2017ヤクルトドラフト指名選手

ドラフト

今年の皆さんのドラフトの評価は如何でしょうか?私は、清宮を外した後の村上(九州学院)指名は戦略として「あり」だと感じています。正直外れ1位で村上に3球団が競合するのは予想外でしたが、それだけ評価が高かった選手という事も言えます。そんな長距離砲を獲得できたのは大きかったのではないでしょうか?
2位以下に関しては、2位の大下(三菱重工広島)、3位の蔵本(岡山商大)、4位の塩見(JX-ENEOS)が個人的にノーマークの選手だったためどう評価すれば良いのか分からない部分があるのですが、今年のドラフトに関しては大下と蔵本がプロの世界である程度の数字を残せるかどうかで評価が大きく変わるドラフトではないかと感じています。それにしても2位大下、3位蔵本の並びには驚きました。

昨年の記事はこちらから→「2016ヤクルトドラフト指名選手

今年のドラフト関連記事はこちらから→「2017ヤクルトのドラフト(1)」、「2017ヤクルトのドラフト(2)」、「2017ヤクルトのドラフト(3)」、「2017年 ドラ1 12人は誰だ!」、「2017ヤクルトドラフト予想遊び

1位入札 清宮 幸太郎(早稲田実業) 右投左打 内野手 抽選外れ
外れ1位 村上 宗隆(九州学院) 右投左打 捕手
2位 大下 佑馬(三菱重工広島) 右投左打 投手
3位 蔵本 治孝(岡山商科大) 右投右打 投手
4位 塩見 泰隆(JX-EVEOS) 右投右打 外野手
5位 金久保 優斗(東海大市原望洋) 右投左打 投手
6位 宮本 丈(奈良学園大) 右投左打 内野手
7位 松本 直樹(西濃運輸) 右投右打 捕手
8位 沼田 拓巳(石川ミリオンスターズ) 右投右打 投手

1位の村上については楽しみな逸材だと感じる。個人的には捕手としての姿を見ていないため捕手としての評価は出来ないのだが、長打を放てる打撃は魅力的である。7位で捕手の松本を指名している事から村上はコンバートされる可能性が高いのではないだろうか?長所である打撃面を磨いて行ってもらいたいと感じている。まずはヤクルトがどう育てるのかお手並み拝見である。長距離砲の指名は1人は必要かな?と感じていたため個人的には大満足である。

2位の大下に関しては、2011年のドラフト2位で木谷を獲得した時と同じような印象のサプライズ指名である。冒頭にも書いた通り私はノーマークの選手だったため指名されてから少し動画を見ただけなのだが、オーソドックスなタイプの右腕だと感じる。25歳という事でオールドルーキーと呼ばれるような年齢に差し掛かっている。1年目から勝負である。まだまだ前評判の高かった投手が残っている中で大下を指名したということはスカウト陣が高く評価していたという事なのだと思う。ここ数年即戦力と呼ばれる選手の獲得に失敗しているだけにリスキーな指名にも感じるのだが、大下は結果を残す事が出来るだろうか?

3位の蔵本は豪腕系の荒削りな投手である。昨年からがっちり系の投手を数多く指名している印象があるのだが、蔵本も同タイプの投手だと感じる。150キロを越えるストレートで短いイニングを任せるつもりなのだと思うのだが、高校時代は3年間ベンチ外、大学では楽天に1位指名された近藤の影に隠れていたり、トミージョン手術を受けリハビリをしたりと実戦経験が少ないのが気になる。おそらく即戦力ではないと思うのだが、プロの世界でもう一化けする事が出来るだろうか?まだ投げている映像を見ていないので早く見てみたい。

4位の塩見も私はノーマークの選手だったが、身体能力の高い外野手という事で補強ポイントには合致してくる選手のようである。社会人の名門JX-ENEOSでプレーしているということはある程度の完成度もあるはずである。個人的にはソフトバンク3位の増田(横浜高)や阪神4位の島田(上武大)を推しており、獲得チャンスがありながら逃したのは残念なのだが、プロの世界で結果を残せるのは塩見、増田、島田の誰になるのだろうか?塩見についてもまだ映像を見ていないため、早く確認してみたい。

