ロマンVSバレンティン

オープン戦 ヤクルト3-2オリックス

外国人枠争いが激しくなってきた。まずは、ロマン投手。先発し、6回を被安打4与四球2の2失点(自責点1)にまとめた。スコアしか見ていないので何とも言えない部分はあるのだが、想像していたよりも制球は良さそうである。3,4,5回を三者凡退で抑えるなど、安定感が光っている。先発6番目の枠に飛び込む勢いである。小川監督は、外国人枠について「最後の最後まで考える。」と言っているようなのでもう2試合くらいは先発テストで結果を残す必要がありそうだ。キャンプインの時には、最も厳しい立場に置かれている外国人選手だと思っていたが、開幕1軍が見えてきている。
そしてロマンが1軍に残るようだと、一気に厳しい立場に置かれてしまうのが、昨シーズンのホームラン王バレンティンだ。右ひじ痛もあり、久々の実戦復帰となったが、4打数ノーヒット3三振と全く良い所がなかった。小川監督は、「2軍落ちも考えなければいけない。」とコメントしながらも「バレンティンがいるのといないのとでは、相手への威圧感が違う。」とも話しており、バレンティンがチームにとって必要な戦力であることも匂わせている。私もバレンティンには何とか復調してもらい、開幕1軍に残ってほしい気持ちが強い。もうしばらくはチャンスが与えられそうなので結果が出るのを待ちたい。
イム・チャンヨンが未だに実戦で登板しないので状態が気になっているのだが、今日の小川監督のコメントを見ていると外国人枠最後の1つをロマンとバレンティンで争っているというニュアンスが強いので、イムについてはそんなに心配しなくても良さそうである。それでも早めに投げている姿を見てみたい。
外国人選手以外では、投手陣では、2番手の山本哲が1回を被安打1の無失点。3番手の阿部が2回をパーフェクトとしっかり結果を残した。阿部は練習試合から無失点を続けており、貴重な中継ぎの戦力となりそうである。以前ブログにも書いたのだが、トライアウト後獲得した選手の中で個人的には最も期待していた選手なのでこの活躍は嬉しい限りである。
山本哲も今年のブレイク期待の投手として名前を挙げているのでこのまま1軍枠に残ってもらいたい。チャンスは充分にありそうである。
野手陣は、7回まで1安打とほぼ完ぺきに抑えられていたが、8回2アウトから5連打(四球挟む)で3点をとり逆転勝ちした。今シーズンも今日のような接戦が多くなると思われる。シーズン中も今日のような集中打に期待したい。個人では、ライトで先発出場した武内が2安打と気を吐いた。武内とともに年齢的にも崖っぷちの飯原も逆転打を放ちアピールしている。期待の山田もタイムリーを放ったが、守備ではタイムリーエラーとなる悪送球があった。まだまだ課題が多く、少しエラーが目立っているのが気になる。それでも若者らしくノビノビとプレーしてもらいたい。その昔、私が大きな期待を寄せていた米野(現西武)捕手が悪送球を繰り返し、一軍の試合から姿を消してしまったことがあった。送球イップスではないかと言われていたが、山田も同じような状態にならないように気を付けてほしい。(米野は現在外野手に挑戦中、活躍を願っている。)

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