白鵬史上最多33回目の優勝

大相撲初場所(東京・両国国技館)は13日目の23日、横綱・白鵬(29)=宮城野部屋=が、初日から13連勝で、元横綱・大鵬(故人)を抜いて歴代単独最多33回目の優勝を果たした。直前の取組で、2敗で追っていた横綱・日馬富士が横綱・鶴竜に敗れ、結びで白鵬が2敗の大関・稀勢の里を、取り直しの末に押し倒した。白鵬は2007年名古屋場所から横綱在位45場所、673回皆勤で30回目の優勝。
(毎日新聞引用)

私が最も夢中になって大相撲を見ていたのはおそらく小学生、中学生の頃であり、最近はリアルタイムで見ることは皆無なのだが、この最多優勝記録の更新はとんでもない記録だと思う。新入幕の時点で多くの相撲関係者に当時圧倒的な実力を誇った朝青龍を止められるのは白鵬なのでは?と言われていたと記憶している。
関係者の高い評価そのままにあっという間に番付を駆け上がり、朝青龍の牙城を崩す存在となっていった。横綱昇進後も勢いはとどまらず、朝青龍との取り組みは毎回手に汗握るような名勝負が繰り広げられていた。スピードとパワーの朝青龍とも五分に渡り合ってみせた。土俵外で問題児扱いされていた朝青龍が突然土俵を去ってからはこれと言ったライバルもなく優勝を重ねていった。
正直大相撲のレベルが20年前と比べてそれほど進化していないのでは?という意見もあると思うのだが、少なくともこの白鵬と朝青龍のレベルは歴代横綱の中でも上位にランクするのではないだろうか?実力的に図抜けた存在である。しかし平幕、三役、大関のレベルは?と言われると確かに低下しているような印象が残るのも事実である。大相撲の将来の為にも白鵬を中心に大相撲の魅力を伝えていってもらいたい。(ルールが分かりやすくもっと人気が出てもおかしくないと思うのだが…)

白鵬関の33回目の優勝に心より賛辞を贈りたい。

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コメント

  1. sabo より:

    わたしも最近は滅多に相撲を見なくなってしまいましたが白鵬も朝青龍もほんとに強い。時代が違えば伝説のような扱いになってもおかしくないですよね
    せめて白鵬と朝青龍の年齢が逆だったなら朝青龍があんなに早くあんな形で引退することもなかったんじゃないかと思います

  2. FIYS より:

    > saboさんへ

    大相撲の記事にまでコメント頂きありがとうございます。確かに時代が違えばもっと扱い方の違った力士かもしれませんね。

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