ナーブソン1安打完投負け。そして川端の名前が消えた。

ヤクルト1-2DeNA

観戦は出来ていないのだが、ナーブソンは来日後最高の投球を披露したのではないだろうか?それにしても1安打完投負けとは…残念である。
そして川端が先発から外れた。腰の張りとのことだ。やはり怪我をしやすい体質なのだろうか?下半身の動きの硬さが気になる所である。

先発のナーブソンは結局8回で98球を投げ、被安打1(被本塁打1)与四死球5の2失点。という数字が残った。とにかく6回のバルディリスの2ランホームランが痛かった。
今日の試合は全く見れていないため分からない部分も多いのだが、やはりこのナーブソン素人目には何が良いのか分かりづらいピッチャーである。今日も1安打完投とは言え、5つも四球を与えてしまっている。それも3回~5回までは先頭打者を歩かせるという不安定ぶりである。それでも今日は球数が増えなかった。一球速報を追っている印象ではDeNAの早打ちに助けられたようにも感じるのだが、どうだったのだろうか?ストライクゾーンに来たボールはバッターから見るとおいしいボールに見えるのだろうか?それを強振した結果、芯をずらされ打ち取られていくというパターンなのだろうか?
ファストボール系のボールはストレートとカットボール、ブレーキングボール系がカーブとチェンジアップということで緩急と微妙に動くボールを駆使して打ち取っていく形だろうか?明らかなボールゾーンのボールは見極めやすいが、ストライクゾーンに集まると打ち損じを誘発するということか?ここら辺は専門家の解説者の言うことに耳を傾けたいと思うが、動くボールで打ち損じを狙うパターンと緩急でタイミングを崩すパターンという2つの武器を駆使するタイプと見て良さそうだ。
今日の負けで0勝3敗となってしまったが、次回以降に期待したくなる投球を披露してくれた。細かいコントロールで打ち取るタイプではなさそうだが、どれだけストライクゾーンに投げ切れるか?ということが今後の課題となりそうである。(ここ2試合ボークも取られてしまっているのでそこも注意してほしい。)

打線は先発モスコーソの前に抑え込まれてしまった。DeNA先発陣の中では、昨日の井納、今日のモスコーソの2人が威力のあるボールを投げ込んでおり、崩しづらいと感じていたのだが、まんまと抑え込まれてしまった。それでも昨日、今日とビッグチャンスは作れていただけに非常にもったいない印象が残るゲームとなってしまった。

特に6回と8回のチャンスで打線が繋がらなかったのが痛かった。6回は先頭の山田がヒットで出ると盗塁に成功し、上田の犠牲フライで3塁にまで進塁する。しかしここで3番森岡、4番バレンティンが連続三振で先制点のチャンスを潰してしまう。森岡の場面ではDeNAバッテリーは明らかに三振を狙った配球をしていたと思う。ここはDeNAバッテリーに上手く攻められてしまったと感じる。
そして8回は、球数が100球を超えて球威が落ちてきたモスコーソから上田が四球で出ると、森岡がヒットで繋ぎ、代走の比屋根が盗塁を決めた後、バレンティンが歩かされ、1アウト満塁のチャンスを作る。ここでDeNAはモスコーソを諦め、大原をマウンドに送る。ヤクルトも雄平に代打飯原で勝負を賭けると、飯原が見事に期待に応えるタイムリーヒットを放ち、点差を1点に縮めることに成功する。完全に押せ押せムードになったのだが、続く畠山、荒木が代わったソーサに連続三振に抑え込まれてしまい、同点、逆転のチャンスを逸してしまう。昨日の7回表の攻撃もそうだったのだが、一打同点、逆転のチャンスで一本が出ない試合が続いてしまった。なんだかんだでバレンティンの状態が上がってこないことが打線の繋がりを悪くしていると言っても良いのかもしれない。今日は3番を担っていた川端も欠場ということで、迫力に欠けてしまった。ストレスの溜まる試合が続いてしまったことは否めないが、相手が井納、モスコーソということを考えるとそこまで悪いゲームではなかったと思う。しかしGWの好調さは完全に影を潜めてしまったことも確かである。明日は絶対に獲らなければならない。同一カード3連敗は避けなければならない。井納、モスコーソに比べれば加賀美は組し易い相手と感じる。5点以上は得点してしっかり勝ちたいところだ。

P.S 今日はNPB、MLBとノーヒットノーランの話題で盛り上がりましたね。記事にした通りヤクルトではナーブソンが1安打完投負け、オリックスはディクソンが8回に代打大谷にヒットを打たれるまでノーヒットピッチングを披露し、メジャーではダルビッシュが9回2アウトまでノーヒットピッチングと皆後一歩の所で大記録を逃してしまった。
ナーブソンは7回1アウトからバルディリスに2ランを浴び、1安打完投負け。
ディクソンは二刀流大谷に阻止される。
ダルビッシュはまたもや9回2アウトから大記録を逃す。(過去記事)→「ダルビッシュ快投
ということで3人ともノーヒットノーラン達成ならずも話題性のある結果となった。ダルビッシュはやはり歴史に残るピッチャーである。今日は7回2アウトの時点でノーヒットが途切れたと見て良いと思うのだが、いつでもチャンスが巡ってくるように感じさせるほどの投球を見せている部分が恐ろしい。NPBに所属しているうちに1回は生で投球を見てみたかった投手である。

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コメント

  1. でぶちゃん より:

    昨年の八木、今年はナーブソンかあ・・・打線の援護がない。3番森岡は仕方ないけどせっかく狭い横浜なんだから長打力優先のオーダーでいってほしかった。(飯原、バレンティン、雄平、ユウイチ、サード畠山でもよかった)。

  2. FIYS より:

    > でぶちゃんさんへ

    今年のチームであれば先発投手がこれくらい投げてくれた試合は何とかものにしたいですよね。

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