竹下の出来が非常に残念…開幕投手は小川に!

オープン戦
ヤクルト2-4巨人

試合後真中監督が開幕投手に小川を指名したとの報道がなされている。開幕戦の前哨戦となった今日のオープン戦でまずまずの投球を披露してくれた小川を開幕投手に指名することは無難な判断だと思う。後は小川に期待するのみである。

その小川は初回に簡単に2アウトを取りながら、坂本、ギャレット、クルーズに3連打を浴び、先制点を失ってしまった。点の取られ方としては良くないのだが、公式戦前に巨人の新戦力となるギャレット、クルーズに打たれておいて良かったのではないだろうか?しっかり対策を練ることが出来そうである。ボールの走り自体はまずまず良かったのではないだろうか?後は開幕に向けて調整してもらうのみである。おそらく巨人の開幕投手は菅野になると思われるため、非常に緊迫したゲームになることが予想されるが小川がどれほどのピッチングを見せてくれるだろうか?

その他の先発候補、成瀬、山中も2イニングずつを任された。どちらも出来としてはまずまずだったように感じる。
成瀬はカウントを悪くする場面も目立ったが、緩急を使いながら打ち取っていこうとする意図は感じられた。全盛期のような空振りを奪えるストレートを軸にした投球では通用しない状況にあるため、モデルチェンジが必要な時期に差し掛かっている。技巧派に変身する過程にあると思うのだが、今シーズンはどんな投球を披露してくれるだろうか?
山中も先発ローテ入りを確実にするようなピッチングは出来なかったが、ボールのキレ自体はそこまで悪くなかったと思う。失投もあり2回で2点を失ってしまったが、昨シーズン怪我から復帰した直後よりも状態は戻ってきているのではないだろうか?先発ローテの6番手くらいに納まる可能性はありそうである。

そして非常に残念だったのは2014年のドラ1竹下の投球である。先日「竹下の可能性」という記事を書き、ブルペン陣の戦力になれば非常に大きいという主旨の事を書いたのだが、今日の投球を見る限りでは、ストレートも変化球も抑えが利かず、全くピッチングになっていなかった。上手く指にかかれば質の良いストレートを投げられそうな感じもしたが、あまりにも精度が低すぎる。おそらく1軍のオープン戦での起用はないのではないだろうか?と思わせるほど内容の悪い投球となってしまった。少し期待してみたいと思っていただけに残念である。何とか戦力になってもらいたいのだが…

野手陣はマシソン、内海相手に7安打で2得点という内容だった。畠山を欠く中でまずまずの出来といったところだろうか?やはり中心となる選手以外にあまり当たりが出ていないのが気になるところである。ここまで猛アピールを続けてきた坂口も今日は一休みとなってしまった。川端、山田、バレンティン、雄平以外でもう少しバッティングでアピールしてくれる選手が出てきてくれるとありがたいのだが…

P.S 本塁での捕手のブロックが禁止された中で本塁クロスプレーに注目が集まるのだが、今日のゲームでは3塁ランナーの山田が雄平のセカンドへの高いバウンドのごろでホームに突入できない場面があった。昨年までだったとしてもホームを狙って良い打球に感じたのだが…山田の単純なミスだとは思うのだが、選手が意識過剰になってしまっている部分もあるのだろうか?

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コメント

  1. K より:

    気になっていた竹下は全くダメでしたね。
    投げ方を見ても突っ立って投げるタイプなので下半身が使えずに上半身に頼るので全て高目に浮いてしまう投手みたいですね、コントールも悪く球速も普通でこれといった変化球もないみたいなので1軍でやっていくのは正直厳しいでしょうね。
    この前の風張といい2014年のドラフト組の酷さは前向きな言葉すら出てこないのはファンとして何ともい言えない気分です。
    それとバレンティンは体調は良いみたいですがバッティング内容は去年のシーズン終盤とあまり変わらないのでは期待出来ない感が強いので畠山が開幕に間に合うか心配になってきました(甘い球のミスショットが多過ぎですね)

  2. FIYS より:

    > kさんへ

    竹下は注目し始めていただけに非常に残念でした。何とか戦力になってもらいたいのですが…

    バレンティンはまだバッティングの調子が上がりませんね。

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