快勝ではあるが、村上は大丈夫か?

2025試合結果


ヤクルト6-2中日

先行逃げ切りの理想的なゲームではあったのだが、途中交代した村上の状態が心配である。交代後もベンチにいたとのことで、休養のための途中交代の可能性もあるようだが、今シーズンは右脇腹の負傷に苦しんでいただけに心配である。

今日の村上は4番サードでスタメン出場し、第1打席はセカンドゴロだったのだが、この間に三塁ランナーが生還し、先制点となった。第2打席は四球、第3打席は、三振に倒れ、この後の守備からベンチへ退くこととなった。私は、今日のゲームは映像で見ていないため分からないのだが、第2打席、第3打席でスイングを掛けたのは1回のみということで、見ていた人は多少違和感を感じる部分もあったのだろうか?何とも言えないのだが、やはり右脇腹については、心配である。
怪我から復帰後46試合で19本のホームランを放っている村上は、NPBでは頭1つ2つ抜けたスラッガーである。2021年、2022年のリーグ連覇は村上の存在が大きかった。村上のバットでヤクルトをリーグ連覇、日本一に導いたと言っても過言ではない。ポスティングシステムでのメジャー挑戦を公言し、今シーズンはNPBでの最後のシーズンになる可能性が高い。それだけに長期離脱は残念だったのだが、復帰後の活躍を見れば村上の実力は疑いようがない。ヤクルトファンとして何度も歓喜の瞬間を届けてくれた村上には、出来る限り万全のコンディションでメジャーへ挑戦し、メジャーでもホームランバッターとして勝負出来る所を見せてもらいたいと思っている。明日以降試合に出場できるコンディションなのかどうか注目してみたい。

村上のセカンドゴロの間に先制したヤクルトは、2回には長岡に2点タイムリー2ベースが飛び出し、点差を広げると6回には内山のタイムリー2ベースでもう1点を追加してみせた。昨日、今日と理想的な攻撃で追加点を重ね、試合の流れを掴むという理想的な展開に持ち込んでみせた。7回裏に2点を失い、一旦は2点差まで詰め寄られてしまったのだが、続く8回表に代打宮本に2点タイムリーヒットが飛び出し、試合の大勢を決めてみせた。長岡、内山、宮本と良い場面でしっかり仕事をしてみせた。

投手陣では先発の吉村が、今シーズン苦しんでいた初回を無失点で立ち上がるとその後6回まで65球で中日打線を無失点に抑える吉村らしい投球を披露してくれた。7回こそ掴まり、2点を失ったのだが、7回で93球を投げ、被安打5、与四球1の2失点というスタッツは先発投手として十分合格点を与えられる。吉村自身今シーズンの初戦で大崩れしてしまい、スタートで躓いてしまったのだが、その後長いシーズンの中で上手く調整し直してみせた。吉村の実力からすればもう一段上の数字を期待したいのだが、来シーズン以降数字を上積みすることが出来るだろうか?

P.S 今日は中田の引退試合だったのですね。私自身は、このブログで何度か触れているように引退試合のあり方については、なんかもやもやしたものを感じており、昨年のソフトバンク和田毅のような引退の仕方が理想的だと感じている。消化試合ではない公式戦で引退試合を行うことは少し無理があると考えている。今日は吉村が中田に対してストレート勝負を挑んだのだが、この辺りにも違和感を感じてしまう。公式戦に出場するのであれば、相手も全力で勝負することが基本だと思っている。




つば九郎のぽじてぃぶじんせいそうだん。 ときどきまじめ、ほとんどてきとう/つば九郎【1000円以上送料無料】

価格:1100円
(2025/9/19 20:47時点)
感想(0件)




にほんブログ村 野球ブログ 東京ヤクルトスワローズへ
にほんブログ村

コメント

タイトルとURLをコピーしました