーズンに活かせれば、ボール自体は一級品なだけに再度輝きを取り戻せるかもしれない。期待したい。

打線は11安打ホームラン4本で10得点という結果が残った。結局ホームランを含めた長打で得点を重ねるスタイルが今シーズンの得点パターンとなりそうである。個人技に頼った攻撃は脆さも併せ持つため淡泊な攻撃が増えそうである。その代わり爆発的な得点力を発揮したり、大逆転勝ちを演出したりする試合もあるかもしれない。(シーズンを通して考えるとこの攻撃パターンでは厳しいかもしれないが…)

おそらく今日の試合の先発オーダーに9番で投手が入るオーダーが開幕時の基本オーダーになるのかな?と感じる。正直私は今のオーダーに言いたいことはあるので明日以降に自分の推奨オーダーについても書きたいと思っている。個人的には4番バレンティン派である。

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コメント

  1. ファン歴40年オヤジ より:

    いくら練習試合とはいえ、投打ともに、ナイスな試合でしたな。まず、バレンティン選手が打てなくても、藤浪らから10点も取れた事実が大きいです。秋吉投手も、ローテーションに入れるだけの結果を出してくれたし、これで小川・石川・秋吉・松岡の4人までは先発陣が見えてきました。ナーブソン投手も先発候補だと思いますけれども、山本哲・石山投手に昨年ほどの安心感と安定感がないので、中継ぎ・抑えを充実させるためにも、バーネット投手は一軍確実として、ほか3人の外人投手をうまく入れ替えしながら頑張ってほしいです。投手陣には暗い情報と現実しかない今、なんとか秋吉・バーネット投手が安定しているのは嬉しいですな!今年は、八木・バーネット投手が終盤をキッチリと締めてくれることに期待したいです!

  2. FIYS より:

    > ファン歴40年オヤジさんへ

    ナイスゲームと言えるかどうかは分かりませんが、今シーズンの勝ちパターンはこのゲームのような展開が多いのかもしれませんね。(とにかく点を取って逃げ切る形。)
    リリーフ陣は非常に心配ですが、バーネットを抑えで固定できそうなのは数少ない明るいニュースですかね?八木は7回か8回を任されることになりますかね?

  3. 匿名 より:

    秋吉は先発のポテンシャルは持っているとおもうけど、ラインナップを考えると、
    先発候補確定か? 先発予定も広島戦らしいし。それより、八木はどうかね。
    昨年の実績から、短いイニングの方が、という理論はまあ分かる。
    しかし先発が足りないので、八木には先発がイイと想うけどね。
    例えば、昨年最終末に村中は、四球も少なく好投した。どれほどの自覚があるのか、村中が計算できれば大きい。もう一人は、ナーブンソンでしょうか。
    日本の野球になれようという姿勢は誉められるので、どこまでやれるかだね。
    バーネットは、どうですかね。昨年は、好投4、ぶちこわし6、と言う気がするけど。
    クローザーは石山が、昨年は安定してた。だれが締めるのかが課題だ。

  4. FIYS より:

    > -さんへ

    コメントありがとうございます。投手陣対する熱い気持ちが伝わってきました。秋吉、八木、村中辺りには是非ファンの予想以上の活躍を期待したいですね。
    外国人投手に関しては、中途半端な補強をしたのではないか?という思いが個人的にはありますが、まずはカーペンターとバーネットがどんな投球を見せてくれるかに注目してみましょう。

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