5位の金久保はセンバツにも出場しておりチェック済みである。その時の印象は以前のブログで記してある。「金久保は、初戦の滋賀学園戦で延長14回で218球を投げ切り完投したのだが、最後の最後でスタミナ切れをおこして初戦で散ってしまった。まだまだ身体が細く、フィジカル面の課題はあるようだが、しなやかな腕の振りは印象に残った。パッと見ボールが抜けてしまうのではないか?と心配になるようなフォームなのだが、意外とコントロールはしっかりとしていた。夏に向けてパワーアップすることが出来るだろうか?」こんなことを記してある。
個人的には投手らしいスタイルでしなやかな腕の振りから投げ込まれるボールは魅力的に映る。まずは身体作りである。3~4年後の活躍を期待したい。

6位の宮本はこの順位まで残っていた事が驚きである。ドラフト好きの方であれば誰もが知っているような好守のショートストップである。履正社高校出身と言う事で山田哲人の後輩にあたる。守備だけならいきなり2軍の遊撃手の中では№1になれるような選手だと感じる。バッティングに関しては独特のノーステップ打法であり、パワー面で不安も感じるのだが、奥村、廣岡、渡邉などに刺激を与えるという意味では良い指名になったのではないだろうか?それにしてもプロ側の評価が高くない事に驚いてしまった。指名後に「ヤクルトに指名されるといいなと思っていた。」とのコメントを残しているとのことで好印象である。ヤクルトにショート宮本が帰ってくるかもしれない。名前的にもグッと来るものがある選手である。

7位の松本は西濃運輸の強肩捕手である。立教大学時代の試合実績はほとんどないようだが、その強肩はアマチュア球界では知れ渡っており、リード面も社会人で伸びてきているようである。進学校出身という事で指名順位は低いが意外と面白い存在になるかもしれない。1年目から中村、西田を中心としたレギュラー捕手争いに殴り込みを掛けてもらいたい。

8位の沼田は以前から良くも悪くも話題に上る事があった投手である。蔵本同様パワー型の投手で、様々な経験はしているがやはりまだまだ安定感に欠けるイメージである。リリーフとして使いものになれば儲けものというところだろうか?

事前報道通り投手4名、野手4名の指名で落ち着いた。捕手2名というのは予想外ではあるのだが、おそらく村上は捕手としての指名というよりは長距離砲として育てるための1位指名だと感じるためバランス的にはほぼ想定内のドラフトとなっただろうか?2位~4位の選手よりも5位~8位の選手のほうがネットや雑誌で話題になっていた選手が多いという不思議な指名となったのだが、やはり個人的にノーマークだった大下、蔵本、塩見がどの程度の数字を残せるかが今年のドラフトの成否を決めるポイントとなりそうである。

他球団の振り返りは後日行いたいと思う。今年はパッと見た感じではどのチームもそれ程差のない指名に落ち着いたかなとは思いますが、3回くじを外したソフトバンクがそれでもソフトバンクらしい指名を行っていたのが印象に残りました。

P.S ドラフトの流れ的にも個人的には増田か島田の指名は期待したのですが…ありませんでしたね。それにしても増田が意外と評価されていなくて驚きました。ソフトバンクの囲い込みではないですよね?…まさかねえ…

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コメント

  1. マッツー より:

    ハズレ一位の村上指名は評価しますが、依然若手の外野手が足りていません。
    渡邊を外野へコンバートするという噂を聞きましたが、ゲームじゃないんですからそう上手くもいかないと思います。やはり2位で岩見か増田を獲って欲しかったですね。
    私もまさか宮本が6位まで残っているとは思っていなくて驚きました。宮本コーチの下で大成して貰いたいですね。

  2. k より:

    私的にはヤクルトのドラフト採点は30点ですね。
    まず左投手がいないのに獲得してない。
    また若い外野手がいないのに高校生を取ってないこと。
    この二点は課題でもあったはずなのに右投手ばかりの選択は長期的に見てないですね。
    それと2位3位4位と本当にそれくらいの価値があったのか疑問??
    今は5年後を見据えたチーム作りをしないといけないはずなのに・・・・西川や増田や田浦は残っていたのに残念ですね。
    衣笠社長になってからのドラフトは方針や方向性、選ぶ選手の一貫性がなく基準が分からないですね。毎年変わる指名基準の編成だとヤクルトは首脳陣が変わってもBクラスから抜け出せないですね。
    最後に村上には頑張ってもらいたいですね左の大砲は必要ですからね(最初は二軍で鍛えてからですね)。
    それと清宮を外したので村田の獲得はありそうですね、村上はしばらくは育成するでしょうしロッテは内野手二人ドラフトしてなくなりましたので(阪神の大和は欲しいですけど残留しそうですね)

