新人王は広島野村とロッテ益田

プロ野球の最優秀新人(新人王)が20日発表され、セ・リーグは9勝を挙げた野村祐輔投手(広島)、パ・リーグは新人最多記録の41ホールドをマークした益田直也投手(ロッテ)が選ばれた。ともに23歳で、平成生まれの受賞は初めて。
 野村はシーズンを通して先発ローテーションを守り、リーグ2位の防御率1.98。セの新人王で規定投球回数に達し、防御率1点台は堀内恒夫(巨人)以来46年ぶり。益田は新人最多記録の72試合に登板し、防御率は1.67だった。
 プロ野球取材歴5年以上の記者投票で、野村は200票(有効投票数261)、益田は116票(同210)を集めた。
(時事通信引用)

セリーグ野村、パリーグ益田ということで順当な選出となった印象だ。
野村に関しては、ヤクルトもかなり苦しめられた。緩急、高低、内外を上手く使った投球は、良い意味で新人らしからぬ投球だった。フィールディングや牽制を含め、高いレベルで安定した投手である。前田健太とともに広島の将来を担う選手となりそうである。シーズン前から大本命と言われる中での新人王獲得は、素晴らしい。
2位の中日田島との票数もかなり離れていたが、田島も中継ぎとして素晴らしい投球を見せてくれた。パリーグの新人王益田に比べて登板数こそ劣っているが遜色ない成績をあげている。高年齢化が進む中日投手陣の救世主的存在だった。田島にも胸を張ってほしい。

パリーグは、ソフトバンクの武田の可能性もあるかと思ったが、シーズン通して投げ続けた益田の受賞に異論はない。益田の1年目でのこの成績には驚いた。質の良いストレートとスライダーを始めとする変化球でプロの打者を手玉に取って見せた。後半戦に少し失速した印象もあるので来シーズンの出来が少し心配にはなるのだが、1年目でのこの成績はアッパレである。
ロッテは、藤岡が思ったような成績を挙げられなかったものの中後、鈴木はまずまずの成績を残した。新人王の益田を含め今後も注目していきたい。
武田も後半戦からの登場だったが、8勝1敗防御率1.07という高卒ルーキーとしては驚きの好成績を残した。個人的には、この武田が新人王に輝くのではないかと思っていた。登板は11試合のみだったのだが、それほどまでに驚異的な数字だった。

両リーグともに中々ハイレベルな新人王争いだったと思う。新人の即戦力予想の記事も書いていたので今後答え合わせの記事を書きたいと思う。

野村選手、益田選手おめでとうございます。

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