これが今年のセリーグなのかもしれない

ヤクルト3-6広島

とうとう6連敗で、2位DeNAとの差は7ゲーム差まで縮まってしまった。今日は先発のサイスニードの調子が良く、サンタナ、村上にもホームランが飛び出していたため、勝っておきたいゲームだったのだが、連敗が続く中でチーム全体が負の連鎖に陥ってしまっているような雰囲気である。
コロナクラスターにより主力が大量離脱してしまった時には、苦戦してしまったのもまだ想定の範囲内だったと思うのだが、離脱したメンバーが戻ってきて以降もここまで苦戦してしまっているのは、流石に想定外だったのではないだろうか?コロナクラスターをきっかけにチーム状態が落ちてしまったことは間違いないのだが、その他にも他球団の状況であったり、猛暑の中での屋外ゲームの多さだったりと様々な要因が重なる中で、チーム全体がもがき苦しんでいる印象である。
しかし今シーズンはどの球団もコロナウイルスの感染には苦しんでおり、現在ヤクルトを猛追しているDeNAも阪神もコロナをきっかけに苦しい時期を経験してきている。私自身は、ヤクルトに特化したブログを書いているため、どうしてもヤクルトのことばかり目が行ってしまうのだが、ヤクルトがセリーグを独走している時は、一見ヤクルトのみが他球団を圧倒しているに見えていた。しかし本当は、他球団がコロナをきっかけに状態を落としていたということも重なっていたのかもしれない。昔からシーズン後にシーズンを振り返るときに「怪我人での離脱者が痛かった。」、「怪我での離脱が少なかったことが優勝に繋がった。」などという言葉が用いられることが多いのだが、コロナ禍3シーズン目の今シーズンは、プロのスポーツ選手でもコンディション作りにこれまで以上に苦しんでいる。やむを得ないコロナ感染による離脱もあり、「一寸先は闇」と言っても良いシーズンなのかもしれない。もう簡単に逃げ切れるシーズンではないことを覚悟しなければならない。
ちなみに私が今シーズンのヤクルトを「強い」と表現したゲームの過去記事を貼り付けておきたい。→「10-0で10ゲーム差
その記事の中でこんなことを書かせてもらった。
『確かに昨シーズン日本一に輝いたチームではあるのだが、シーズン前の下馬評で圧倒していた訳ではない。チーム状態もそれ程良くないということをこのブログでも書き続けていたのだが、交流戦辺りから強さを感じさせるゲームが増えてきている。30年以上ヤクルトファンを続けている身からしてみると様々なシーズンを経験しているだけにこういった展開になっても油断することはないのだが、そろそろ「今のヤクルトは強い。」ということを認めなければならないのかもしれない(もちろん嬉しいことなのだが…)。
これが6月23日のゲーム後の記事である。それから2か月も経たないうちに2位とのゲーム差は7まで縮まっている。今シーズンはどのチームにとっても「大きな山あり谷あり」のシーズンとなっている。

ヤクルト先発のサイスニードは、今日は立ち上がりから軸となるストレートに威力を感じ、ストライクゾーンで勝負する中でしっかりアウトを重ねることが出来ていた。序盤は、完全にサイスニードー中村のバッテリーが主導権を握った中で広島打線と対峙しているように感じた。しかし味方打線が中々先制点を奪えない中で、4回に落とし穴が待っていた。先頭の野間に2ベースを許すと1アウト後秋山を歩かせてしまい、1アウト1,3塁のピンチを招くと続く西川にもストライクが入らず、カウント3-0としてしまうと、ストライクを取りに行ったストレートを完璧に狙い打たれてしまい、打球はライトスタンドに飛び込む3ランホームランとなってしまった。前打者の秋山をストレートの四球で歩かせていたため、ストライクを取りに行かざるを得ない状況に陥ったサイスニードの心理を読み切った西川に軍配が上がった対決となった。サイスニードの調子から行けば、あまりにもったいないこの回の3失点となってしまった。
サイスニードは、打線が1点差に追い上げた直後の6回にも2アウトから2本のタイムリーで3点を失ってしまい、結局5回2/3を投げて6失点(自責点4)という数字が残ってしまった。調子が良いように感じただけにサイスニード自身も悔しい思いをしているのではないだろうか?

打線は、初回~3回まで毎回先頭打者がヒットで出塁したのだが、そこで先制点を奪うことが出来なかった。昨日に続いて、チャンスは作れどあと一本が出ないというモヤモヤした展開になってしまった。広島先発の野村の状態も良いとは感じなかったのだが、崩すことが出来なかった。そうこうしているうちに3点のビハインドを追いかける展開となってしまい、何とか相手のバッテリーミスとサンタナのソロホームランで1点差には詰め寄ったのだが、その後に投手陣が失点してしまい、今日も投打が噛み合わなかった。8回に村上に今シーズン第40号となるソロホームランが飛び出したのだが、試合の流れを変えるまでには至らなかった。
1番塩見、2番青木、3番山田、4番村上、5番サンタナ、6番中村、7番オスナ、8番長岡、9番投手という並びは、考えられ得る最善のオーダーだと感じている。名前だけ見れば間違いなく強力打線である。しかし実際にはコロナの影響やコンディショニングの問題もあって、本来の実力が出し切れていない選手が複数人いる状態が続いている。しかし今日のスタメンメンバーを入れ替えることで打線が上向く可能性はそれ程ないと思っている。今日のメンバーを基本にして、多少枝葉の部分をいじる程度ではないだろうか?

明日からは2位DeNAとの3連戦が待っている。広島からの移動、猛暑の屋外ゲームという厳しさはあるのだが、出来れば勝ち越してもらいたいというのが本音である。しかしDeNAとのチーム状態を比べると「1勝2敗でも御の字。」、「3連敗もあり得る。」と考えていた方が精神衛生上は良いのかもしれない。

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コメント

  1. 超匿名 より:

     相手が球宴後に勝ててないチームだとか、こちらの対戦成績が良いとか、投手が過去に抑えているといったこと全てを超越してしまう程にチーム状態が悪いということなのでしょうね。
     結局この試合も活躍はコロナ非罹患選手でした。山田はクリーンアップを務められる状態ではなさそうですが、監督は起用し続ける意向みたいなので、せめて巨人が岡本に行った様に六番にして、代わりにオスナをもってきたらどうかと思います。サンタナまでの得点効率を高め、六番以降で点が入ったり、コロナ組が復調したらラッキーくらいに思えばストレスが多少は少なくなるかもしれません。 山田のプライドも大事ですが、チームのプライドも守ってもらいたい気持ちがあります。仮にV逸となれば、ヤクルトにとって96敗のシーズンとは違うベクトルの、屈辱的な黒歴史として球団史に刻まれることになるだろうからです。私はそれを許容できる気がしません。

  2. FIYS より:

    超匿名さんへ

    高津監督は3番に塩見を入れてきましたね。セカンドには宮本を起用し、山田をスタメンから外したということは、相当山田の状態が悪いということなのでしょうね。数字以上に追い込まれてきましたね。

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