  3. より:

    自分は悪くないドラフトだったと思いますね
    満点とは言いませんが及第点はあげられると思います
    あとはビシビシ鍛えてほしいですな

  4. trefoglinefan より:

     私は1位で村上が欲しいと思っていましたから、清宮を外して却って良かったと思うくらいです。松本は即戦力で、私は西田を本格的にコンヴァートするのではないかと思っています。そして次世代で古賀と村上を育てていくのではないでしょうか。城島のような打てる捕手が育てば、打順の編成は楽になります。ですから村上は焦らずに捕手として鍛えて欲しいと思います。
     だけど2位以下でがっかりです。4位で塩見にしましたが、優勝してから坂口が入団して山崎も育ちました。どうして即戦力の外野手が必要なのかさっぱり分かりません。上田や比屋根を我慢して使わないと、この2人は単なる二軍野手の頭数になってしまいます。
     4位なら西浦や永井も残っていましたし、灘波は野手希望で投手でありながらかなりの俊足の、外野手としてやっていくつもりでいたみたいでした。渡邉は本当に外野にコンヴァートするのでしょうか。そしたせ二軍の内野手は育成枠ゼロになってしまいます。
     外野手は見込みのない内野手をコンヴァートさせる続けるつもりなのか、高卒外野手は川上が最後でしょうか。そのようなことをやっているから、外野手らしい外野手が居なくなるのです。荒木や鵜久森のような外野手で野球をやって、優勝の常連などあり得ないのではないでしょうか。
     9位でもいいですし育成でも良いですから、比嘉や高木を指名できなかったでしょうか。比嘉か園部や折下を指名したうえで渡邉をコンヴァートならまだ分かるのですが。

  5. h より:

    宮本いいですよね!特に名前がw
    ヤクルトがいいって言ってくれる選手は活躍する印象があります。
    いきなり1軍に出て、ショートの穴を埋めてくれないかなと期待してます。
    はずれ1位の村上には驚きました。履正社の安田を狙うとばかり思ってたので。
    でも顔を見て納得。ヤクルト顔でしたw
    チームに少ない左の大砲なので、くじに当たって良かったです。
    それにしても、競合1位なのに報道の少なさ・・・地味ですね。
    しかし来年はさらに野手が豊作らしいので今年いる選手もうかうか出来ないでしょう。

    投手の方は・・・なんか評判がよろしくないようで心配です。
    脆弱なリリーフの即戦力が欲しいという意図はみえますが。
    先発できる若い投手はいいのを取るのに、即戦力ははずしまくりですから。
    杉浦出して屋宜を取ってしまうくらい。
    編成は入れ替わったそうですが、担当スカウトはそのままなんですかね。
    心配が杞憂に終わって、活躍してくれれば嬉しいです。

  6. trefoglinefan より:

     右投げ左打ちは体の使い方として、二刀流を実行するのに適っているようです。もし先発投手として使うのであれば、登板のない日は例えば代打のひと駒に使えます。もし先発6人を全て1軍にするとベンチ入り25名のうち2人は他試合で登板予定の投手を2人入れなくてはいけません。だから二刀流はチームの為になると私はずっと主張し続けてきました。
     別に本人がやりたくないなら無理やりさせる必要がないのですが、もし本人がやりたいのなら、私は二刀流で育てても面白いと思います。

  7. sabo より:

    なんかウチだけ平均年齢高くないですか?高校生は投手野手で一人ずつ、大学生も投手野手一人ずつ、残りは社会人4人ってどうなんでしょうか?

    去年一昨年と強気の指名をしていたと考えますが、今年は余りにも弱気の指名で心配です
    指名拒否されたとかでしょうか?それでももう少し自分で育てるという意識を持って欲しいです
    誰を指名するかはともかく2位は即戦力投手というのは分かるのですが、4位の塩見はかなり良くないと思ってます
    右の外野手が足りないのは分かりますが、塩見は年齢的にもパンチ力はあるといっても正直若い比屋根タイプに思えます
    もっとスケールの大きな選手を高校生から育てる気概を持つべきで、注目されてた西浦もしくは右の外野手なら広島が4位で獲得した永井をヤクルトが指名すべきでした

    11人の戦力外出してもまたオールドルーキー獲得って一体何を学んでいるのやら?下位の社会人とか戦力外にする前提に思えてなんともなぁ。原泉って一体、榎本って一体。

  8. でぶちゃん より:

