バレンティン復帰も大事な場面に姿なし。

ヤクルト4-8DeNA

バレンティンは3番レフトで復帰となったが、7回の守備からベンチへ退いてしまったため7回の1アウト満塁の場面では打席に立つことさえできなかった。状態がどこまで戻ってくるのか気になるところだ。

先発の村中は前回のノーゲームの試合でも感じたのだが、やはり昔の力でねじ伏せる投球を期待すること自体に無理があるのかもしれない。
あくまでも素人目線での話になってしまうのだが、1軍で台頭してきたころの、いかにもバネがありそうな躍動感のあるフォームが失われてしまっている印象がある。下半身に粘りがないとでも言えばよいだろうか?厳しい言葉になってしまうが「老いた。」という言葉を使いたくなるような投球内容である。まだ高卒9年目の27歳なのだが…
数年前からどこかこじんまりしてしまった印象はあったのだが、これに関しては、安定感を出すために本人が考えて行っていることであり、これからもっと成長するのではないだろうか?と感じていた。しかし今思えばすでにこの頃から歯車が少しずつ狂い始めていたのかもしれない。ちょっとしたフォームのずれを修正さえすれば素晴らしいピッチングを見せてくれるのでは?と考えていたのだが、私が想像していた以上に村中は自分のピッチングを見失ってしまっているのかもしれない。もしくはどこか身体のトラブルを疑ってしまう。
村中に関しても今後の起用法をどうしていくのか悩ましい所である。こんな内容の投球しか出来ないのならとにかく自分本来の姿を取り戻すために2軍でしっかり調整したほうが良いのではないだろうか?
4回1/3で被安打10(被本塁打1)与四死球1の6失点。奪三振は0である。1軍レベルの投球とは言えない。

中日戦、DeNA戦での5連敗は特に惜しいと感じるゲームもなく実力の無さを物語っている。チーム状態が崩れることによってリリーフ投手陣の起用法も崩れてきてしまっている。登板間隔的な問題もあると思われるためこればかりは仕方ないのだが、シーズン序盤の苦しい頃を思い起こさせるような厳しい継投が続いている。決まった場面での登板ではないためブルペンでの調整やマインドコントロールが難しいとは感じるが、何とか粘ってもらいたい。

打線はバレンティンが戻ってきたことによってやはり威圧感は出て来たのではないかと感じる。

1番 セカンド    山田
2番 ファースト   川端
3番 レフト      バレンティン
4番 センター    雄平
5番 サード     森岡
6番 キャッチャー  相川
7番 ライト      武内
8番 ショート     川島
9番 ピッチャー   村中

上位打線でとにかく相手チームにプレッシャーを掛けて行こうという作戦だと感じる。打線に関しても開幕直後を思い起こさせるようなオーダーとなった。
この並びに関してももう少し試合を見てみないと何とも言えないのだが、相手のミスもあって初回に三浦を一気に崩すチャンスがあったのだが1点しか奪えなかったのが痛かった。それでもバレンティンがいることによってビッグイニングのチャンスは増えることを予感させた初回の攻撃だった。それだけに今日は相川のブレーキが痛かった。こういう時に期待したいのが相川のような経験豊富なベテラン選手の力なのだが…

そして頼みのバレンティンも7回の守備で退いてしまったため、その裏の一発出れば同点という場面で打席に立つことが出来なかった。状態が悪いのなら無理をしてほしくないのだが、展開的にもまだ引っ込める必要はなかったように感じる。(代わりに入った飯原が2点タイムリーを放ちましたが…)ちなみに飯原の2点タイムリーはもう少しで同点ホームランという当たりだったのだが、あの打球でシングルヒットとなってしまったのが頂けなかった。試合を見ていないので詳しくは分からないのだが、1塁ランナーの川端が走塁ミス、判断ミスを犯してしまったということなのだろうか?この走塁で流れを相手に引き渡してしまったような気がする。残念な場面だった。

明日からの巨人戦も苦戦が予想されるが、何とか勝利を手にしてほしい。石川は背水のマウンドとなるだろうし、野手陣も何とか内海を打ち崩してもらいたい。

P.S  グリエルはDeNAのユニフォームが似合っていますね。非常に映えます。

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コメント

  1. パンダ より:

    苦しいですね。何とか連敗止めたいですね!!石川投手ヤクルトには珍しく東京ドーム苦手じゃないので粘って欲しいですね。

  2. FIYS より:

    > パンダさんへ

    苦しい状態でしたが、石川がやってくれましたね。今日の1勝を活かして何とかこの巨人との3連戦を勝ち越してもらいたいですね。

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