こういうゲームは拾いたい。

2026試合結果


ヤクルト1-2DeNA

今年のヤクルト、そして今のヤクルトのチーム状況を考えると今日のようなロースコアのゲームを是が非でもモノにしたいのだが、1-2というスコアで競り負けてしまった。奥川がプロ初の規定投球回に到達したり、高卒2年目の田中にタイムリーヒットが飛び出したりとポジティブな面も見えたゲームなのだが、それだけに勝ちたかったゲームでもある。

今日の奥川は、3回に牧、4回に筒香にソロホームランを浴びてしまい、結局この2発が負けに直結してしまったのだが、それでも7回で100球を投げ、被安打7(被本塁打2)、与四球2の2失点という数字は、先発投手として及第点を与えられる。ヒッターズパークである神宮球場でもストレートの比率を増やして押していけるところに奥川の状態の良さが伝わってくる。ストレートとスライダーを軸にしながらフォークとカーブを織り交ぜる投球スタイルは、星稜高校時代を思わせる。こういった配球が出来るようになったということは、身体の状態が良い証拠ではないだろうか?開幕から先発ローテに入り、時折、中10日以上空けての登板もあったのだが、基本的には先発ローテを守り、長いイニングを投げて来たからこその規定投球回到達である。ストライク先行でゾーン内で勝負しながら球数を減らして長いイニングを投げることに特徴のある投手である。それだけに一発を浴びてしまう場面も目立ったのだが、大怪我をしない投球でここまで安定して結果を残せるところは流石奥川である。プロ7年目で初めて規定投球回に達し、オフにどれ程回復できるか分からいのだが、来シーズン以降、もう一段階コンディションを整えることが出来るのであれば、ボールの威力が増し、一発を浴びる場面も減らすことが可能なのではないだろうか?逆に今シーズンの疲れを抜くことが出来ないようであれば、来シーズンは苦しむかもしれない。この辺りは、まだまだ未知数な部分なのではないだろうか?
しかし、プロ入り後大きな肩、肘の怪我も経験し、もしかするとこのまま1軍のマウンドに戻れないのではないか?と不安になることもあった奥川が、規定投球回に到達したことには大きな拍手を送りたい。自分の身体と心に向き合い続け、地道に努力を続けてきた結果である。今日のゲームでは負け投手となってしまったが、シーズン終盤でもこれだけの投球が出来ることを確認できただけでも一ファンとして喜びを感じる。
過去記事はこちらから→「奥川は大丈夫!? 敗因は修正できる部分。 | ヤクルトファンの日記」、「奥川恭伸を憂う | ヤクルトファンの日記」、「奥川恭伸と怪我との闘いは長期戦になりそうである… | ヤクルトファンの日記」、「808日ぶりの奥川恭伸!980日ぶりの白星! | ヤクルトファンの日記

リリーフ陣では、先日の広島戦で勝田に頭部死球を与えてしまい、危険球退場となった石原が、佐野、筒香という左打者を抑えてみせた。プロ野球選手である以上こういったものと向き合っていかなければならないのだが、まずは良い仕事をしてくれた。

打線は、DeNA先発石田裕の前に抑え込まれてしまった。良い時の石田裕を打ち崩すことは簡単ではない。6回に先頭の岩田が16球粘ったのだが、最後は見逃し三振に倒れてしまった。ここで根負けしない石田裕の制球力と精神力に脱帽である。
それでも7回に代わった浜地から先頭のサンタナが2ベースヒットで出塁すると2アウト後、田中がタイムリーヒットを放ってみせた。先日の広島戦でプロ初ホームランを放っていたのだが、その後に2つの四球を選ぶことが出来ていた部分にも成長を感じさせてくれた。今日のタイムリーは、追い込まれた後に放ったものであり、価値の高い一打となった。最後の打席はレイノルズの速球の前に三振を喫してしまったのだが、150キロ後半を記録するような投手のストレートにも強いスイングが出来ていることが素晴らしい。着実に成長してくれていると感じる。
その後内山の内野安打と代打山田の四球で2アウト満塁までチャンスを広げたのだが、続く岩田がショートゴロに打ち取られてしまい、同点、勝ち越しには至らなかった。投手陣が粘っていただけにゲーム終盤にホーム神宮でひっくり返したかったのだが、1点が遠かった。

今日のようなロースコアのゲームは拾っていきたいのだが…




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