「勝ちたいゲーム。」ではあったよね。

2026試合結果


ヤクルト1-2巨人

昨日泥臭く勝利を手に入れていた事、奥川が試合を作りロースコアの展開に持ち込めていた事、相手先発西舘が危険球退場となり、巨人のゲームプランが狂った事、得点のチャンスを作れていた事、何より頭部死球で退場した松下のためにも「勝ちたいゲーム」ではあった。しかし、結果は付いてこなかった。個人的には、今シーズンに関しては、まずはロースコアの展開に持ち込むことが大事だと思っているため、こういうゲーム展開に持ち込めたこと自体は良かったことだと思っている。しかし、今日のような大きなアクシデントがあった試合に関しては、心情的に何とか勝ってもらいたいという気持ちになってしまうのがファン心理である。やはり「勝ちたいゲーム。」ではあった。

前回登板で完封勝利を飾っていた奥川は、雨天中止の影響もあって、中16日での登板となった。それだけにいつも以上に立ち上がりに注目が集まったのだが、浦田、松本剛に連打を許し、0アウト1,2塁のピンチを招くと泉口にタイムリー2ベースを浴びてしまい、3連打であっという間に先制点を許してしまった。しかし、その後の0アウト2,3塁のピンチを凌いだことで、ノラリクラリではあるのだが、徐々に調子を上げていった。慣れない地方球場のマウンドでもストレートに力は感じたし、スライダーを中心とした変化球の精度もまずまずだった。様々なコンディションであったりシチュエーションであったりする中で、先発投手として安定して結果を残せていることが何よりも心強い。2022年シーズン開幕直後に怪我で長期離脱となり、その後は、「とにかく無事で投げてくれ。」、「首脳陣は大事に起用してくれ。」、「少しでも投球時の感覚が戻ってくれ。」と祈るような気持ちで見守っていたのだが、今は先発ローテを守る投手の1人として自然な目で奥川のことを見れるようになってきている。
立ち上がりの失点、7回の2アウトランナーなしから盗塁を許しての失点という2失点に関しては、修正の余地を感じるのだが、だからこそ、昔の奥川が戻ってきていると感じることが出来る。試合を支配できるような投球を見せてくれる機会を増やしていってもらいたい。そんな期待を抱いても良いような状況に戻ってきているように感じる。

打線は、3回に巨人3番手としてマウンドに上がった赤星から増田、長岡、サンタナの3連打で同点に追い付き、尚も1アウト2,3塁のチャンスだったのだが、ここで勝ち越し点が奪えなかった。池山監督は、ここの所、開幕当初に比べ送りバントを企図する回数が増えており、今日も2回の1アウト1,2塁での奥川、6回の0アウト1,2塁での武岡は、バントを選択しても良い場面だったのだが、奥川は強攻してダブルプレー、武岡は、初球にバントを試みたのだが、インコースのボールに体勢を崩してしまい、ストライクを取られたことから強攻策に切り替え、失敗と上手くいかなかった。今シーズンの戦い方からいくと、投手の送りバントはほとんど目にしていない印象があるため、奥川のダブルプレーは、ある程度許容する必要があるのだが、6回の武岡の場面に関しては、追い込まれるまではバントを選択しても良かったかな?というのが私の考えである。この辺りはファンの間でも意見は分かれそうではあるのだが、どんな形でも1点が欲しい場面だったため、3塁ランナーを進めることを最優先に考えても良い場面だったと思う。8回、9回も田中瑛、マルティネス相手にヒットは放ったのだが、得点には至らなかった。昨日泥臭く勝利することが出来ていたため、今日も期待したかったのだが、後1点が遠かった。

P.S 松下の状態は心配されますね。頭部のダメージ、頭部死球の残像、どちらも心配される。まずは無事であることを祈りたい。




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