山中のビッグマッチに期待!

ボクシングのWBC世界バンタム級タイトルマッチが16日、大阪府立体育会館で行われ、王者の山中慎介(32=帝拳)が同級7位のディエゴ・サンティリャン(27=アルゼンチン)に7回36秒KO勝ちし、8度目の防衛に成功した。日本ジム所属選手としては、具志堅用高(13回)、長谷川穂積(10回)、勇利アルバチャコフと内山高志(9回)に続く5位タイの連続防衛記録となった。
(スポニチアネックス引用)

今日の山中のボクシングは文句の付けようがないものだったと思う。ここ数戦左ストレートを活かすための右ジャブを課題として挙げていたと思うのだが、これまでの試合の中では思ったようにジャブが機能していなかったように感じた。しかし今日は序盤から右ジャブをヒットさせ完全に主導権を握ってみせた。
元々自分の距離で戦うことに長けたボクサーだと思うのだが、これだけジャブが当たると相手は何もすることが出来ないだろう。サンティリャンに関しては、これまで23戦全勝という戦績と「幽霊」というニックネームに不気味さを感じていたのだが、山中の前に何もすることが出来なかった。おそらく序盤に右ボディーを集めて山中の意識が下に行った所で顔面への右フックもしくは右ストレートを狙っていたのでは?と感じたが、全てにおいて山中の実力が上回っており、作戦を実行することが出来なかったのではないだろうか?

完全に主導権を握った山中は、6回にガードの隙間を縫う左ストレートでダウンを奪うと7回には本人が「どんぴしゃだった。」と語る強烈な左ストレートをヒットさせサンティリャンをマットに沈めてみせた。今日の試合は内容が大事という声が戦前から挙がっていたのだが、今日のボクシングは言うことがないような完勝だったと思う。こうなると他団体のチャンピオンとの統一戦などのビッグマッチが見たくなる。個人的にはもう実力差が開いてしまったかもしれないが、岩佐とのリマッチも見てみたいのだが…次戦がどんな舞台で誰と戦うのか注目である。

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