小川と則本が新人王!そして2013年ドラフト即戦力予想答え合わせ(セリーグ編)

プロ野球セ、パ両リーグは25日、今季の最優秀新人賞(新人王)を発表し、セはヤクルトの小川泰弘投手(23)、パは楽天の則本昂大投手(22)が選ばれた。いずれもプロ1年目。プロ野球担当記者が投票し、小川は252票(有効投票数273)、則本は223票(同233)だった。
(毎日新聞引用)

ということで今年の新人王は、セリーグが小川、パリーグが則本となった。どちらも素晴らしい活躍ぶりで文句なしの新人王獲得となった。特に小川は、ヤクルトからの受賞は青木宜親以来8年ぶりの新人王と言うことでファンにとっては非常に嬉しい受賞となった。

昨年末に「2013ドラフト即戦力予想」という記事を書いていたので今日は答え合わせをしたい。

投手(セリーグ)

阪神1位 藤浪 晋太郎 大阪桐蔭 24試合10勝6敗0S 137回2/3 防御率2.75

巨人1位 菅野 智之  東海大   27試合13勝6敗0S 176回    防御率3.12

ヤクルト2位 小川 泰弘 創価大  26試合16勝4敗0S 178回    防御率2.93

DeNA2位  三嶋 一輝 法政大   34試合6勝9敗0S 146回1/3  防御率3.94

ヤクルト1位 石山 泰稚 ヤマハ  60試合3勝3敗10S 58回1/3   防御率2.78   

この予想は完璧だったと思う。5人全員がオールスターに出場し、シーズン通して活躍してくれた。「2013ドラフト即戦力予想」の記事を読んでもらうと分かるように微妙に当たっていない部分もあるのだが、おそらくこれだけビタッと当たることはもうないと思うので自分に100点を付けたい(笑)。専門誌でもこれだけ当たることは中々ないのではないだろうか?ここぞとばかりに自慢したいと思います(笑)。

小川に関しては、最下位のヤクルトで16勝4敗と言う数字は、驚異的である。正直シーズン前は、藤浪、菅野とは少し差があると感じていたのだが、投手としての総合力で全く引けを取っていなかった。熱い心と冷静な頭脳を合わせ持った素晴らしい投手である。ハイレベルな新人王争いを制した小川には、今後もチームを引っ張るような投球に期待したい。新人王おめでとうございます。

藤浪に関してもしっかり実力を出しきってくれた。もう少し勝ち星を増やすチャンスもあったと思うが、高卒ルーキーとしては十分過ぎる成績を残してみせた。ダルビッシュや田中将大を追いかけられるような存在になっていってもらいたい。

菅野も1年間実戦から遠ざかっていた影響を感じさせない素晴らしい投球を披露してくれた。完成度の高さといった意味では№1だったのではないだろうか?日本シリーズで田中に黒星を付けたことも高く評価できる。

三嶋は名前を挙げた5人の中では印象が薄いのだが、終わってみれば34試合146回1/3を投げてみせた。大学時代は中だるみのようなシーズンもあったのだが、4年のシーズンから上手く状態を上げてプロ入りすることが出来たのではないだろうか?個人的にはリリーフの方が合っているのでは?と思うのだがどうだろう?

石山に関しては、活躍の仕方が予想外だった。素晴らしい腕の振りから投げ込まれるストレートは魅力たっぷりだった。来シーズンは先発での起用も噂されているがあまりにもリリーフの投球がハマっていたため個人的にはこのままリリーフ起用の方が良いような気がしている。

今年のセリーグの新人投手に関しては、ドラフト上位の投手が活躍する結果となった。スカウトの見る目の確かさを思い知らされた。

野手(セリーグ)

DeNA6位 宮崎 敏郎 セガサミー 33試合52-13 打点5 ホームラン2 打率.250

広島3位  上本 崇司 明治大  30試合30-2   打点2 ホームラン0 打率.077

野手陣はやはり1年目から活躍するのは中々難しい。それでも宮崎は、印象的なバッティングもありルーキーとしてはまずまずの結果だったのではないだろうか?
上本も打撃では苦労したがそれでも30試合に出場できたということは守備、走塁面に見るべきものがあったということなのだろう。来シーズンからの活躍に期待したい。
その他の選手ではDeNA1位の白崎が出場機会は得たものの即戦力としての活躍はできなかった。

長くなってしまったので今日はセリーグ編とし、パリーグに関してはまた後日書き記したいと思う。セリーグの即戦力予想については今年は良い人選が出来たと思う。来シーズン以降も活躍し続けてほしい。

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コメント

  1. パイン より:

    投手の予想は見事でしたね。
    期待も込めてのことだったでしょうが、それだけ昨年は当たりだったということでしょう。
    小川はある程度、計算出来ると思っていましたが、新人王までは考えていませんでした。

    野手がいきなり活躍するのは難しいですね。
    今年の西浦はどうなるでしょうか。

  2. FIYS より:

    > パインさんへ

    藤浪、菅野に関しては予想通りの活躍でした。小川は想像以上で驚きました。三嶋、石山は実力と言うよりはチーム事情で選出したと記憶しています。しかし三嶋は、リリーフ。石山は先発としての予想だったのでこういった形で活躍するのは予想外でしたが…

    野手は中々難しいですね。また即戦力予想はやりたいと思うのですが、今の所西浦の名前を挙げる予定はありません。広島3位の田中の方が上かな?という印象もあるのですが、それでもあえて2位で西浦を獲得したヤクルトスカウト陣の眼力に期待したいと思います。

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