日の丸飛行隊復活?

ここ数年低迷していた日本ジャンプ陣が今シーズンは大健闘している。そしてついに28日、29日のW杯札幌大会で伊東大貴選手が2連勝を果たした。地元での大会の優勝ということでまだまだ評価できない。という人もいるかもしれないが、今シーズンの伊東選手は、伝統のジャンプ週間で表彰台に上がるなど活躍を続けていた。10代の頃から日本代表として世界と戦ってきた伊東選手もいつの間にか26歳になっていた。世界の壁は厚かったが、この2連勝で完全に壁を越えたように感じる。
ジャンプというスポーツは、微妙な技術が必要なようで、多くの選手に低迷期が訪れる難しい競技に感じる。次回のソチオリンピックまではまだ時間があり、手放しでは喜べないかもしれないが、日の丸飛行隊がようやく完全復活する日が来たような気がする。
私がジャンプに興味を持ったのは、92年のアルベールビルオリンピックからである。ちょうどV字ジャンプに移行した頃だったように記憶している。94年のリレハンメルオリンピックでは、原田選手の「世紀の失速」がありながらも団体銀メダル。98年の長野オリンピックでは、団体金、個人でも舟木選手が金と銀、原田選手が銅と大活躍をしていた。その後ルール改正の影響もあってか日本勢は苦戦が強いられていた。
若手選手も伸び悩み、未だに葛西選手、岡部選手のベテラン勢がエースという状況であった。伊東選手も伸び悩んでいる印象があったのだがようやくW杯で優勝することが出来た。竹内選手、渡瀬選手、小林選手なども結果を残し始めているだけに日の丸飛行隊の完全復活に期待したい。そして個人的には、大好きな葛西選手にもまだまだ頑張ってもらいたい。
伊東選手W杯優勝おめでとうございます。

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