第105回全国高校野球長野大会について少しだけ…

高校野球


今年は、10数年ぶりに長野大会を現地で観戦するなど、久々に高校野球の試合を県大会から数多く見て回っている。ここの所、県大会については、テレビでも準決勝、決勝を時々観戦するくらいだったため、新鮮な感覚で試合を見ることが出来ている。
私が現役だった時代は、確か98校が参加していたと思うのだが、今大会は、連合チームを合わせて72チームということで、参加高校数は、20校以上減少している。少子化や野球離れというものがこういった数字でも見て取れるようになってきている。しかし実力という部分に関しては、底上げが進んでいるように感じる。
長野県と言えば30年以上強豪私学、特に松商学園、佐久長聖が引っ張り、そこに上田西、長野日大、都市大塩尻、東海大諏訪などの第2グループの私学が毎年強いチームを作り上げている印象が強かった。最近では松本第一、日本ウェルネス長野、松本国際なども力を付けている。
そこに公立校勢が挑む形が続いている。2000年代以降は、長野工業、松代、松本工業、飯山が夏の甲子園の舞台を踏んでおり、センバツは長野商業、丸子修学館(オールドファンには丸子実業という名前が有名か?)も甲子園の舞台を経験している。ここに進学校である松本深志、長野、諏訪清陵、伊那北、上田、野沢北、松本県ヶ丘、篠ノ井なども伝統的に好チームを作り上げてくる。またここ10年程で一気に力を付けた小諸商業も甲子園が手に届くところまで来ている印象がある。
そんな印象が強かったのだが、今大会では、その他に岩村田、長野吉田、木曽青峰、塩尻志学館、飯田OIDE長姫、岡谷南、上伊那農業、下伊那農業などもレベルの高いゲームを見せてくれていた。
今大会という枠で言えば、松商学園、上田西の実力が少しだけ抜けているかな?と感じるのだが、それでもベスト8に残った8校にはどの高校にも優勝のチャンスがあると感じるし、敗退してしまった高校も甲子園というものを現実的な目標としてとらえられるチームが増えていると感じる。
インターネット、SNSの普及もあり、以前に比べて、強豪校と公立校での格差が少なくなっていたり、ゲーム前から強豪校に飲まれてしまうことは減って来ているのかもしれない。そんな高校球界を取り巻く環境変化もある中で、長野県の全体的な実力はレベルアップしてきているように感じる。
現地観戦では、様々な楽しみ方を見付けることが出来たのだが、今日はあくまでも普段のこのブログの内容と照らし合わせ、プロ注目の選手を2人挙げさせてもらいたい。

投手
竹内 海翔(松商学園) 右投左打

・松商学園には、大塚、斎藤という好サウスポーがいるのだが、今大会目立っているのは、背番号18の竹内である。私はこの投手のことを知らなかったのだが、肩の故障歴があり、これまであまり実戦経験を積んでこなかったという経過があるということである。バランスの良いフォームから投げ込まれるストレートはMAXで140キロ台後半を記録し、スライダーのキレも中々のモノである。故障歴という部分には不安があるのだが、ボールの質、コントロールは充分プロ注目レベルの投手だと感じる。私の中では今大会№1投手は、この竹内である。

野手
横山 聖哉(上田西)右投左打 遊撃手

・野手では、上田西の横山の実力が頭1つ、2つ抜きん出ている印象である。特にパワーを感じるバッティングは見事で、初戦の伊那弥生ヶ丘戦での右中間スタンドへのホームラン、岩村田戦でのライト場外へのホームランは、凄まじい当たりだった。ここ20年、30年単位で見ても、長野県のスラッガーの中で1,2を争う選手だと思う。岩村田の大井も好投手であり、インコースのストレートも悪くないボールだったのだが、そのボールにしっかり反応し捉えた一発は、間違いなく超高校級のバッティングだった。
ショートの守備では、肩の強さが目立っている。常に強い送球が出来るため、余裕を持って守ることが出来ているのではないだろうか?

竹内、横山の両選手については、明日以降のゲームでも注目してみてみたいと思う。

※今日は、長野県という限られて地域の記事になってしまい申し訳ありません。




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