牧の逆転満塁弾に沈む

2026試合結果


ヤクルト3-5DeNA

長年ブログ記事を書き続けていると、考えていたタイトルがボツになることがたびたびある。今日は「インパクトプレーヤー中村優斗!」というタイトルを考えていたのだが、ボツにせざるを得なかった。牧の逆転満塁弾に関しては、今日の清水が抑えることは非常に難しかったかもしれない。今の清水はほぼストレートとフォークのいわゆる「ツーピッチ」スタイルなのだが、ストレートにしっかり対応されたり見極められたりすると途端に苦しくなってしまう。経験豊富な清水らしく、手を変え品を変え、何とか抑えようと抗う姿は見えたのだが、牧に上を行かれてしまった。1アウト満塁2点リードでフルカウントというシチュエーションで投げるフォークのコースとしては、その高さに投げる他なかったと思うのだが、完璧に捉えられてしまった。

ヤクルト先発の高梨は、初回三者連続三振という派手な立ち上がりを見せたのだが、その後はピンチの連続となってしまった。2回には古市に先制タイムリーヒットを許してしまった。正直この場面に関しては、今日ショートでスタメン出場となった田中のポジショニングにも若干若さが出てしまったかな?と感じる部分もあったのだが、しっかり抑えたい打者に良い場面で打たれてしまった。
その後は何とか無失点で粘り、勝ち投手の権利を持った中で降板となったのだが、5回で93球という球数は、やはり多過ぎた。復帰後の3試合いずれも5回で降板し、球数は90球を超えているということでこの辺りは高梨の課題である。
6回のマウンドに上がったのは、今シーズン初登板となった中村優だった。先発予定のゲームが雨で流れ、リリーフでの登板となったのだが、佐野、井上朋、林を三者連続三振でねじ伏せてみせた。個人的には、ドラフトの段階で金丸(中日)と同程度の評価をしていた投手であり、ルーキーイヤーも今シーズンも新人王候補として名前を挙げさせてもらっていた。しかしプロ入り後は怪我にも苦しみ本来の投球を披露できないでいた。しかし、今日はリリーフとして出力を上げる中で佐野をフォークで、井上朋をスライダーで林をストレートで三振に斬って取ってみせた。中村と言えばこの3球種の精度と威力で勝負が出来る「THE本格派」の投手である。元々コントロールも良い投手だと思うのだが、プロに入ってからはメカニック的なズレも生じてしまったのか、コントロールが暴れ気味になっている。それでも今日は、三者連続三振と結果を残してみせた。林を三振に取った後に叫んだ姿を見て、ここまで中村優がどれだけ苦しい状況に陥っていたのかを想像することが出来た。おそらくまずは先発で調整することになると思うのだが、今日の結果を次回以降の投球に繋げてもらいたい。中村優に期待したいのは、今日のようなインパクト抜群の投球内容である。

打線は、4回に岩田、田中の連打でチャンスを作るとサンタナが技セフライを放って、同点に追い付くと、5回は、高梨のヒットからチャンスを作り、岩田のタイムリー2ベースで勝ち越し、田中の犠牲フライでもう1点追加してみせた。
盗塁王と規定打席到達を目指す岩田と来シーズン以降に向けてアピールしたい田中がしっかり結果を残してみせた。
しかし、先発の尾形がマウンドを降りた後は、若松ー岩田ー浜地ーレイノルズというタイプの違うDeNAのリリーフ陣の前にノーヒットに抑え込まれてしまった。この辺りは寂しいことではあるが、今のヤクルト打線の実力ということになるだろう。

中村優斗のインパクト十分の投球を勝利に繋げたかったのだが、それでも勝てなかった所に今のヤクルトの実力が表れている。




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コメント

  1. ツバメひとすじ より:

    高梨が切れのある球で三振を奪って、四球は多すぎたとはいえ 五回まで一失点でしのぎ、
    待ち望んでいたドラ1の中村優斗は、今季初登板のマウンドをストレート、スライダー、フォークの全種で三振を奪って 完璧な雄姿を見せ、
    岩田が久しぶりの活躍で、逆転タイムリー、 田中陽翔の犠牲フライで追加点・・・

    と ここまでは、言うことのない試合運びでしたが、清水さんが・・・

    今シーズンは、復活の姿を見せていた試合も多かったのですが、今日は 過去2シーズンの悪い時の清水投手でしたね。

    今日の試合は、6回までの内容を振り返ると本当に勝ちたかった試合です。

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