村上は3年18億、ポスティング容認。

ヤクルト・村上宗隆内野手(22)が東京・北青山の球団事務所で契約更改交渉に臨み、3年総額18億円でサインした。
将来的な米大リーグ挑戦を明かしており、球団と話し合いの場を設け「3年後のポスティングを認めてくれると。25歳ルールが変われば2年後のポスティングの移籍を認めてくださる話をしてくれた。球団の皆さんの判断でこういう契約を結ばせてもらったので感謝しかない」と明かした。
(サンケイスポーツ引用)

リーグ2連覇に大きく貢献し、シーズン本塁打の日本人記録を更新し、三冠王を達成し、2年連続リーグMVPに選ばれたのだから、このくらいの契約は全くおかしくないことである。球団として最大限の誠意を示す契約となったのではないだろうか?そして何と言っても「3年後(ルール改正があれば2年後)のポスティングを容認する。」という部分がファンにとっての一番の関心ごとになっているのではないだろうか?
もちろん一ヤクルトファンとして、村上には出来る限りヤクルトでプレーしてもらいたいという気持ちは持っているのだが、アスリートとして高みを目指していくのは当たり前のことである。そして村上の場合、すでにチームに大きく貢献してくれているため、3年後にメジャーリーグに挑戦するのであれば、全力で応援したいというのが私の偽らざる本音である。
そしてこういった契約を結んだ以上、ヤクルトは村上が在籍する間は、全力でリーグ優勝、日本一を目指していってもらいたい。現段階で遠い将来のことまで語ることは難しいことなのだが、それでもリーグ3連覇、4連覇、5連覇というものを現実的な目標に据えながらチーム作りを行ってもらいたい気持ちがある。村上が昨シーズンや今シーズンのような数字を残すという保証はないし、スポーツには怪我のような大きなアクシデントも付き物である。それでも村上という球界を代表するスーパースターがいる間は、そのアドバンテージを最大限活かして、常に優勝を狙ってもらいたいものである。23年シーズン、24年シーズン、25年シーズンといつも以上にヤクルトに対して高いハードルを設けた中で観戦していきたいと心に誓うこととなる村上の契約更改のニュースとなった。

その反面、村上が3年後もしくは2年後にチームを離れることが確定的となった中で、村上がチームを去った後のチーム作りのことも考えていかなければならない。ドラフトでの西村、澤井、北村の獲得、西村のサードコンバートの報道などからすでに球団として村上が去った後のことも考えていることが伺える。どう考えても村上の穴を1人の選手で埋めるということはあり得ない。それならばチーム全体で底上げを図って、村上がいなくても優勝を狙えるチームを作っていかなければならない。3年後、もしくは2年後という明確な期日があるため、そこに向けて、どうチームを作り上げていくか?という部分にも注目していきたい。

にほんブログ村 野球ブログ 東京ヤクルトスワローズへ
にほんブログ村








コメント

  1. 超匿名 より:

     わかっていたこととは言え村上のメジャーへのレールが引かれましたね。決まった以上はヤクルトにいる間は打ちに打ちまくってもらいたい。渡米後はイチローや松井同様に向こうで燃え尽きるまでプレーしてもらいたい。そして再びヤクルトのユニホームを着ることがあるならば、選手としてではなく指導者としてであって欲しいと思います。元の所属球団に戻ることを「男気」として持て囃す風潮はあまり好きではないです。特に村上が衰えて戻ることがある場合を想定すると、シーズン十数本のホームランしか打てなくなった姿とかは見たくないですね。岩村や青木は戻ってきた以上は応援していますよ。
     書いていて私は張本氏と意見が同じであるケースが多いと気付きました。何世代も年が違う筈なんですけどね。考えたかが古い人間ということですね。

  2. FIYS より:

    超匿名さんへ

    吉田正がメジャーでどれ程数字を残すか?という部分も興味深いですが、村上もどこまで数字を残せるか気になりますよね。まずはヤクルトでしっかり結果を残し続けてもらいたいですよね。
    メジャー挑戦に関してはファンの中でも様々な考え方がありますからね。

タイトルとURLをコピーしました