今日のスウェーデン戦を1-1で引き分けた日本は、1勝2分けの勝ち点5でグループFを2位通過し、決勝トーナメント進出を決めた。これで3大会連続の決勝トーナメント進出である。今大会は、出場チーム数が増え、決勝トーナメントに勝ち上がってもベスト32からということで、これからの戦いが厳しいのだが、前回大会に比べ確実にレベルアップした姿を見せてくれている。決勝トーナメントの初戦はブラジル戦ということで、非常に厳しい組み合わせになってしまったのだが、森保監督が8年間をかけて築き上げてきた日本代表は、ナショナルチームとしての完成度という意味では世界でも屈指の存在になっている。もしブラジルに敗れてしまったとしても森保監督のことをしっかり評価し、今後の代表チームの強化に繋げていってもらいたいと感じている。
ドイツ、スペインを破って決勝トーナメントに進出した前回の日本代表も素晴らしいチームだったのだが、オランダをはじめとする各国と互角以上に渡り合えている今大会の日本代表は、歴代最強という異名に相応しいサッカーを見せてくれている。
第1戦
日本2-2オランダ
・注目の初戦は、強豪国のオランダとの対戦となった。前半からオランダの左サイドからの崩しに苦しんだ。相手FWのガクポに突破を許す場面が目立ち、堂安が必死にディフェンスに追われる場面が印象に残った。その前半を0-0で折り返す日本にとっては理想的な展開に持ち込んでみせた。後半は、ファンダイク、サマーフィルにゴールを決められたのだが、その都度中村、鎌田のゴールで追い付き、2-2の引き分けに持ち込んでみせた。
ゲーム全体を見れば、多少オランダに分があったのかもしれないが、前回大会のドイツ戦、スペイン戦に比べれば互角に渡り合える時間が長かったように感じた。南野、三苫、遠藤らが不在でも十分強豪国と渡り合えることを示してくれた。
第2戦
日本4-0チュニジア
・前回大会は、第2戦で格下と見られたコスタリカに敗れてしまったのだが、今回は直前に監督の解任劇があるなど不安定なチーム状態が伺われたチュニジア相手に常に主導権を握って試合を進め、鎌田、上田、伊東、上田の4ゴールで快勝してみせた。これまでのワールドカップでの日本代表戦の中でも最も安心して見ていることが出来たゲームだった。ワールドカップの舞台で実力を見せ付けた中で勝ち切る姿に日本代表の成長を感じた。
第3戦
日本1-1スウェーデン
・決勝トーナメントに向けてのゲームということで、前半戦は両チームにとって非常に重苦しく感じるような展開となった。後半に前田が先制ゴールを奪ってから、試合展開が一気に動き始め、スウェーデンの激しい反撃の前に1点を失い、最終的にはそのまま1-1で引き分けることとなった。ヨーロッパの伝統国の底力を感じるゲームとなったのだが、そのスウェーデン相手にしっかり引き分け勝ち点1を持ち帰ることが出来た所に、やはり日本の成長を感じることが出来た。
私はここのところ、全くサッカーを見なくなってしまい、正直事前に勉強しなければ日本代表の中でも名前と顔が一致しない選手がいるくらい疎くなってしまっている。それでも今回のワールドカップでの日本代表の戦いぶりを見て、世界で通用するだけのチームを作り上げてきたことは感じることが出来た。これだけ選手層に厚みを持たせ、主力に怪我人が出ても、他のメンバーで十分カバーできるだけのチームを作り上げた森保監督の手腕は高く評価されるべきである。
決勝トーナメント初戦のブラジル戦については、個人的には不利予想ではあるのだが、チームとして優勝を目標に掲げているだけに早めにぶつかってフレッシュなうちに真っ向勝負をしたいという思いも選手達は、持っているかもしれない。苦しい戦いが予想されるが、ブラジル相手にどれだけのサッカーを見せてくれるか?という楽しみもある。もう少し森保JAPANの戦いを見たい気持ちが強い。そうなるとなんとしてでもブラジル相手に勝利を掴み取ってもらう必要がある。皆さんはブラジル戦をどう予想しますか?
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