3.11 由規にとって特別なゲーム

ヤクルト2-2オリックス(オープン戦)

今日は3月11日である。4年前の今日は東日本大震災が起こった日である。宮城県仙台市出身である由規にとっては特に特別な日である。被災地の復興と自分の復活を重ね合わせての志願の登板だったようだ。

その由規今日は3回を被安打1無四球の無失点とほぼ完璧な投球を見せてくれた。ストレートのMAXは150キロで奪三振は4つと由規らしさが戻ってきた。少しずつ少しずつではあるが実戦を重ねる中で長いイニングを投げられるようになっていってほしい。怪我前に比べてフォームから力感のようなものが抜け落ちてしまったようにも感じるが、ボールのキレは変わっていないように感じる。その結果が奪三振4という数字に繋がっている気がする。しかし今日もまだ3イニング38球のみの投球である。中16日での登板ということもあり、まだ先発ローテとして頭数に入れるわけにはいかないだろう。それでも本来のボールが戻ってきていることが確認できただけでも収穫である。まずは、何とかこのまま公式戦で投げる姿を見せてほしい。気持ちの入った由規の投球、投球後のさわやかな笑顔に由規復活への確かな光が見えたような気がした。

その他の投手もオンドルセク、村中、土肥と気になる投手が登板した。オンドルセクと土肥は1イニング、村中は4イニングの登板となった。
オンドルセクは1回を被安打3の無失点ということで無失点ではあるが被安打3と不安が残る投球となってしまった。まだしっかり映像を見れていないので何とも言えないのだが、ちょっと気になる投球が続いている。まだ本調子ではなく、開幕に向けて調子を上げていってくれれば良いのだが…今の所ボールに迫力を感じない。もう少し実戦登板を重ねてもらわなければ分からないのだが、少し不安があるのも確かである。
土肥は1回を無安打与四球1の無失点とこちらはしっかり結果を残した。正直首脳陣の信頼を勝ち取るまでには至っていないと思うのだが、何とか1軍に踏みとどまっている。まだまだアピールが必要になってくる。とにかく結果が求められる。どこまで粘れるだろうか?
村中は4回を被安打3与四死球2の2失点と何とも言えない数字が残った。数字だけで判断してはいけないのだが、昨シーズンと比べて大きく変わったようには見えない。以前のような力でねじ伏せるピッチングは影を潜めてしまっているだけにやはり大きな期待をかけるのは難しい状況のように感じる。
先発6番目の枠はまだ誰が掴むか全く分からない状況である。

野手陣では大引が3安打1打点と気を吐いた。守備だけでなく打撃でも結果を残している。シーズンでも3割近い打率を残せるようなら下位打線にいながらポイントゲッターとしてもチャンスメーカーとしても機能してくれそうである。
ちなみに今日は1番藤井、2番荒木、3番川端、4番ミレッジと並べて来た。開幕戦を見据えた場合、もしかすると藤井が外野のレギュラーを奪う可能性がある。そうなった場合に打順を入れ替える可能性があるのかもしれない。オーダーのバリエーションは増やしておいて損はないと思う。1番山田、2番川端の並びは真中ヤクルトの特徴の1つには成り得ると感じるが、ここにこだわる必要はない。真中監督も起用法を入れ替えるだけの柔軟性は持ち合わせているようなので、状況に応じてチームにあったオーダーを組んでもらいたい。

今日は中途半端な記事になってしまい申し訳ありません。

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コメント

  1. sabo より:

    山田は去年より体重を増やしたせいか前田につづいて代表戦でも本塁打を打ちパワーヒッターっぽい感じが強くなった気がします(そのせいかちょっと守備があやしい気も)
    打率が落ちて本塁打が増えるようならもしかしたらクリーンナップのほうが合ってるかもしれませんし、その場合は足のある藤井が1番はありですね

  2. FIYS より:

    > saboさんへ

    外野手争いの結果によっては1番藤井、3番山田のようなオプションがあっても良いかもしれませんね。山田は1番も3番も似合いそうですね。

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