思い出ショートショート㉚
以前「氷上の革命家!?芸術家!? フィリップ・キャンデロロ | ヤクルトファンの日記」という記事を書かせてもらったのだが、同時代のフィギュアスケーター、キャンデロロと同じフランス代表で異彩を放っていたのが、スルヤ・ボナリーだった。90年代の女子フィギュアスケート界を牽引した人物の一人と言っても過言ではないのではないだろうか?身体能力の高さを感じさせるダイナミックなジャンプは、見る者を魅了した。男子でも4回転ジャンプに挑む選手が決して多くはなかった時代に、女子選手で4回転ジャンプに挑んでいた姿が印象的である。しかし当時のルールの中では、芸術点という部分で高い評価を得られないことも多く、オリンピックでメダルを獲得するには至らなかった。
私は、キャンデロロの記事でも書かせてもらったのだが、フィギュアスケートという競技にイマイチのめり込むことが出来ず、採点の基準のようなものが分からないままテレビ観戦をしていた記憶がある。その中でキャンデロロとボナリーという選手は、選手単体として魅力的に映ったことを記憶している。
キャンデロロの自由奔放な滑り、ボナリーの高い身体能力を活かしたジャンプは、フィギュアスケートに興味を持てなかった私にもその魅力を感じさせてくれた。ボナリーは、エキシビションではバックフリップ(後方宙返り)を披露することがあり、そんな大技にも度肝を抜かれたものである。そんなボナリーは長野五輪のフリーの演技で当時禁止されていたバックフリップを披露し、話題となったことがあった。ルール違反であるため、当時はおそらく批判的な声も多かったと思うし、ボナリーがバックフリップを披露した背景というものに、ジャッジへの不満があったのではないか?という声も聞こえてきた記憶がある。実際にジャッジへの不満からバックフリップに踏み切ったのかどうかは分からないのだが、「ボナリー怒りのバックフリップ」のようなスポーツ紙の見出しもあったような…なかったような…うっすらとした記憶が残っている。
キャンデロロやボナリーは、記録以上に記憶に残るスケーターだった。常に観ているものを喜ばせたい、驚かせたいというメンタリティーで演技をしていた選手なのではないだろうか?その思いは、多くの観客の心に響いたはずである。
P.S 体操のシモン・バイルズの演技を見た時に、何となくボナリーのダイナミックなジャンプと重なって見えたのですよね。躍動感のあるアクロバティックな演技は見応えがありますよね。
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