村中復帰もノーゲーム

今日のゲームは降雨により4回表でノーゲームとなった。ということで4月6日以来の1軍マウンドとなった村中について少し書きたいと思う。

元々期待値の高い投手なだけにどうしてもハードルは高く設定してしまうのだが、今日の村中も個人的に期待しているような力でねじ伏せる村中の姿ではなかった。もうそういった姿を期待している私の方が考えを改めたほうが良いのだろうか?

とにかくここ数年の村中を見て気になるのはストレートで空振りを奪えなくなっていることである。球速自体はそこまで落ちていないと思うのだが、打者に嫌がられるようなボールを投げれていない印象がある。本当にどうしてしまったのだろうか?高卒とはいえ今シーズンは9年目のシーズンである。本来であれば本格化していてもらわなければ困ってしまう年齢になっている。怪我に苦しんだ部分もあったのだが、あまりに伸び悩んでいるのが気になる。

今日の投球も初回に2アウトから四球とヒットで満塁のピンチを招いてしまうなど悪い意味で村中らしい投球となってしまった。3回の丸とエルドレッドのホームランも2アウトから2者連続で初球を叩かれてしまった。強めの雨が降っている中で投げづらい部分もあったと思うのだが頂けない投球内容だった。
それでも4月の登板の時に比べれば状態は上がってきていると思う。今日は3回46球を投げたところでノーゲームとなってしまったのだが、試運転と考えれば良い登板となったのではないだろうか?しかし次回の登板時にはどんな投球をしてしまっても言い訳は許されないだろう。

自分本来のボールが投げれていないと感じているのならば、その状態でどうやって相手を抑え込んでいけば良いのか考えてもらわなければならない。私自身も力でねじ伏せる村中の復帰をいつまでも望んでいてはいけないのかもしれない。村中の野球人生の分岐点がやって来ているのかもしれない。本人はどんなことを感じているのだろう?あくまで今までの投球にこだわっていくのか?それともモデルチェンジを模索するのか?どちらを選ぶにしても強い覚悟が必要だろう。

P.S 今日は村中が復帰を果たした。小川ももうすぐ帰ってくる。野手陣ではバレンティンと畠山がオールスター前後で戻ってくることが考えられる。ようやくそれなりのメンバーで戦える時が近付いてきている。(今後怪我人がでなければの話しだが…)
小川監督最後の大勝負の時が近付いてきている。ここでチームを立て直せなければ来季の契約はおそらくないだろう。個人的には好きな監督なだけにこの勝負に勝ってもう一度ヤクルトスワローズを優勝争いが出来るチームにしてもらいたい。諦めるのはまだ早い!

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