    村上は外野手で育てたほうがいいでしょう。捕手としてはガタイが良すぎる。
    キャンプ次第ではファームのオープン戦からスタメンに使ったほうがいい。
    投手で期待は金久保かなあ、投手は正直毎年評価が難しい、他球団の上位に指名された投手でもほぼ初顔合わせの一発勝負だから通用しているだけでプロのリーグ戦で何度も同じ相手だと2巡目辺りで攻略されちゃう投手が殆んどです。(斉藤祐樹や大石、大場、桜井・・・とか)今年は多そう田島とか東とか怪しいもん。
    宮本は2番タイプ、三振も少ない構えが後年の青木に似ている。打線のバランスで開幕スタメンもありうる。(左打者不足)
    問題は清宮がやる予定だったファースト、村田獲得という意見も有りますが、
    でぶちゃんはBCリーグ群馬のカラバイヨをお勧めする。今シーズンBCリーグでありながら32本塁打で打点王と記録づくめ、オリックス時代より進化している。
    日本語完璧だし、バレンティンが退団しても埋め合わせできると思います。
    小川監督、検討を!

  9. つばくろまて より:

    今回は謎指命もあったけどまあバランスの取れたドラフトになるのかな(笑)
    ムラカミンは捕手として育てるのか、それとコンバートさせるのか?私の考えでは、3年くらいはこが君(勿論やまかぁ君も)と切磋琢磨して欲しいんだけど…さらに今年は社会人のまつぽんも指命されたから、思いきって今年中にたにし又はおーむら君をコンバートさせる方が良いのかな?
    大卒のジョーと社会人のソルトは今チームで伸び悩んでいるにしやん、やっちん、ツヨシ、へーやんに危機感を与えるための指命だったのかな(笑)
    またおおちた、くらぽん、ぬまっちは今の不甲斐ない燕投手陣相手なら1年目からチャンスは有るのかな?と思う(笑)
    カネック(昔こんな名前の覆面レスラーいたなあ(笑))はたとえが変だけどダイヤの原石だと思う。3年後には燕のエースになるようにしっかりと育成させて欲しい!
    まあまだ契約を済ませてないからこんなこと書くのは早いかもしれないけど、みんな燕軍団の一員になって立派な戦力になって欲しい!あと怪我には気をつけてよ!(特にくらぽん、ソルト、ジョー)
    最後にどうでも良いことですが、何故小川監督は1回目のくじ運はダメなのに外れ指命のくじ運には強いのだろう(笑)

  10. iraca より:

     2017年のドラフトが幕を閉じ、私の頭は来年度のドラフトにシフトチェンジしました。今年ほどの不作はないだろうと期待しています。

     1位指名が村上宗隆捕手だったのは驚きでしたね!
    清宮選手が高校入学当初に比較された九州学院の選手です。熊本は秀岳館高校が充実していたため、1年夏の甲子園以降は表舞台に出てきませんでしたが、スワローズの主軸になれる素材だと思います。
     2位は大下佑馬投手。大学生の時に名前ぐらいは把握していましたが、社会人でのイメージは皆無です。2位で取るべき選手だったのか疑問しか残りませんが、即戦力としての2位指名だと思うので頑張ってもらいましょう。
     3位は蔵本治孝投手。彼も楽天1位の近藤投手の影に隠れていましたが、3位で取るべき選手なのか不思議でなりません。まぁ、良い意味で裏切ってもらいたい選手です。
     4位の塩見泰隆外野手。名門・JX-ENEOSで出てきた身体能力の高い選手という評価ですが、私が2位3位の指名でイライラしていたのを忘れさせてくれる指名でした。スワローズの外野手で起用される多くが、坂口・雄平・山崎・上田と左ばかりで、右は飯原・原泉が戦力外となりココ・鵜久森・比屋根の3人だけでした。比屋根で今年30歳というのはバランスが悪いため、年齢問わず右の外野手は必要だと思います。正直、代わり映えしない外野手の一角に割り込んでほしい選手です。
     5位の金久保優斗投手は2年秋の関東大会で知り、関東圏の高校生では当時から評価が高かった投手でしたね。下位とはいえ将来の先発ローテに入れる素材を取れたことは大きいと思います。
     6位は宮本丈内野手。独特のノーステップから安打を放つ大学日本代表の有望な選手です。宮本ヘッドの就任が決まり、長年決まらなかった遊撃手のポジションに同性で大阪の高校、関西の大学出身という似た経歴を持ち、山田の後輩であり寺島の先輩でもある宮本選手が入れば、一気に陣容は固まる気がします。開幕スタメンというよりも、開幕スタメン→レギュラー定着を目指してほしいです。
     7位は松本直樹捕手。1位で村上を指名したのはコンバートも視野にしたものでしょう。本当の正捕手候補は松本選手になりますね。大学時代は控えで、西濃運輸での活躍は十分インパクトがありました。肩の強さもさることながら、東京ドームで放ったホームランは可能性を感じました。打率を求めるのは難しいですが、だらしない正捕手争いに終止符を打ってほしいと思います。
     8位の沼田拓巳投手はノーマークでしたし、同じ石川の寺岡が指名されてしまい「誰だろう?」という感じでしたが、マイナー契約問題で出てきた好投手ですね!順位が順位なので何かしらの課題を抱えているのは間違いないですが、昨年の楽天8位・高梨は大活躍だったので期待してみましょう。

