2016年ドラフト即戦力予想答え合わせ(セリーグ編)

こちらも毎年恒例となってきたドラフト即戦力予想の答え合わせを行いたいと思う。毎年プロのスカウトの見る目の高さと自分の目の節穴っぷりを確認する場となっているのだが、こういった記事を書くこと自体はとても楽しいことである。
時間がないので簡単に振り返りたい。

2016年ドラフト即戦力予想記事はこちらから→「2016年ドラフト即戦力予想

投手

ヤクルト1位 原 樹理  東洋大 13試合2勝8敗0S 67回 防御率5.91

阪神5位 青柳 晃洋  帝京大 13試合4勝5敗0S 68回1/3 防御率3.29

DeNA1位 今永 昇太  駒沢大 22試合8勝9敗0S 135回1/3 防御率2.93

DeNA2位 熊原 健人  仙台大 18試合1勝1敗0S 29回 防御率4.97

広島1位 岡田 明丈  大商大 18試合4勝3敗0S 89回1/3 防御率3.02

巨人1位 桜井 俊貴 右投右打 立命館大 1試合0勝1敗0S 4回1/3 防御率8.31

投手に関しては、まずまずの人選だったかと感じる。その中でもやはり今永の投げっぷりの良さが際立っていた。前半戦は好投しても勝ちに恵まれなかったのだが、徐々に勝ち星を伸ばして見せた。大学4年次に肩痛で満足な投球が出来ていなかったため、ドラフト時には多少評価を落としていたのだが、今シーズンのピッチングは怪我の影響を感じさせなかった。キレ味抜群のストレートでプロの打者から空振りを奪う姿が特に印象的だった。2桁勝利に届かなかったのは残念だったが、例年であれば新人王を獲得してもおかしくないような投球を披露してくれた。

原、青柳、岡田、熊原に関しては、プロの世界である程度やっていけると感じさせるだけのピッチングは見せてくれていたと思う。もう一つ決め手に欠ける部分はあるのかもしれないが、これからの鍛錬次第で長年チームに貢献できる選手に成長する可能性はあると思う。それぞれ特徴もあり、渋い投手になるのではないだろうか?身体のケアだけはしっかりおこなってもらいたい。

桜井に関しては今シーズンは結果を残せなかったが、こちらもしっかり身体のケアをしてもらって来シーズン以降に期待したい。

野手

中日6位 石岡 諒太  JR東日本 出場なし

中日3位 木下 拓哉  トヨタ自動車 9試合 18打数5安打 2打点 1本塁打 打率.278

野手の予想は大外れである。石岡は怪我で苦しみ、木下はレギュラー争いに敗れてしまった。即戦力として大いに活躍したのは、新人王を獲得した阪神の高山、DeNAの正捕手を獲得した戸柱辺りだった。
高山のバッティングは想像以上だった。長打力もありまだまだ底を見せていない感もある。チームを代表とする選手になりそうである。
戸柱も捕手らしい佇まいが印象に残っている。このままDeNAの正捕手の座を死守して行くのだろうか?

高山、戸柱の2人のルーキーがセリーグを盛り上げてくれた。新人野手が2人しっかりとレギュラーを確保するということ自体近年では珍しいのではないだろうか?その他にも出場機会を得た野手が数人いたのが今シーズンの特徴だっただろうか?

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