ヤクルト2-15巨人
7月のDeNA戦で1-14での敗戦があったばかりなのだが、それから1か月も経たないうちに今日は、2-15というスコアで巨人に大敗してしまった。先発のランバートは、ここ2試合相手打線を力でねじ伏せる見事な投球を見せてくれていただけに、ここまで打ち込まれてしまうのは想定外だった。それにしても丸は4打数4安打3打点でサイクルヒット、中山は2本塁打含む5打数4安打4打点、リチャードは満塁ホームラン含む5打数4安打6打点ちょっと信じられないようなスタッツが並んでしまった。ランバート、丸山翔、長谷川といくらなんでも打たれ過ぎである。
ヤクルト先発のランバートは、初回からストレートの球速自体は出ていたため、状態自体は悪くないかな?と思っていたのだが、いきなり丸に2ランホームランを浴びてしまった。しかし、この一発については、ある程度インコースへ投げ切ったボールを丸に打撃技術の高さで捌かれてしまった一発であり、仕方ない部分もあったかな?と感じていた。ここから立て直してくれれば全く問題ないかな?程度の気持ちだった。しかし、ランバートは2回には中山にソロホームランを浴びると、3回にも中山に2ランホームランを浴びてしまう。5回には岸田とリチャードにタイムリーを浴びてしまい、結局5回を投げ切ることなく丸山翔へ継投することとなってしまった。
今日のランバートは4回1/3で79球を投げ、被安打13(被本塁打3)の8失点で降板となってしまった。無四球でありながら3ホームラン含む被安打13というスタッツはさすがに打たれ過ぎである。ここまで打ち込まれた原因がバッテリー間でしっかり掴めていれば良いのだが、実際はどうなのだろうか?次回の登板時にはしっかりやり返してもらいたいところである。
大差が付いてしまった中で、その後は、丸山翔が1回2/3、長谷川が3回を投げ、何とか試合を終わらせてみせた。しかし丸山翔は四球でランナーを溜めた後にタイムリー、満塁弾を浴びるという内容的にも最悪の投球となってしまい、長谷川も3イニング投げてくれたのだが、それだけが評価ポイントとなってしまうような投球に終始してしまった。丸山翔も長谷川もチーム内での序列は高くないだけに、こういう場面でも結果を残したいのだが、今日はアピールとまではいかなかった。
打線は、初回に村上の犠牲フライで1点を返し、この展開であれば、何とかなるかな?という思いも抱いたのだが、その後ランバートが打ち込まれる中で、戸郷を立ち直らせてしまった。これだけ大差が付いてしまうと追いかけることも難しくなってしまう。結局戸郷に8回まで投げられてしまい、2点を奪うのがやっとだった。8回にはここの所トップバッターとして試合に出場している太田がアクシデントで交代するなど踏んだり蹴ったりのゲームとなってしまった。
しかし、逆に言うと切り替えやすいゲームになったと感じるため、明日のゲームでしっかり取り返してもらいたい。
P. S 8回の戸郷VS村上の打席は見応えがありましたね。2-15と大差が付く中で戸郷は全球ストレートで村上と勝負し、村上は途中からストレート一本に絞ってフルスイングしているように見えました。戸郷の挑発に村上が乗る形となり、最後はボール球の低めのストレートにも村上がスイングを掛けていった、三振となってしまった。こういう大差が付いた打席でも冷静に自分の打撃を崩さないのがいつもの村上なのだが、今日は大差が付いていることもあってか、最後は多少のボール球でも手を出していきましたね。三振を奪った後の戸郷の派手なガッツポーズが印象に残りました。戸郷と村上のガチンコ勝負、これもプロの魅せるプレーだと感じました。
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