ランバートのイメージが固まりつつある

2025試合結果


ヤクルト2-6楽天

ヤクルト先発のランバートは、ここまで1勝5敗という成績なのだが、防御率は2.58、QS率も高く、流石にメジャーリーグで投げてきた投手だけのことはあるなと感じる部分もあるのだが、獲得した時の評判とスタッツ、動画を見た印象とズレを感じるのが、コントロールの部分である。ストレートでも多彩な変化球でもある程度コントロールがまとまっており、引き出しの多さを兼ね備えている投手だろうと想像していたのだが、思った以上にコントロールにバラつきがあり、試合によっては使うことが難しい球種が出てきてしまっている印象もある。それでもランナーを出した後も慌てずに投球を組み立てられるため、大怪我には繋がっていなかったのだが、今日は相手投手の瀧中に2つの四球を与え、その四球が失点に直結してしまう結果になってしまった(代わったバウマンも瀧中に四球を与え、失点に繋がってしまった。)。この部分に関してはいただけない。

ランバートの初回、2回の投球内容は悪くないように感じた。ストレートの威力があり、変化球のキレ、コントロールもまずまずに思えた。しかし、3回に突如タイムを取り、何かしらアクシデントが起こったことを感じさせる場面があると、その後瀧中を歩かせてしまい、浅村とゴンザレスにタイムリーヒットを打たれ、2点を失ってしまった。5回も先頭の瀧中に四球を与えると2アウト後に浅村にタイムリー2ベース、ゴンザレスにタイムリーヒットを浴び、続く黒川にもヒットを打たれたところで降板となってしまった。3回にタイムを取ったシーンがどのような理由だったのかは分からないのだが、初回、2回と悪くない投球内容だっただけにやはり何かしらのアクシデントがあったということなのだろうか?ここまで先発として長いイニングを投げてくれていただけに、今日も少しでも長いイニングを投げてもらいたかったのだが、投手瀧中への四球から崩れてしまった。
ランバートのイメージとしては、やはりもっとコントロールの良さを活かして投球を組み立てるタイプだと思っていたのだが、実際には、ボールの威力とキレで打者と対峙し、多少荒れ球でも粘り切る強さのある投手だと感じている。今日の敗戦で1勝6敗という数字となってしまったのだが、気迫を全面に出したスタイルは今のヤクルトに必要なものだと思っている。「働き者の助っ人外国人投手」としての役割を今後も期待していきたい。

打線は、1番岩田、2番武岡、3番サンタナ、4番オスナ、5番内山、6番古賀、7番赤羽、8番伊藤、9番ランバートというオーダーとなった。
ここの所内容が良くなかった山田をスタメンから外し、セカンドに武岡、サードに赤羽を起用するオーダーとなった。そのオーダーの中で初回、3回、4回、5回、6回と瀧中相手に得点圏までランナーを進める場面を作ったのだが、得点に繋げることが出来たのは、5回のみだった。初回以外はビハインドがある展開の中での攻撃であり、今のメンバーで正攻法の攻撃で戦っても難しい部分はあったと思われる。しかし、今いるメンバーで戦う他ないため、このような結果も致し方ないと思っている。先発投手が試合を作れない中で、またミスが出た中で勝利を手にすることは非常に難しいチーム状態にあることを改めて感じることが出来るゲームとなった。
5回にタイムリー3ベースを放った岩田がガッツポーズを披露していたのだが、今のヤクルトはこういった姿勢は大事にしてもらいたいと思う。試合展開的には、もしかするとガッツポーズをする場面ではないと感じるファンの方もいるかもしれないが、私は、今の1.5軍に近いメンバーで戦うのであれば、良いプレーが出た時には気持ちを表出してチーム全体で盛り上がりながらチームを作っていってもらいたいと感じている。弱くてもとにかく出来ることを丁寧に行っていってもらいたい。




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感想(18件)




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コメント

  1. grass より:

    今年のスワローズを見ていて、ずっと引っかかっている点がひとつあります。
    投手が打ち込まれたり、一球もストライクが入らず、ランナーをためてしまったようなシチュエーションで、マウンドに集まる回数が、他のチームに比べて、極端に少なく思えるのです。もちろん、しょっちゅう集まるのは試合進行上ダメですが、例えば、内野手の一人が、マウンドに2、3歩近づいて声をかけるというシーンが、本当に減ってしまった印象。昨年までであれば、村上宗隆が、あるいは(村上から命を受けた)長岡が、そんな声がけをしていたのですが(サイスニードの時はオスナが、マクガフの時は山田哲人が)、今のメンバーだと、遠慮なのか、気後れなのか、全く無いとは言いませんが、「ここで一拍置けばいいのに」というところで、誰も行かず。
    些細なことかもしれません。投手によっては、来られるとリズムが狂ってしまう選手もいるでしょうし。
    でも、なんか、こんなチーム状態だからこそ、必要なのでは? 三連覇以降の広島、この交流戦でのホークス。少なくともスワローズよりは集まるし、近づいて声をかけてるんですよね。
    オスナの日本語がどの程度なのかは知る由もありませんが、唯一の固定内野手であるオスナにその役を、と思ってしまいます。

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