古田敦也氏野球殿堂入り

選手

今年の野球殿堂入りが23日、東京都内の野球殿堂博物館で発表され、競技者表彰のプレーヤー表彰として、ヤクルトの黄金期を捕手として支えた古田敦也氏(49)が選出された。

古田氏は立命館大からトヨタ自動車を経て89年ドラフト2位でヤクルトに入団。その強肩を買われ1年目から106試合に出場し、以降、正捕手としてチームをリーグ優勝5回、4度の日本一に導いた。

打撃でも非凡な才能を発揮し、2年目の91年には首位打者のタイトルを獲得。05年には捕手として恩師・野村克也氏以来となる史上2人目、大学・社会人を経てプロ入りした選手としては史上初となる通算2000安打を達成した。

06年からは選手兼任監督としてチームを指揮。07年、現役引退とともに監督退任を表明し18年間のプロ生活に別れを告げた。通算成績は2008試合出場、2097安打、1009打点、217本塁打、打率・294、70盗塁。ベストナイン9回受賞はセ・リーグ歴代最多、ゴールデングラブ賞は10回受賞。
(スポニチアネックス引用)

野球殿堂入りの発表が今日あるということなど全く頭に入っていなかったのだが、プレーヤー表象として古田敦也氏が選出された。90年代から2000年代のヤクルトスワローズを支え続けた名捕手の殿堂入りはヤクルトファンとして嬉しい限りである。
以前にsaboさんから「古田敦也氏の記事を書いてほしい。」とのコメントを頂いていたと思うのだが、このリクエストに関してはもう少し時間に余裕があるときに書きたいと思う。(書けなかったらごめんなさい。)今日は簡単に古田氏について触れたいと思う。

古田が入団した89年のヤクルトスワローズはまだまだ弱小球団だったのだが、野村監督の誕生と古田の入団によって目覚ましいスピードで力を伸ばしていった記憶がある。野村監督の手腕も勿論素晴らしいのだが、90年代の黄金期はおそらくこの古田なくしてはありえなかったのではないだろうか?それほどまでに存在感抜群のキャッチャーだった。「強肩強打のキャッチャー」というだけでももちろん素晴らしいのだが、キャッチングの美しさ、相手を悩ます配球、試合を読む能力、圧倒的なリーダーシップと捕手に必要なもの全てを兼ね備えていたのではないか?と思わせるくらい素晴らしいキャッチャーだった。
おそらく古田登場以前と以後では世間一般のキャッチャーに対する認識が変わってきたのではないだろうか?テレビ中継でも捕手のリードが語られることが多くなったのではないだろうか?特にヤクルト戦は古田のリードについて解説者が語るというのが定番になっていたような気がする。投手VS打者ではなく、古田VS打者の構図が出来上がっていた。このことだけでも古田がどれだけの捕手だったのか分かるのではないだろうか?

ヤクルトの中心にはいつも古田がいた。私くらいの年代のファンからすると選手兼任監督の誕生というのもかなり印象的な出来事だった。選手兼任監督として輝かしい実績を残せなかったのは残念だったが、個人的にはいつかまたヤクルトの監督に戻ってきてもらいたいと思っている。選手兼監督当時のベテラン偏重采配は好きになれない部分もあったが、ユニフォームを脱いで8年という年月が経ち、次回現場に戻ってくるときにはフラットな状態で指揮が取れるのではないだろうか?元々よく野球を分かっているタイプの選手だけに監督としても名監督に成り得るだけの能力を持っていると思う。(解説者古田敦也も好きなので、解説として私達ファンを楽しませてほしい気持ちもあるが…)

今日は酔っぱらって記事を書いているためまともな記事が書けずに申し訳ありません。それでも私がヤクルトファンになってすぐの時期からチームを引っ張ってきた古田氏の殿堂入りは嬉しい限りだったので早速記事にさせていただきました。古田さん野球殿堂入りおめでとうございます。

にほんブログ村 野球ブログ 東京ヤクルトスワローズへ
にほんブログ村







コメント

  1. sabo より:

    リクエスト覚えてていただきありがとうございます!
    ヤクルトファンにとってだけでなく野球ファン全員にとって古田は特別な存在ですね

    当初は受賞のゲストスピーチを野村監督が行う予定が体調不良で欠席とのことで少し心配ですね
    ファンイベントやテレビ番組でも良いので2人のヤクルトユニフォーム姿を見たいものです

  2. でぶちゃん より:

    全てのスワローズファン、いや全ての野球ファンが入団した古田を見てあそこまでやるとは誰も予想しなかったであろう。立命館大時代のドラフト空振り会見したあの古田が・・・。ほんと球場行くのが楽しみだったなあ、あのセカンドへの送球だけでお金の取れた捕手、チャンスに強い打撃、強気のリードとキャプテンシーどれをとっても最高だった。最後に球団へお願い、永久欠番は勘弁して!俺たち世代だけの背番号ってズルイと思うんだ(未来の野球小僧の為)。川上哲治が読売に背番号16を返上すると思った・・・あれってどうなんだろうか?まあどうでもいいや!過去を塗り替えないとそれ以上の未来は無いと想うのだが・・・。
    今度は宮本慎也も間違いなく殿堂入りするでしょう。

  3. 匿名 より:

    古田にはもう一回ヤクルトで監督をしてもらいたいですね
    兼任監督時代はベテラン贔屓の采配で他の選手から無茶苦茶嫌われてたのは有名な話ですが…
    時は経ったし元々人望もあります
    頭が良い人だから同じ失敗を繰り返しはしないでしょう
    何よりヤクルト最高のレジェンドです
    真中が就任したばかりですが他球団に取られる前に監督古田をみたいです

  4. FIYS より:

    > saboさんへ

    やはり古田は私の中でも特別である。一捕手という括りでは語れないほどの人物ですよね。

    野村克也氏の体調は非常に気になります。早く元気な姿を見たいのですが…

  5. FIYS より:

    > でぶちゃんさんへ

    入団当初は捕手としての守備面が高く評価されていましたよね。確かにこれだけの選手になると予想していた人はほとんどいなかったでしょうね。当時は幼くて本当の凄さを分かっていなかったかもしれませんが、オールスターでパ・リーグの並みいる俊足ランナー3人の盗塁を刺したシーンなどオールスターという状況を考えるととんでもないことですよね。

    私も永久欠番はなくても良いかな?と思います。ロッテの「26」的なものは素晴らしいと思いますが。

  6. FIYS より:

    > -さんへ

    真中新監督になったばかりなので、次の監督の話をする時期ではないのですが、やはり古田さんには帰ってきてもらいたいですね。他球団の監督に成り得る人材だと思いますが、ヤクルトファンとしては是非ヤクルトのユニフォームを着て戻ってきてもらいたい気持ちが強いです。

    こればっかりはタイミングもあるので何とも言えませんが…

タイトルとURLをコピーしました