相手にとっては消化試合。でも勝ちは勝ちだ!

ヤクルト9-3巨人

前日に巨人の優勝が決まり、巨人はビールかけなどもあったため、大勝しても参考記録程度に思っておいたほうが良いだろう。それでも勝ちは勝ちである。石川に2か月半ぶりに白星がついたのは大きなことだ。

ヤクルト石川、巨人杉内で始まったゲームは、立ち上がりから調子の上がらない、杉内をヤクルト打線が捉え、初回に1点、3回には打者13人を送り込み、7安打、3四死球で一挙8点を奪って見せた。今日はこれで勝負あり。

石川は、7回を投げ、被安打11与四球1ながらも1失点にまとめて見せた。巨人も本調子ではなかったと思うのだが、それでも巨人相手に白星をあげることができたことは大きい。テレビ中継で解説の桑田氏も言っていたのだが、今日は、審判が外のボールを取ってくれなかったため、苦しい投球になってしまったが、それでも長打を喰わずに投げ続けることができた。丁寧に丁寧に投げ続け、ゴロの山を築いていった。こういう投球ができれば、巨人打線も簡単には点が取れない。審判との相性が良ければ、もう少し投球内容も変化するだろう。CSに向けて石川の調子が上がってくれば、先発投手陣に関しては、戦える戦力が整ってきそうだ。
リリーフ陣は、大差がついた中での登板だったが、それでも巨人打線のプレッシャーに押され気味だった。押本に関しては、アンラッキーな部分もあったが、あれだけ大差がついている場面で1イニングを投げ切れなかったことは反省してほしい。日高、山本哲については、本当によく投げてくれている。CSに向けてしっかり調整していってほしい。
そして守備面では、ちょっとしたミスが目立った。エラーはファーストの野口がライナーを取り損ねたもの1つという結果が残ったが、雄平や宮出など、プロとしては少し恥ずかしいプレーが見られた。2人とも元投手であり、守備は決して上手くないのだが、もう少し何とかしてほしい。特に宮出はもうベテランなのだから、本職ではないかもしれないが、ファーストの守備も無難にこなしてほしい。

打線は、1番野口、2番雄平、3番田中浩、7番宮出と打順を組み替えてきた。杉内対策という他にこのところ当たっている田中浩を3番に置いて打線をつなげようとしたのだろうが、今日はこれが当たった。1,2番が機能していただけにもしかすると大量点のチャンスもあるのでは…と思っていたのだが、今日は見事につながってくれた。それでもこの並びはどうなのだろうか?2番雄平は、小川監督がやりたいと思っている野球にマッチするのだろうか?足が速く、バッティングにもセンスが光る雄平を起用したい気持ちは分かる。攻撃的な2番バッターとして起用するのなら話は別なのだが、きっちりバントで送りたいのならやはり2番は、田中浩だと私は考える。それでも今回上手くつながっただけに今日以降どのようなオーダーを組んでくるのか注目してみたいと思う。個人的には、2番は田中浩を固定して良いと思っているのだが…
そしてそろそろ中軸に当たりが欲しい。バレンティンは、足を痛めそうになる場面もあり、冷や冷やなのだが、それでも唯一長打が期待できる選手である。とにかく怪我なくCSを迎えてほしい。そしてこの3連戦のポイントになると考えていた川端は、イマイチである。今日こそ結果が欲しい。

CSに向けての視点で試合を楽しみたい。

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