雨のCS。開催決定の判断はどうなのだろう?

セリーグクライマックスシリーズ第2戦
DeNA13-6阪神

阪神が先勝して迎えたCS第2戦は、雨の中でのゲームとなった。しかも少雨ではなく、かなりの雨が降っており、グラウンド状態は最悪だった。内野にははっきりとした水溜りが確認でき、外野も水浸しというような状況だった。予備日が1日しかなく、15日、16日のゲームが中止となれば先勝し、ペナントレースを2位で通過している阪神がファイナルステージに進出する形となるのだが、NPBは試合を決行した。

大事なCSを中途半端な形にしてはならないという思いが働いたと思うし、興行という面から考えても試合が中止になってしまうのは痛いという思いもあったと思うのだが、最近流行りの言葉「アスリートファースト」という事を考えれば、この試合決行には疑問符が付いてしまう。

甲子園が今日のような田んぼのような状態でゲームを行うことは、高校野球では稀にあるため見慣れていないわけではないのだが、プロ野球の大事なゲームでこのようなグラウンド状態でゲームを行うことは異例の事である。私はヤクルトファンなので、第三者的に稀にしか見れないようなシチュエーションの激闘を観戦することは「面白い」と感じる部分もあるのだが、選手達の怪我に繋がりかねない状況でのゲームには賛成する事が出来ない。

NPB、審判団、両チームとがある程度話し合った中で決行していると思うのだが、あのグラウンド状況で9回までゲームを行ったことはどうだったのだろうか?私は、CS制度自体に反対の立場を取っている人間であるため、雨なら雨で中止してしまってペナントレースで2位となった阪神がファイナルステージに進出することは何も文句はないのだが…(逆にDeNAが先勝していた場合でも15日のゲームを決行したと言う事になればDeNAファンからの激しい抗議があったんじゃないですかね?)

上手くまとめられなかったのですが、16日、17日は試合を決行出来ますかね?15日のような状況であれば無理に決行する必要はないと思うのですが…15日にあのような状況で決行してしまったという事実があるため、簡単には中止出来なくなってしまったということも言えそうですよね。

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コメント

  1. k より:

    CSはずっと賛否両論が続いてますよね。
    最近のプロ野球を見ているとファンが増えてどこのチームも満員に近い動員ですよね。
    ヤクルトは最下位独走で昔なら8月から消化試合にもかかわらず神宮球場は、ファンで埋め尽くされていたのを見ると消化試合がなくなってきてますし観客動員が増えて収入も増えてCSでのメリットもなくなってきたのかなと思いますね。
    試合を見てもシーズンと雰囲気や応援も変わらず以前の日本シリーズやメジャーのポストシーズンのような緊張感や特別感が薄くなってきたなと思いましたね。
    個人的にはCSの役割は終わった感があって新制度や以前のやり方に戻してもいいのかなと(2位と3位が試合をするのは、もういいかなと。メジャーのように東地区・西地区で3チームずつに分けて1位同士の決定戦くらいしか今のチーム数では案が見つかりませんが)

  2. FIYS より:

    > kさんへ

    CSはある程度根付いてきて、プラス面も数多くあることは分かったのですが、やはりプレーオフ以前の日本シリーズの緊張感も良かったですよね。私はあの緊張感が大好きでした。

    CS→日本シリーズの流れは、今後も色々と検討は為されそうですよね。

  3. パイン より:

    ファンの観戦スタイルやチームの編成もCS込みになっていますから、
    それで失われたものも多いものの、もはや動かし難い感じですかね。

    DeNAは田んぼの中で阪神に勝ち、広島にはコールドで負ける。
    今年は、良くも悪くも雨のゲームで語られるシリーズになりそうですね。

    雨中のゲームについては、プロのプレーを見せるコンディションでは
    ないものの、ギリギリの真剣勝負をする場としては、これもありかな
    と思っています。
    懸念されているケガについては、パフォーマンスのレベルは下がって
    いますが、意識は高く維持されるのであまり心配はいらないのでは。
    まあ、現実的には営業面の判断が一番大きいとは思います。

  4. FIYS より:

    > パインさんへ

    そうですね。CSのプラス面も見えてきていますからね。

    悪天候のテレビでのスポーツ観戦は私も好きですよ。

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