日高に暗雲。遅れてきた外野手候補川崎成晃!

オープン戦 ヤクルト1-7楽天

今日の試合はタイトルの通りで良いのではないだろうか?日高に関しては調子が上がらないと感じていたが、やはり状態が良くないようだ。また野手陣では外野手争いにまた一人新たな選手が加わりそうな雰囲気がある。

先発の館山は、徐々に状態を上げていっているようだ。5回を被安打4奪三振2与四球2の1失点。特に心配することもないだろう。次回次々回ともう少し長いイニングを投げていくことになるだろう。

そして日高である。ずうっと調子が良くないと感じていたが、今日の出来はひどかった。2回を被安打8奪三振1与四球2の6失点。何も擁護できない数字が並んでいる。私はこの日高には先発投手として大いに期待しているのだが、この状態では戦力として考えることは出来ない。一旦ファームでしっかり調整する必要があるだろう。気になるのは身体の状態である。皆さんご存知の通り、中継ぎサウスポーが希薄なチーム事情があり、昨シーズンの日高の起用法はかなり滅茶苦茶なものであった。勝ちゲームでも負けゲームでも回またぎでもワンポイントでも色んな場面に起用されてきた。経験値という意味では非常に大きな財産を得たシーズンだったのかもしれないが、高卒4年目の細身の身体がその起用法に耐えられたのかどうかは分からない。今シーズンのキャンプからの状態を見ると非常に心配になってしまう。早く本来の姿を取り戻してほしい。

野手陣では田中浩、岩村がマルチヒットという話題の他に、川崎が先発起用され、いきなりタイムリー2ベースを放ったことに触れておきたい。社会人出身の3年目の外野手である。昨シーズンは1軍キャンプに選出されるも怪我によりチャンスを逃してしまった。今シーズンに関しては激戦の外野手争いの中でアピールするのは難しいのでは?と考えていたが、2軍の試合で満塁ホームランを放つなど結果を残し、今日の1軍での先発出場にこぎつけた。そして今日の試合でタイムリーを放ったことでまたチャンスが与えられそうな雰囲気がする。レギュラー候補の超大穴として名前を挙げても良いのかもしれない。
この川崎ドラフト6位ながらも社会人時代にはそれなりに注目され、話題となった選手である。その身体能力の高さから、かなり高評価をしている雑誌もあったように記憶している。この手のタイプの選手の場合は課題となるのはやはり打撃である。もし川崎がこれからのオープン戦で打撃でアピールできたとするなら非常に面白い存在になりそうである。タイプ的に比べたくなるのは飯原である。飯原の場合は高い身体能力を上手く野球に活かせていない印象が強いのだが、この川崎はどうなのだろう?要注目である。

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コメント

  1. パイン より:

    オープン戦の中にはこういう試合がありますね。

    統一球で傾向が変わってきたことはあるでしょうが、前半戦ではピッチャーは打たれます。
    日高は次でダメなら、2軍で調整でもいいでしょう。八木が上がってくるかも知れません。

    川崎は正直、期待していませんでした。
    しかし、2軍で2番センターでしたから、上での起用を睨んでのことだったかも知れません。
    そこで結果を出しての1軍昇格ですから持ってますかね?

  2. FIYS より:

    > パインさんへ

    1試合1試合で一喜一憂していても仕方ないですよね。ぼろ負けのように感じますが、良い部分もあるゲームでしたね。
    日高は、期待しているだけにとても心配です。

    川崎は、身体能力の高さを上手く活かせれば本当に面白い存在になりそうですね。

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