2023ヤクルトのドラフト(2)

ドラフト


今日もヤクルトのドラフトについて触れてみたい。
前回の記事はこちらから→2023ヤクルトのドラフト(1) | ヤクルトファンの日記 (ysfan-nikki.com)

前回の記事では、私なりに考える今年のヤクルトのドラフトのポイントを挙げさせてもらった。以下の通りである。
①山田、塩見、村上の後継者候補の指名
②嘉手苅、竹山、坂本の競争相手(将来の先発候補)
③即戦力リリーバー
④捕手の指名はあるか?


個人的には、1位で度会(ENEOS)、2位で高校生投手という並びの上位指名でも良いと思っているという旨も触れさせてもらっている。しかしその一方で、今年のドラフト上位候補には、実践力の高い大学生投手が数多く存在しているという部分にも目を向けなければならない。ヤクルトファンやドラフト好きの中でもヤクルトの指名ポイントについては、私のように「将来主軸を任せられるような野手や将来の先発投手候補を上位に持ってくるべき。」という考えを持っている方と、「あくまでも実力派の即戦力投手をきっちり確保すべきである。」という考えを持っている方とに意見が分かれているように感じる。
チームを変えるのに即効性があるのは即戦力投手の獲得であることに違いはない(実際に即戦力だった場合に限るが…)ため、後者の考え方も理解はできる。実際に、今年のドラフトで1位、2位共に即戦力投手に向かう可能性もあり得ると思っている。しかしもし、1位入札含め、上位を投手で固めることになるということであれば、チーム状況があまり良くないことを示しているのではないか?と想像する。
まず、私が今年のポイントの①、②に挙げた部分については、チームの将来を考えた時に絶対必要な部分であると考えられる。その2つのポイントを後回しにしてまで即戦力投手の指名に踏み切るということはどんなことが考えられるだろうか?主に2つの理由が考えられるのではないだろうか?

1)シンプルに今年の即戦力候補の投手のスキルが高いとスカウト陣が判断している。
・今年のドラフトの即戦力投手としてよく名前が挙がる投手として、細野(東洋大)、西舘勇(中大)、武内(国学院大)、常廣(青山学院大)、下村(青山学院大)、西舘昂(専大)、草加(亜大)、古謝(桐蔭横浜大)、岩井(名城大)、松本(名城大)、上田(大商大)辺りの名前が挙げられる。レベルの高い東都で結果を残している投手、大学日本代表として結果を残している投手、地方リーグで圧倒している投手が多く、非常に魅力的であることに違いはない。
NPBのレベルがここ数年でかなりレベルアップしていることを考慮したとしても、ルーキーイヤーから結果を残しそうな投手も多いと感じる。いきなりチーム力アップに貢献してくれそうな面々である。そうなると来シーズンが契約最終年となる高津監督をはじめとする現場首脳陣が即戦力投手の獲得を希望する可能性もあるかもしれない。

2)高橋、吉村、奥川、山下の信頼度が高くない。サイスニード、ピーターズ、ロドリゲスの契約更新
 に不安を抱えている。
・今シーズン下位に低迷してしまっているヤクルトではあるのだが、先発投手の頭数はそれなりに揃っている。しかし上記のメンバーの中で現段階で来シーズン期待できると強く推せる投手は皆無である。もし上記の7人にある程度の目途が立っているのであれば、1位、2位共に即戦力系の投手に向かう必要はないと思われる。やはり「村上、山田、塩見の後継者候補の獲得」、「2軍で近い年代の投手と競わせ、将来のエース候補となり得る素材の獲得」を優先するべきだと思う。この2つを優先できないということであれば、やはりチーム事情を鑑みた中での即戦力候補投手の指名ということになるのだと思う。

私自身、今年の上位候補の大学生投手に関しては、非常にレベルが高く、即戦力になり得る投手が例年以上に多くいる印象は持っている。野手で獲得に向かってもらいたい度会(ENEOS)、佐々木(花巻東)の獲得が叶わなかった場合には、外れ1位で大学生投手に向かうべきだとも思っている。しかし、やはり今年のドラフトで上位を即戦力投手で固めるという戦略は、チーム作りという意味で危険と隣り合わせであるとは感じている。ヤクルトのフロントは、実際どのような戦略を立てているのだろうか?

ちなみに現段階での私の理想は…
1位 度会or佐々木麟
2位 坂井(滝川二)
である。

※度会、佐々木麟が獲得できなかった場合は、1位入札がなかった即戦力系投手で最も高く評価している投手に向かうべきだと考えているので、その段階で2位含めて私のドラフト戦略にも変化が出るのですが…

ドラフト会議は「生き物」である。12球団が様々な戦略の下でチームに加えたい選手を選択していく。獲得したいと思っていた選手が獲得できなかったり、先に指名されてしまったりすることは当たり前にあることである。様々な要素が絡み合うからこそ、私のようなただのドラフト好き(素人)でも様々なシミュレーションをしたくなる。このゲーム性もドラフト会議の面白さの1つなのだと思う。皆さんの予想や希望も興味深く見させてもらっている。ドラフト当日までまだ1か月の時間がある。今後も様々なシミュレーションを続けていきたい(でも私のポイントは前回の記事で書いた4つで変わりはありませんが…)。




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コメント

  1. sabo より:

