救世主はいるのか?

今日からオリックスとの2連戦が始まるのだが…その前に、いくつかニュースが入ってきている。
9日の中日戦で打球が右すねを直撃し、登録抹消されていた村中は、腫れが引かず、復帰時期は白紙とのことだ。また石川も16日のソフトバンク戦で左手小指に打球を受け、次回登板予定だった22日のロッテ戦の登板を回避するとのことだ。
その他では、ここのところ打たれることが目立っていた平井と先日のソフトバンク戦で打ち込まれた阿部が登録抹消となった。2人ともキャンプから首脳陣へのアピールを続けよく頑張ってきた。疲れが溜まり始めているこの時期に一旦2軍で調整し、状態が戻ったところで再び1軍に復帰してくれるだろう。

こうなるとやはり投手が足りなくなってしまう。2軍に活きのいい若手がいれば良いのだが、軒並み低調な数字に止まっている。誰を1軍に上げて来るのだろう。1人は石川の代役で22日に先発予定となった七條である。昨年末に左膝の手術を受け、出遅れていたがここで出番が回ってきた。昨シーズン前半戦のような状態に戻っているのならばそこそこの投球はしてくれるのではないだろうか?その他に期待できる先発投手もいないためやってもらわなければ困る。是非救世主になってほしい。

怪我人だらけのチームを救う救世主候補は他にはいないのだろうか?イースタンでの成績を見る限り厳しい状況である。サウスポーならルーキー太田、実績のある投手なら小野寺、個人的に期待している山本哲、使い勝手の良い松井光辺りが中継ぎ候補だろうか?やはり物足りないメンバーである。
ワクワクするような若手投手が2軍には非常に少ない状況である。唯一八木は楽しみな素材だが、もう少しじっくり育て、来年以降の戦力となってほしい。

せっかくなので野手陣も見てみたい。山田は、2軍で試合に出続け、今年も立派な救世主候補である。その他では山田と同じく高卒2年目の捕手、西田の打撃が好調である。こちらは捕手というポジションということもありまだまだ先の戦力だろう。それでも中村に続き、高卒の捕手が育っているのはとても嬉しい。2軍のレギュラーを奪う勢いである。
そろそろ出てきてほしいのは、松井淳である。ヤクルト期待の長距離砲である。今シーズンは、2軍でヒットを重ねている。安定感は増してきている。「長打の打てる左バッター」はチーム内に数少ない。期待しているファンも多いだろう。是非今シーズン中に1軍での実績を残してほしい。
後は育成枠の麻生、佐藤の頑張りにも注目していきたい。支配下登録される可能性は十分にある。後は、本人達の頑張り次第である。

怪我人が多いチーム事情だけに誰にでもチャンスはあるだろう。今回は、期待の若手について書いたのだが、2軍でくすぶっているベテラン、中堅の選手には、今が最後のチャンスだと思って猛アピールをしてほしい。

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