2014ヤクルトのドラフト(1)

まだ9月に入ったばかりなのだが、今年もドラフト関連の記事をそろそろ書いていきたいと思う。本来であればまだシーズン真っ只中なので書く時期ではないのだが、今年のヤクルトも低迷しているため、こういった記事も書ける時に早めに書いていきたいと思う。
個人的なドラフトの楽しみ方としては、ドラフト本やネットで情報収集をしながらヤクルトの補強ポイントに選手を当てはめていく形である。まだ高校生、大学生のプロ志望届も出ていない状態であり、これからどんどんと情報収集をしていきたい所なので、今日はさわりぐらいの記事にしたいと思う。

昨年の記事はこちらから→「2013ヤクルトのドラフト(1)」、「2013ヤクルトのドラフト(2)

私が考える今年のドラフトの補強ポイントは昨年とほとんど変わらない。
①5~6年後を担う主軸候補②即戦力中継ぎサウスポー③内野守備名人

最下位のチームなので補強したいポイントはいくつもあるのだが、まあ最低限①と②の指名があれば良いなと言った所である。
①に関しては、今年は中々活きの良い高校生野手が多いので2人くらいの指名があっても良いのでは?と感じている。筆頭候補は岡本(智弁学園)である。とにかく右の長距離砲は希少価値が高い。時間はかかるかもしれないが、獲得するに値するだけの選手だと思う。守備、走塁に特に見るべきものがなく、いかにもパリーグ向きな選手の印象はあるが、こういうタイプの長距離砲はどこかで獲得に動く必要がある。タイミングとしては、「今!」なのではないだろうか?
その他にも野球センス抜群の浅間(横浜)は近年の高校生外野手の中ではトップ評価の選手だと思うし、同チームの高濱(横浜)も大型ショートとして面白い。九州学院時代の吉本亮を彷彿とさせる。
甲子園で目立っていた脇本(健大高崎)も私は3位くらいで消えるのではないかと思っている。積極的な走塁とノーステップ打法であの飛距離は魅力的である。
下級生時に甲子園に出場した栗原(春江工)はリーダーシップに優れた捕手である。ポジション的にはヤクルトの補強ポイントとずれて来るが、人間性と捕手以外のポジションも出来そうなため面白い存在のように感じるし、桒原(常葉学園菊川)のようなスケールの大きな内野手も気になる。
非甲子園組では、松田(札幌日大)、幸山(富山第一)の大型スラッガー候補の名前が多少挙がってきているし、宗(横浜隼人)の身体能力も捨て難い。
まあ今日の所は名前だけ挙げてみたという所なのだが、私は岡本、浅間の実力が抜けているかな?と考えている。どちらも将来の球界を背負って立つようなスタープレーヤー候補だと思うのだが、個人的にはスラッガータイプが欲しいので岡本を推してみたいと思う。

②に関しては、即戦力投手が欲しいのだが、先発でいきなりチームを浮上させるような活躍を期待できる投手はそう簡単には獲得できないため、敢えて中継ぎサウスポーと言う形に絞って見た。この項目も毎年のようにポイントに挙げているのだが、今年であれば変則投法の浜田(九州産業大)、ボールの切れ味抜群の横山(新日鐵住金鹿島)、加藤(新日鐵住金かずさマジック)辺りが気になる存在である。
浜田は長い手足からいかにも打ちづらそうな変則フォームで投げ込んでくる。リリーフとして非常に面白そうである。横山は高校時代からそのボールのキレに将来性を感じていたのだが、社会人でしっかりドラフト候補に名前を連ねてきた。横山もリリーフとしてなら即戦力の期待がかかる。そして最も実践力がありそうなのが、加藤である。今シーズン序盤は阪神のルーキー岩崎が活躍したが、加藤もゆったりしたフォームからキレの良いボールを投げ込むことが出来る。コントロールも安定しており、使い勝手が良さそうである。

③に関しては、該当者なしである。まあそもそもプロのレギュラークラスより上手いアマチュア選手など中々いないものである。守備が高く評価されてドラフトにかかった選手の代表格と言えば宮本慎也(ヤクルト)だが、その他を探してみても久慈(阪神)、奈良原(西武)、小坂(ロッテ)、平野(オリックス)、藤田(横浜)辺りしか思い浮かばない。(外野なら英智辺りか…)
上記に挙げた選手は本当に物凄く守備が上手かったのだが、こんな選手は簡単に出て来るものではない。私の情報収集力では今年この③に該当する選手はいないのだが、もしこんな守備名人がいるという情報を持っている方がいたらコメントを頂きたいと思う。

今日はこんなところにしておきたいと思う。少しずつ情報も出て来ると思われるのでその都度ドラフト関係の記事も内容を深めていけると思う。

今年のドラフトは各球団様々な思惑を持って会議に臨むのではないだろうか?すなわちゲーム性が高いドラフト会議になるような気がしてならない。本気で獲得したい選手がいるのなら簡単に1位指名を公言しないなどの工夫があっても良いのかもしれない。情報戦はすでに始まっている。

P.S ドラフト関連のコメントは今年もいつでも受け付けております。よろしくお願いします。

にほんブログ村 野球ブログ 東京ヤクルトスワローズへ
にほんブログ村







コメント

  1. でぶちゃん より:

    今年は全て投手でしょう。それも大学、社会人最低6人は必要、軟投派はいらない、全てパワーピッチャー、野手は高卒内野手を育成で2人獲る。あとスカウトの眼力もう少し良くならないかなあ、一芸ばっかじゃやっぱり勝てないよ。

  2. FIYS より:

    > でぶちゃんさんへ

    即戦力のパワー系投手かき集めドラフトですね。ギャンブル系のドラフトですね。

タイトルとURLをコピーしました