    助っ人選手についてはグライシンガーの件以来、初年度は球団選択オプションを付けているという噂がありますが私は信憑性が高いと思っているのでピーターズ、ロドリゲスに関しては残留すると思います。サイスニードとオスナも残留しそう、なんとなくですけど。一番不安なのはサンタナ、そして田口ではないでしょうか?既に12球団中2位の高年俸球団となったヤクルトがマネーゲームで勝てるか心配です。なんとしても早めに二人を残留させてもらわねば。

    今年の成績から高津監督の契約最終年であり「育成」ではなく「優勝」こそ至上命題の監督からすれば『野手』『投手』両方足りないけどどちらでも『即戦力』を希望しているでしょう。ただ小川GMが目先の駒に目がくらむか読めない。

    小川GM(SD)体制以来、一軍でがっつり活躍しているのは塩見を除けば全てドラフト1位。当たり前ですがプロで即戦力もしくは2,3年で目が出るのはドラ1。
    それも競合するような選手が大抵ですね。
    13番目指名以降は全て素材型と考えてしまえば2位指名で高卒投手もあり得ます。正直、湯田(仙台育)をはじめ有名な選手が大学進学を志望しているのはドラフトとしては面白くありませんがまだまだ逸材は多いですからね。それこそ指名したら驚きますが高卒野手の真鍋(広陵高)や佐倉(九国付)や大学野手の廣瀬(慶応大)や村田(皇學大)が育つという自信があるのなら虎の子の2位を使って指名すべきだと思います。

    というわけで現時点で私の理想は
    1位 渡会
    2位 上田希

    今一番優勝に必要なのは攻撃力!野手がフルメンバーで戦えるとは思えん。1位2位即戦力向き攻撃的野手につっこむ!

    • fiys より:

      saboさんへ

      サンタナは、メジャー志向が強ければ、いなくなってしまう可能性もありますからね…どうなりますかね?田口も今年居なくなってしまうとヤクルトにとってはダメージが大きいですよね。

      saboさんが推奨する、1位度会、2位上野希のような指名をするようであれば、「おっ!」とは感じるでしょうね。そこまで強気で攻撃型の野手に突っ込むには相当な覚悟がいるでしょうね。

  2. sabo より:

    そういえば、いらすとやの絵ですけど
    眼鏡の人がクジを引いてる最中なのに隣の人がクジ開いちゃってるように見えて可笑しいですよね(笑)

    • fiys より:

      saboさんへ

      全く気にしていませんでした(笑)。開封前なのではないでしょうか(笑)?

  3. sabo より:

    高校生投手を2位指名するか?私は可能性は低いんじゃないかと思っていますが、作戦として悪くないと感じ始めてます。というのも大卒投手が豊作であるがゆえにヤクルトの2位指名時にはほぼ高校生投手は手つかずの可能性があるのではないか。選びたい放題ではないかという期待があります。
    ただ湯田をはじめ進学する人も多いんですよね。誰を選ぶか難しい
    管理人さんは坂井(滝川二)ですか。フォームが綺麗で球も速いし球種も多くて万能系って感じですね。管理人さんは以前山本由伸を評価してましたし坂井もあるかもしれませんね

    私は2位指名を使うなら杉山(横浜高)か前田(大阪桐)ですね。
    まず分かり易くサウスポーですね。佐々木朗や奥川や高橋宏みたいなのはいない。なら迷ったら左ですよ。去年坂本獲ったとか関係ないです。左は多くて困らない。今年は大卒投手が豊作と言われても左は少ないですから。迷ったら左。
    それと杉山も前田も制球の良さで東松より高評価にしました。今の時代はトレーニングで球速は上がりますからね。一方サウスポーの制球良い投手は中々出てこない。
    あと気になるのは日當(東菅生)かな。右ならフォークピッチャーがいい。坂井(滝川二)もフォーク良いですよね。プロでは右投手はスライダーやチェンジアップを決め球にできるのは本当に一握りだと感じるので高校生の時点でちゃんとフォークを精度高く投げられるのが良いと思います。左はチェンジアップでもスライダーでも良いんですけどね。

    あと捕手の獲得をポイントに挙げてましたが、今のヤクルトは若い内山壮と古賀が1軍でマスクを被っているので即戦力捕手を必要とはしていない一方でファームで(怪我もあり)捕手が足りずてんてこ舞いなので、編成としては高卒捕手1人、育成で1人が目標だと思われます
    ただ古賀と内山壮がいるため指名順位の優先順位は低いことと、U18代表の尾形(仙台育)、新妻(浜開誠)はじめ有名選手は進学組が結構いるみたいなので結局高卒捕手指名しないかもしれませんね。その場合育成は必ず指名すると思います。

    • fiys より:

      saboさんへ

      確かに2位で高校生投手の獲得に向かう可能性は高くないと思っています。あくまでも私の理想ですね…。2位で即戦力投手、3位で坂井が残っている可能性もわずかながらあるかな?と期待している部分もあります。
      前田は、2位では残っていないのではないでしょうか?杉山はいかにも「横浜高校のサウスポー」らしい上品さを感じる投手ですよね。
      捕手は退団する選手がいるかいないかで、変わってくるでしょうね。退団する選手がいなければ、捕手を指名しない場合もあると思います。その分の枠を上手く使ってもらいたいと思っています。

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