ジョーダン・アルメンゴを獲得

ヤクルトは15日、今季限りで中日を退団したジョーダン・アルメンゴ投手(31)を獲得したと発表した。年俸は65万ドル(約7480万円)プラス出来高で単年契約。背番号は40に決まった。中日時代は登録名が「ジョーダン・ノルベルト」だったが、ヤクルトでは「ジョーダン・アルメンゴ」となり、スコアボードなどの表記は「アルメンゴ」となる。今季は18試合に登板し、6勝4敗で防御率は2・30。ヤクルト球団は先発、中継ぎとしてフル回転できる左腕として期待する。
(日刊スポーツ引用)

「アルメンゴ」と聞き、一瞬誰を獲得したのか?と思ったのだが、今シーズンまで中日に在籍していたジョーダン・ノルベルトのことだった。このニュースを見ての第一印象は、「非常に無難な選手を獲得したな。」というものである。来シーズンの外国人枠の使い方もどのようになるかまだ分からないのだが、ある程度NPBで実績を残しており、先発でもリリーフでも対応できる投手であるため、便利屋的な起用が期待出来そうなタイプの投手である。日本に来る前はリリーバーだったようだが、個人的には試合を作る能力に長けた投手のように感じているため、先発として起用した方が本人の特徴をより活かせるのかな?と感じている。

先日パワー系リリーバーのカラシティーを獲得し、もしかするともう1枚同じタイプの投手を獲得する可能性もあるのでは?と感じていたのだが、今回は総合力で勝負するタイプのサウスポーであるアルメンゴを獲得して来た。現段階ではどのような起用法になるか読めないし、もしかするとシーズン開幕前になってもアルメンゴのポジションは決まらないかもしれない。他の外国人選手の状態が良ければ2軍で出番を待つ形になるかも知れないし、中日時代同様基本的には先発起用になるかも知れないし、チーム状況によっては貴重な左のリリーフの一角に食い込む可能性も否定できない。非常に難しい立ち位置を強いられる事が予想されるが、以前ヤクルトに在籍したオーランド・ロマンのように臨機応変に準備をし、自分の気持ちをコントロールする事が出来るだろうか?それが出来れば貴重な戦力となりそうである。

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コメント

  1. より:

    ジョーダン・アルメンゴの獲得は良かったと思いますね、NPBでの実績もありますし阪神戦に強い印象ですし左の本格派がいなかったので個人的には先発のローテとして期待したいですね。
    年俸も中日時代が安いなと感じたので、この金額で獲れたのは交渉が上手くいったのかなと(変な高給取りの新外国人よりマシなのと中日の戦力を削れたのは大きいですね)
    以前バレンティンと乱闘騒ぎになったのはチームの和を重んじるヤクルトにとっては不安ですが、戦力としては計算は出来ると思いますね。
    あと一人は助っ人の獲得はあると思うのですがカラシティーだけでは安心できないのでリリーフを取るでしょうね。

  2. パイン より:

    ロマンの仕事はギルメットでと思っていましたが、左腕のアルメンゴに託す選択なのですね。
    今季の中日で6勝挙げているというのは大きいです。
    実績のある投手を獲得できているというのは心強いですね。

    地道に戦力の底上げが出来ている点は好感がもてます。

  3. FIYS より:

    > kさんへ

    アルメンゴは第5外国人の枠ですかね?日本での実績もありある程度計算できる良い投手を獲得出来ましたよね。

  4. FIYS より:

    > パインさんへ

    そうですね。ギルメットは終盤戦での活躍もあり残留の可能性があるかな?と感じていたのですが、第5外国人の枠はアルメンゴが担う事になりそうですね。

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