ジョンソン快投。お手上げ…

ヤクルト0-1広島

初見の新外国人サウスポーにこれだけのピッチングをされては…手も足も出なかった。

先日「他球団の気になる選手を簡単に…」という記事を書き、広島の気になる選手としてジョンソンの名前を挙げていたのだが、評判通りの好投手だった。球持ちが良く、バッターから見るととても打ちづらい投手なのではないだろうか?

初回から140キロを超えるストレートにキレのいいカーブ、チェンジアップ、カットボールをコースに集め、ヤクルト打線にバッティングをさせなかった。完全に手玉に取られてしまった印象だ。7回にようやく山田がチーム初安打を放ったが、今日のヒットはこの1本のみ。ジョンソンは被安打1無四球の完封ということで結局ランナーも1人しか出すことが出来なかった。山田、川端、ミレッジ、雄平、畠山という打撃自慢の選手達も全くと言っていいほど自分のバッティングをさせてもらえなかった。それほどまでに相手先発のジョンソンが素晴らしかったということだろう。
広島のストロングポイントはやはり強力先発投手陣である。特に昨日の前田、今日のジョンソン、明日の黒田はメジャーでも十分通用するような面子である。今の時代にこの言葉は適当かどうかは分からないが、「メジャー級」の先発陣である。

唯一のランナーを出した7回の采配については皆さんはどう感じただろうか?正直まずは同点を狙ってランナーを2塁に進めるために送りバントを選択することは広島のリリーフ陣に不安があることを思えば間違いではないのだが…しかしそれならば1番山田、2番川端という並びの魅力は半減してしまう。おそらく真中監督も川端には基本的には送りバントのサインは出さないつもりでいると思うのだが、今日はジョンソンのピッチングを見て少し弱気になってしまったのではないだろうか?ベンチまでもがジョンソンのピッチングに支配されてしまったような印象である。
それでもバントを失敗しながらもあの場面で進塁打を打てた川端はやはり2番に向いているということになるのだろうか?ここは評価したい部分である。

ヤクルト先発の石川は石川らしさを発揮してくれた。ヒットでランナーを出しながらも7回を被安打7(被本塁打1)2四死球の1失点というピッチングは充分合格点が付けられる。ランナーを出してもこれだけ落ち着いて投げれるのは流石である。それだけに菊池に浴びたホームランがあまりにも痛かった。2アウトランナーなしの場面だっただけに悔いが残る一球だったのではないだろうか?2-0のカウントからストライクを取りに行ったストレートが高めに浮いてしまった。失投と言われてしまっても仕方ない一球だったと感じる。おそらくストレートにヤマを張っていた菊池に完璧に捉えられてしまった。もちろん菊池を誉めるべき一発だったかもしれないが、相手のジョンソンが完璧な出来だっただけにあまりにも痛い一球となってしまった。
それでも石川ー徳山のリレーで1失点に抑えられたことは収穫だったのではないだろうか?

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コメント

  1. sabo より:

    昨日は長かったので今日は短縮試合みたいな感じでしたね。
    広島の助っ人ピッチャーってハズレ無いような気がします
    夏ごろにはオンドルセクも調子あがってきているでしょうか?

  2. FIYS より:

    > saboさんへ

    ジョンソンはいいピッチャーですね。チャンスすら作れませんでしたね。確かにここ数年広島はいい助っ人外国人投手を獲得してますね。

    オンドルセクは想像していた投手像と少しずれていて個人的にはまだ戸惑っている状況です。

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