内容が良くない…集中力が切れている?

2025試合結果


ヤクルト2-10DeNA

ここ数試合、勝ちゲームも負けゲームも内容が良くないゲームが続いている。最下位に沈んでいるとは言え、ホーム神宮でのゲームでもう少しプロらしいゲームを見せてもらいたいのだが…

先発の高梨は、初回簡単に2アウトを奪い、ボールのキレ自体は今日も悪くなさそうに感じたのだが、筒香に四球を与えるとそこからビシエド、佐野、松尾に3連打を許し、2点を失ってしまった。この辺りが高梨の脆さである。ボール自体の走りはそこまで悪いということはなかったと思うのだが、そんな中で2アウトランナーなしから2点を先制されてしまうというピッチングは勿体ないという他ない。3回は、早いカウントから勝負を掛けてきた筒香、ビシエド、佐野に3連打を浴び、1点を追加されると、林に犠牲フライを許し、もう1点追加されてしまった。4回、5回の投球内容を見ても、今日の高梨はやはり調子自体は悪くないように感じた。しかし、そんなゲームでも5回で4失点を喫してしまったことが課題である。
今シーズンの後半戦、1軍に戻ってきてからの高梨は、コンスタントに良いボールを投げ続けている。ローテを守りながらこれだけのボールを維持していることはプラスに捉えたいのだが、それでも試合を作れないという部分が何とももどかしい。後一歩という所までは来ているのだが…
リリーフ陣では、8回を任された木澤が決して厳しいシチュエーションの登板ではなかったのだが、4連打にワイルドピッチや四球も絡み4点を失ってしまった。力投型のリリーバーということで毎試合力一杯腕を振ってくれているのだが、今シーズンの木澤は試合ごとの波も大きく感じる。ちょっと厳しい場面で首脳陣が起用するのを躊躇いそうになる投球内容だった。

打線は序盤からDeNAにリードを許す展開の中でジャクソンの前に淡々とアウトを重ねてしまった。7回の0アウト1,2塁のチャンスも潰してしまうと、8回に木澤が崩れ、試合が完全に決まってしまった。8回、9回に濱田、内山という来シーズンに期待したいバッターにそれぞれソロホームランが飛び出したことは、数少ない光明ではあるのだが、今日のゲームはファンが心を躍らせるような場面が少ないゲームになってしまった。
明日以降、イージーミスを少しでも減らすとともにファンが心を躍らすようなゲームを見せてもらいたいものである。

P.S 今日のゲームの9回に野手の北村拓がマウンドに上がる場面があった。個人的には、2020年のブログ記事「野手のリリーフ起用について | ヤクルトファンの日記」で触れている通り投手の負担軽減のために野手のリリーフ起用には賛成の立場を取っていたし、今でもその考えに変わりはないのだが、5位からも離された最下位に沈むシーズン最終盤でこういった起用をしなければならくなったチーム状況には「喝」を入れたいと思っている。本来であれば若手のお試し枠であったとしても本職の投手に経験を積ませたい1イニングだったのではないだろうか?「今日」こういった起用をしなければならなくなってしまったことには残念な気持ちを感じた。
上記のブログ記事を書いてから5年以上が経過したのだが、野手のリリーフ起用が思ったよりも進まなかったことは、意外だった。




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