原が元ライバル今永に投げ勝ち、今シーズンの初勝利。

ヤクルト5-2DeNA

怪我もあり、春先から全くボールが走っていなかった原なのだが、夏場になりようやく自分のボールが投げられるようになってきた。公式戦でどんな投球を見せてくれるか気になっていたのだが、DeNA相手に7回無失点の好投でチームを勝利に導いてくれた。大学時代東都でしのぎを削った今永と投げ合っての勝利ということで、原にとってターニングポイントとなるゲームにしてもらいたい。

打線は今永の前に4回までノーヒットに抑えられ、今日もロースコアの展開になっていたのだが、その中で原は原らしく、シュート、スライダー、カットボールなどを駆使して、強力DeNA打線に立ち向かうことが出来ていた。前日、前々日とDeNAの一発攻勢にヤクルトの投手陣が沈んでしまう場面があったのだが、原は怖がらずに自分の投球に終始出来たのではないだろうか?昨シーズン、そしてキャンプ、オープン戦、春先は全く自分のボールが投げられておらず、正直プロ野球人生という部分でも崖っぷちに追い込まれた印象があったのだが、オリンピック中の中断期間のエキシビションマッチでの投球で徐々に本来の姿を取り戻してきていることを確認することは出来ていた。後は公式戦で本来の原の姿を見せるだけという所までコンディションを高めることは出来ていた。そして今日の好投である。もう一度原に期待したくなるだけの投球だった。相手打者のインコースをしっかり突くことが出来ており、7回100球という球数もクリアしたところに状態の良さを感じさせてくれた。

打線は後半戦に入ってから、得点力不足に陥っており、今日も今永の前に4回までノーヒットと点が入る雰囲気がなかったのだが、5回に村上がチーム初ヒットを放ってから徐々に今永を捉えはじめ、古賀の内野ゴロの間に1点を奪ったことにより、重たかった空気が多少変わったように感じた。一旦はダブルプレーで無得点に終わったところから、リクエストで判定が覆ったというシチュエーションもチーム内に漂っていた空気が変わるきっかけになったようにも感じた。
そして今永がマウンドから下りた7回にシャッケルフォードから下位打線がチャンスを作り、ここの所チャンスで結果を残せていなかった塩見に3ランホームランが飛び出し、完全に重い空気を振り払ってくれた。2アウトランナーなしから古賀のヒット、代打宮本の四球で回ってきたチャンスでの塩見の一発と言うシチュエーションも古賀の内野ゴロによる先制点同様空気を変えるのにぴったりのシチュエーションとなった。

P.S 仕事が忙しくなり、中々深い内容のブログは書けませんが、今後ともよろしくお願いします。

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コメント

  1. sabo より:

    原樹理の復活に尽きますね
    ピンチは有りましたが崩れるイメージが湧かなかった
    原は自分のボールを操れてましたね
    今永も元の今永に戻ったようで良かったような少し残念なような気持ちです
    古賀の先制タイムリーゴロが大きかった。綺麗な形でなくても点が取れるのが勝てるチームですからね

    ここまで地方球場で且つ大雨が多かったのでエラーが多かったですが
    ドーム戦はファインプレーやそれに近い好プレーが両軍多かったと思います
    特にショートの元山と大和はいい意味で目立ってましたね
    村上も良く動けていましたし
    逆に雨のグラウンドで守るというのは難しいのだなと再確認しました

    これから日程は厳しくなっていくので原樹理が計算できるとすれば大きいです
    次は明日の小川に期待ですね

  2. FIYS より:

    saboさんへ

    原は良いタイミングで戻ってきてくれましたね。今後のタイトなスケジュールを考えると、原が計算できるようだとありがたいですよね。

    小川が巨人相手にどの程度の投球が出来るか注目したいですよね。

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