     指名全体のバランスは70点程度。
    2位と3位の指名に疑問はありますが、右打ちの外野手と即戦力遊撃手に即戦力捕手の指名は良かったです。欲を言えば、内海大寿外野手も指名してほしかったなという印象です。それだけスワローズの外野手は右打者が足りないという私の意見です。確かにスワローズは左腕に課題がありますが、まずスワローズは左右関係なく投手を取るべき必要がありましたし、今年は不作で左投手が少なかったので仕方ありません。本気で左投手を狙うなら、DeNAのように清宮を諦めてでも1位指名するべきでした。衣笠球団社長は「神宮球場が似合う」という訳のわからない理由で清宮を推していましたが、小川新監督兼SDは「即戦力投手は毎年出てくる印象だが、清宮のような逸材はなかなか出てこない」というまともな発言の方が理解出来ます。なので、私は清宮指名も仕方なしという思いに変わりました。今年のドラフトは、村上という主軸候補に加え、金久保という将来の先発ローテ候補、怪我人の多い投手陣の穴を埋めてくれるかもしれない大社独の投手3人、即戦力の捕手・内野手・外野手を指名出来たのですから満足ですね!
     育成にシフトチェンジというのは、チーム全体・特に若手の底上げという意味でしょう。来年も主軸に怪我人が相次いだとして、今年の指名が高校生ばかりでは穴埋め出来ずに来季こそ100敗するかもしれません。もはやそれはプロ球団と言えませんし、そろそろ神宮球場で反乱が起こるかもしれません。しかし、流石にそんな馬鹿げた指名をしなかったので安心しました。徐々に若返れば問題ないでしょう。
     ちなみに、不安な左投手は中後投手に狙いを定めたはずです。

  11. trefoglinefan より:

     メンバー表作ってみました

    (投手)
    ・石川雅規 38 左
    ・館山昌平 37 右
    ・松岡健一 35 右
    ・近藤一樹 34 右
    ☆J.ルーキ 33 右
    ・中澤雅人 33 左
    ・山本哲哉 32 右
    ・山中浩史 32 右
    ・成瀬善久 32 左
    ・久古健太郎 31 左
    □古野正人 31 右
    ☆P.ギルメット 30 右
    ・村中恭兵 30 左
    ・菊沢竜佑 29 右
    ・石山泰稚 29 右
    ・秋吉亮 29 右
    ・屋宜照悟 29 右
    ☆D.ブキャナン 28 右
    ・佐藤由規 28 右
    ・小川泰弘 27 右
    ・岩橋慶侍 26 左
    ・平井諒 26 右
    ②大下佑馬 25 右
    ・風張蓮 25 右
    ・原樹里 24 右
    ⑧沼田拓巳 24 右
    ・星知弥 23 右
    □田川賢吾 23 右
    ・中尾輝 23 左
    ③蔵本治孝 22 右
    ・高橋奎二 20 左
    □日隈ジュリアス 20 左
    ・寺島成輝 19 左
    ・梅野雄吾 19 右
    ⑤金久保優斗 18 右

    (捕手)
    ・井野卓 33 右
    ・藤井亮太 29 左
    ・中村悠平 27 右
    □大村孟 26 左
    ・西田明央 25 右
    ⑦松本直樹 24 右
    ・山川晃司 21 右
    ・古賀優大 19 右
    ①村上宗隆 18 左

