バレンティン４番の仕事！上田（呆）（笑）

ヤクルト５－４中日

上田の凡ミスなどもあり、負けパターンのゲームだったのだが打線が苦手のカブレラを攻略し、逆転勝ちに成功した。接戦を制しての勝利！今のヤクルトは内容なんてどうでも良い。とにかく連勝できたことが大きい。９連敗がチャラになるわけではないが、嬉しい連勝となった。

中４日で先発となったナーブソンは、５回を被安打７与四死球３の３失点という数字が残った。守備陣に足を引っ張られた部分もあるのだが、やはりまだ良さが見えてこない。技巧派の割にはコントロールが良い訳でもなく、球数もかなり多めである。今回も５回で１０３球と言うことでこれでは中４日のローテーションで回れたとしてもそんなにプラスの要素はなさそうである。もう少し変化球が低めに集まれば…抑えられるのだろうか？ヤクルトファンの皆さんはこのナーブソンをどのように評価しているでしょうか？

リリーフ陣はうっすらとではあるが形が見え始めた。今日は６回からカーペンター、ロマン、秋吉、山本哲と１イニングずつ繋いで見せた。
ロマンは上田とバレンティンのまずい守備にも足を引っ張られ、一旦は勝ち越し点となるタイムリーを浴びてしまったが、おそらく予定通りの継投が出来たのではないだろうか？
カーペンターの扱いはまだ何とも言えないのだが（個人的にはミレッジと入れ替えて２軍で結果を残せるまでは１軍では起用しない方向で良いと思うのだが…）、７回～９回に関してはロマン、秋吉、山本哲でもしかすると固まるかもしれない。固まれば非常にありがたいのだが…そう簡単にはいかないだろう。おそらく今シーズン最も組し易い相手が今日の中日だと考えているので来週の巨人、阪神との３連戦でリリーフ陣の真価が問われるのだと思う。ロマン、秋吉、山本哲に注目してみてみたい。（先発陣が打ち込まれてほとんど出番なしと言う最悪の展開だけは避けてもらいたい。）

打線に関しては、苦手のカブレラ相手によく健闘したと思う。４回の得点は上田が四球で出ると川端の初球に盗塁に成功し、川端がすぐさまタイムリーで返すという理想的な攻撃を見せると、その後のチャンスに畠山が低めのボール球を上手く拾って逆転に成功した。素晴らしい攻撃だったと思う。川端のタイムリーで終わらずにバレンティンがヒットで続き、飯原がきっちり送りバントを決めた中で畠山がタイムリーを放つというこれ以上ないスムーズな形で逆転につなげることが出来た。畠山のあのバットコントロールは状態が良い証拠だと思う。
そして逆転された後の７回には四球とヒットで満塁のチャンスを作るとバレンティンがインコースの厳しいボールをコンパクトに捌き、逆転タイムリーを放ってみせた。今日のバレンティンは単打３本と言うことでバレンティンらしくなかったが、これも立派な４番の仕事である！最高の場面でタイムリーが飛び出した。正直この場面、中日に又吉がいれば嫌だったのだが、今日登録抹消されていたようだ。これは少しラッキーな部分もあったのかな？と感じたが中日ファンはどう感じているのだろうか？

打線は頑張ったのだが、やはり守備は頂けないプレーが目立った。特に上田に関しては、このブログでは、他の外野陣より守備は良いということを書いてきているのだが、それをかき消すような凡ミスの連続で正直呆れてしまった。それでもヒットを２本放ったり、先制点につながる盗塁を決めたり（その後一つ失敗。）と良くも悪くも目立ちまくっていた。ここら辺が小川監督に評価されない部分なのかもしれない。個人的には強く推している選手だけに今日は厳しめの文面を書きたいと思うのだが、当たり前のことを当たり前にこなせる選手になってほしい。まだまだ準備不足な一面が見て取れる。盗塁にしても今日失敗した場面はもう少し相手バッテリーにプレッシャーを掛けてから走るという選択肢もあったのでは？と思ってしまう。
ヤクルトには身体能力は高くても野球下手な選手が多い。上田ももう少し野球が上手くなればチームに欠かせない存在になると思うのだが…それでもこの派手な感じが個人的には好きなのだが…小川監督がいつまで我慢してくれるだろうか？


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