高卒ルーキー釜田に軽く捻られる

ヤクルト1-4楽天

交流戦7連敗で本拠地神宮に戻ってきたが、今日も流れは変わらなかった。チーム状態はどん底…だと思うのだが…まだ底が見えない状態である。

今日の先発は、ヤクルト館山、楽天釜田。釜田は、金沢高校出身のルーキーである。絶対に連敗を止めたいカードだったのだが…
ヤクルトのスタメンは、1番飯原、2番森岡、そして田中浩は8番に持ってきた。先にチャンスが訪れたのは、ヤクルトだった。2回に四球と相手のエラーでノーヒットながら1アウト満塁のチャンスを作る。ここで今日8番に持ってきた田中浩に打順が回るのだが、三振を喫してしまう。続く館山も三振に倒れ、もらったチャンスを活かすことが出来ない。
すると4回、館山が崩れる。先頭の銀次に死球を与えると1アウトからガルシアにヒットを打たれピンチを招くと、中村にフェンス直撃の2点タイムリー2ベースを浴びてしまう。続くデレーロの打球をショート森岡が悪送球し3点目を失うと、桝田に犠牲フライを打たれこの回4失点。相手が高卒ルーキー釜田とはいえこの4点は致命的だった。

釜田相手にもチャンスらしいチャンスを作ることが出来ない。7回にようやく相川の四球と田中浩のヒットで釜田をマウンドから引きずり降ろすが、代わったハウザーから飯原がタイムリーで1点を返すのが精一杯。結局1-4で敗れ、連敗を8に伸ばしてしまった。

もうブログに何を書いていいのか分からない状態である。ルーキーの釜田が相手ならミレッジ、バレンティンは打てるのではないか?と浅はかな考えを持っていた自分が情けない。
この釜田投手、金沢高校時代から注目されていた。150キロを超える力強いストレートが印象に残っている。しかし個人的には、球が速いだけでプロで活躍するには時間がかかるのではないか?と思っていた。しかし想像以上に早く1軍デビューし、今日はプロ入り初勝利である。今日に関しては、相手が絶不調のヤクルトだったことを割り引いて考えなければいけないと思うのだが、ストレートとスライダーはしっかり通用していた。2回の1アウト満塁の場面で田中浩をストレートで追い込み、スライダーで三振を奪った場面は、釜田の魅力を感じる投球だった。(映像は見ていませんが…)
ヤクルト好きであるとともにドラフト好きでもある自分としては、こういう投手が出てくるのは嬉しいものだ。そして自分の見る目の無さを改めて感じるのである。
明日のヤクルトの先発は、増渕である。ちなみに私は、この増渕のことをドラフト前は、楽天の田中将大よりも高く評価していた。その増渕がヤクルトに入団となりとても喜んだのを覚えている。今となっては、私の見る目の無さを恥じるばかりなのだが…ということで今の増渕が楽天打線を抑え込むイメージを持つことが出来ない。明日も間違いなく厳しい試合展開になるだろう。
打線に関しては、明日までは様子を見て欲しい。楽天の先発は美馬である。昨年前半は中継ぎで活躍した投手である。今年は、先発としても結果を出し始めているのだが、今日の釜田に続き絶対的な投手ではない。バレンティンに最後のチャンスを与えてほしい。もし明日ダメならスタメン落ちで良いのではないだろうか?外野陣は、飯原、ミレッジ、福地で当分凌いでいくしかないだろう。バレンティンは、DH制の試合のみ先発起用し、復調しなければ…2軍落ちも視野に入れなければならない。
悪いことばかりのヤクルトなのだが、今日の試合では、久しぶりに中継ぎ陣が無失点で繋いでくれた。山本哲は、2イニング、日高、バーネットは1イニングをきっちり抑えた。バーネットに至っては三者連続三振である。登板間隔は空いたが、全く錆びついていなかった。明日からは、何とかバーネットに繋ぐようにチーム全体で頑張らなければならない。
明日も全く期待できないのだが…それでも応援を続けたい。頑張れ!

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