2015年ドラフト即戦力予想 答え合わせ(セリーグ編)

今年も「2015年ドラフト即戦力予想」の記事を書いていたので答え合わせをしておきたい。

投手(セリーグ)

中日2位 浜田 智博 九州産業大 1試合 0勝0敗0S 0回2/3 防御率40.50

阪神2位 石崎 剛 新日鉄住金鹿島 8試合 0勝0敗0S 11回1/3 防御率7.15

阪神1位 横山 雄哉 新日鉄住金鹿島 4試合 0勝2敗0S 13回1/3 防御率6.75

この予想は大外れである。決して穴狙いの予想をしたつもりはなかったのだが…

浜田智に関しては、変則フォームからキレのあるボールを投げ込むサウスポーであり、個人的にはヤクルトが風張に使ったいわゆる「13番目の男」の枠に指名してもらいたかった投手である。先発としてもリリーフとしても十分1軍で通用すると思っていたのだが、結果からいうと全く通用しなかった。2軍でも結果を残せなかったようなので少し心配である。来シーズン以降の巻き返しはあるのだろうか?

石崎もどちらかというと変則フォームから力強いストレートを投げ込む投手であり、リリーフとしては即戦力になれると見込んだのだが、春先に打ち込まれるとそのまま2軍暮らしが続き、1軍に定着することはできなかった。年齢は25歳ということでルーキーとしては若くはない。何かを変えなければならないのかもしれない。もう少しフォームを固めたいのではないだろうか?

横山に関しては、わずかではあるが、大器の片鱗を見せてくれたのではないだろうか?コントロールやスタミナにはまだまだ不安があるように感じられたが、投げるボールの質は一級品だと感じる。即戦力としての働きはできなかったが、2年後3年後には「左のエース」になり得る投手なのではないだろうか?

野手(セリーグ)

DeNA3位 倉本 寿彦 日本新薬 102試合 245打数51安打 20打点 2本塁打 打率.208

中日7位 遠藤 一星  東京ガス 41試合 140打数38安打 14打点 4本塁打 打率.271

倉本はこれから伸びて行く選手だと思う。守備もバッティングも徐々に1軍レベルにアジャストしていくのではないだろうか?大型遊撃手としては身体の動きも良く非常に楽しみな選手である。今シーズン中畑監督に102試合という数多くのゲームを経験させてもらった恩返しをしていかなければならないのではないだろうか。

遠藤は一旦はレギュラーを獲得したのだが、怪我で離脱してしまった。非常に惜しかった。それでも1軍クラスの投手のボールにしっかり対応できていたし、パンチ力も見せてくれた。バッティングセンスのある選手だと感じた。

昨年12月に予想したのだが、今シーズンの予想は投手を中心に大外れとなってしまった。特に新人王を獲得したDeNAの山崎や石田、巨人の高木勇辺りは即戦力という前評判もあったのだが、私の中ではそんなに魅力を感じていなかった。そんな中で山崎はクローザーとして石田と高木勇は先発として素晴らしいピッチングを見せてくれた。特に山崎のツーシームと高木勇のスライダーはプロでも目立つ素晴らしいボールだった。
野手の予想はまずまずだったかな?と思うのだが、野間や江越などアスリートタイプの選手もそれなりに出場機会を与えられていただけに来シーズン以降期待できるのではないだろうか?

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コメント

  1. sabo より:

    倉本が高木勇を打ちまくらなければ新人王は高木だったかもしれないし巨人が優勝してしまったかもしれない
    そう考えると面白いです

    山崎は映像で見る限りツーシームというよりもスプリットの握りに見えますよね
    本人が努力研究してあの球を生み出したんでしょうね
    凄いし真似しても同じ球は投げられるものでもないんだろうな

  2. FIYS より:

    > saboさんへ

    球種は本人談なので分かりませんが確かにスプリット系ですよね。

    山崎、高木勇ともにこの活躍の仕方は全く想像できませんでした。

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