藤浪VS大谷

今日から第84回選抜高校野球が始まった。初日の第3試合は、1回戦屈指の好カード大阪桐蔭ー花巻東の対戦となった。両チームには、超高校級と言われている大型右腕がいる。大阪桐蔭の藤浪晋太郎投手と花巻東の大谷翔平投手である。
この両投手が今日の試合で投げ合った。結果は9-2で大阪桐蔭が勝利したのだが、両投手ともに想像以上に良い投手だった。甲子園に出てくる大型投手と言うとまだまだ安定感がなく、自滅してしまう投手が多い印象だったのだが、この両投手はフォームが安定しており腕の振りが素晴らしかった。ダルビッシュが東北高校で活躍して以降、身長190センチを超えるような大型投手が素晴らしい投球を見せることが増えているような印象がある。去年の夏は、英明の松本竜也投手(現巨人)が印象に残るピッチングを見せてくれた。
今日の2人も150キロ近い速球と鋭い変化球で三振の山を築いた。大谷投手は終盤崩れて11与四球の9失点という結果になってしまったが、去年の夏の甲子園以来の公式戦登板と考えると仕方ない面もあっただろう。私は先日のブログにも書いたように打者大谷により強い魅力を感じており、今日も藤浪からホームランを放った。決してパワーで打つだけではなく、しなやかなスイングと抜群のバットコントロールで打球を飛ばすところがこの選手の高い才能を示している気がする。将来は投手で行くのかそれとも野手で行くのか?個人的にはメジャーで通用するような大型野手に育ってもらいたいのだが、今日の試合を見る限り投手としての才能も素晴らしい。皆さんはどうお考えでしょうか?
藤浪投手は、今日初めて映像で見たのだが、初回から150キロの速球を投げ12個の三振を奪った。ここまで安定した投球を見せてくれるとは思っていなかったので正直驚いた。2回戦以降も注目していきたい。このまま行けば今年の秋にはドラフト1位候補として注目されるだろう。できれば2回戦で私が優勝候補に挙げた九州学院との試合が見てみたい。ちなみに明日の九州学院の相手の女満別高校二階堂投手も注目しているので非常に楽しみである。最近の高校生の技術レベルは、格段に上がってきているように感じている。

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