ヤクルト2-5阪神
カード初戦をいい形で勝利出来ていただけに、ビジターゲームであったとしてもカード勝ち越しを期待していたのだが、結局1勝2敗で負け越すことになってしまった。首位阪神のバランスの良さが際立つ結果となってしまった。吉村、奥川のどちらかで勝っておきたかったと思うのだが、1勝が思いのほか遠かった。
奥川は、ここのところ先発ローテを守った中で6イニング以上を確実に投げ切っており、直近3試合に関しては、7回を投げ切って、しっかり勝ち投手となっていた。「よくここまで戻してきたな。」というのが一ファンとしての率直な感想である。しかし、今日は阪神打線に打ち込まれてしまい、4回0/3で99球を投げ、被安打10(被本塁打1)、与四球2の3失点で負け投手となってしまった。スタッツを見れば分かるように、奥川らしさが何一つ感じられないような数字が並んでしまった。ここまで打ち込まれてしまったということは、調子自体あまり良くなかったのかもしれないが、個人的には、今日も中6日でこれだけの投球が出来たことを評価したい気持ちもある。
今日も阪神相手に盗塁を許した後で失点をしてしまうなど、相手チームに研究されており、その対策がまだ出来ていないと感じる部分はあるのだが、ストレートは140キロ台後半をしっかり記録し、変化球も悪い印象は残らなかった。ある程度コントロール出来ていたと思うし、被安打が多くなることは、奥川であればあり得ることであるため、この辺りは仕方ないのかな?という思いがある。それでも2つの四球に関しては、奥川らしくない四球の与え方だったため、やはり調子自体良くなかったのだと思う。才木と相対するにはまだまだ足りない部分が多かったのかもしれない。しかし、個人的には今日も100球近くしっかり投げられたことに安心している部分もある。先発ローテを思った以上に守っていることは、奥川本人にとっても自信になっている部分もあるはずである。シーズン終了までローテを守ることが出来るかどうか注目していきたい。
打線は、ゲーム後半から才木相手にヒットが出始めたのだが、リードを許す展開だったため、阪神を慌てさせるには至らなかった。2番長岡が猛打賞、3番内山が2安打と村上の前の打者が役割を果たしていたため、村上には期待がかかったのだが、今日は才木の前に4打数ノーヒット3三振と抑え込まれてしまった。こういう時にエース相手でも結果を残していたのだが、21年、22年シーズンの村上なのだが、厳しくマークされる中で、簡単に結果を出すことは出来ない。逆に21年、22年シーズンの活躍がどれだけ凄いことだったのか再認識できる部分はあるのだが…。
5回に代打で登場した北村恵がソロホームラン、9回は丸山和にタイムリーが飛び出し、その後もチャンスが続いたのだが、代打増田の痛烈な打球も阪神のサード佐藤輝に上手く処理されてしまい、ゲームセットとなってしまった。
手も足も出なかったということではなかったため、次回以降に期待したいのだが、思ったように得点力がアップしていない所は気になる。
これで直近の3カードはいずれも1勝2敗で負け越しとなってしまった。個人的には首位阪神とも1試合単位であればある程度戦える状態に戻してきたと感じているため、1勝2敗では満足できないし、この結果でCSがだいぶ遠退いた印象はあるのだが、最後まで勝利を目指して戦い抜いてもらいたい。
P.S 今シーズン初登板となった石原は、2イニング目にストレートの球速が落ちてしまっていたのだが気になりました。1軍レベルでどの程度通用しますかね?
※明日は、私用によりブログの更新が滞ります。ご承知おきください。
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コメント
阪神は投打共にレベルが高いですね。こちらもベストメンバーであればなぁと無い物ねだりをしたくなります。
石原はまだまだ苦労しそうに見えます。石原だけじゃないですけど、ドラフト1位以外の投手もどうにか戦力にしていかないと、なかなか投手力は上がっていきませんから。