    (内野手)
    ・大松尚逸 35 左
    ・畠山和洋 35 右
    ・武内晋一 34 左
    ・三輪正義 34 左
    ・大引啓次 33 右
    ・荒木貴裕 30 右
    ・川端慎吾 30 左
    ☆C.リベロ 29 右
    ☆D.グリーン 28 左
    ・谷内亮太 27 右
    ・西浦直亨 26 右
    ・山田哲人 25 右
    ⑥宮本丈 22 左
    ・奥村展征 22 左
    ・廣岡大志 20 右
    ・渡邉大樹 20 右

    (外野手)
    ・高井雄平 33 左
    ☆W.バレンティン 33 右
    ・坂口智隆 33 左
    ・鵜久森淳志 31 右
    ・比屋根渉 30 右
    ・上田剛 27 左
    ④塩見泰隆 24 左
    ・山崎晃太郎 24 左

     日本人野手の内訳は以下の通りです。

    ・捕手 9
    ・内野手 14
    ・外野手 7

     たったこれだけです。全部で30人。一軍と二軍のレギュラーは16名。控え7人に外国人選手だけでチームが成り立つと思っているのでしょうか。他球団の戦力外野手やトレードで補充(補強なんて生温い言葉では足りない)しなければならないこと必定なのに、どうしてここまでドラフトでケチケチしなくてはいけないのでしょうか。
     戸田寮のキャパシティの問題だという噂もありますが、この真偽はともかくチームに何らかの重大な欠陥があるとしか思えません。
    他球団が現代に合わせた野球をやっているなかで、ヤクルトという球団だけは、何十年も前の基準でチームを編成しているのでしょうか。
     とにかくふざけ過ぎている、とどれだけ言っても言い足りません。来年途中の育成契約、果たして新田だけで足りるでしょうか。

  12. trefoglinefan より:

     チームの編成に興味を持ったのは2015年のこと。相川の人的補償が誰も予想しなかった奥村だったですから、その理由が知りたくて調査しました。その時に12球団どうなっているのか見てみたものです。
     それでヤクルトを順次追ってみると、

    (2015年シーズン前)
    ・http://trefoglinefan.jugem.jp/?eid=1675

    (2015年ドラフト後)
    ・http://trefoglinefan.jugem.jp/?eid=1766

    (2016年ドラフト後)
    ・http://trefoglinefan.jugem.jp/?eid=1839

     以上のような感じになっていました。私が特に知って頂きたいのは、2017年のドラフト後の構成の酷さです。優勝した2015年のシーズン前、「このような馬鹿げたチームにするには余程の努力(逆の意味で)が必要」と申し上げましたが、その時と今を比べてどうなっているでしょうか。何人か加わったのですが、随分老け込んだ感じもします。
     優勝メンバーは3歳ずつ年齢を加わったのですが、レギュラー野手でこの3年間で年齢的に衰えが見られるとしたら、畠山と大引だけの筈なのです。逆に優勝後に獲得した坂口、そして優勝後に入団した山崎、廣岡が戦力として加わるまでに成長しています。
     だから2015年のようなパフォーマンスをどうして今の野手ができないか。そのことを真剣に考えないと、誰を補強しても無駄なのではないでしょうか。
     そして今年のドラフト後の年齢構成を改めて見て頂きたいのですが、主力選手が軒並み30歳を超えて、総劣化に向かってもおかしくない状況にあります。私がここで言いたいのは、1度のドラフトで即戦力野手を2~3人加えたところで、焼石に水ではないか、ということです。現存選手の劣化にとても追いつけないのではないか、ということが見えてしまうのです。
     ですから「とりあえず来年の100敗を回避」と言われますが、当たり前のドラフトをやったところで、いずれ100敗する時が来ることが目に見えている、とさえ言いたいのです。つまりヤクルトはそこまで歪んだチームになってしまっている訳です。
     それ故に「来年100敗してもいいから現存戦力で何とか戦いながら、二軍から底上げする以外にチーム再建の道はない」と私は言ったのです。
     とにかくチーム・スタッフだけでなく、ファンの危機感も無さ過ぎではないでしょうか。私はファンも「100敗致し方なし」と思わない限り、チーム再建などできないくらいに、将来的に絶望的であることを申し上げたいと思うのです。

  13. Is より:

    大型捕手2人指名ということで、同様の意図で指名された筈の山川にとっては正念場なのかな、と。
    現に星野は切られていますし(井野もそろそろ危ういか…)。
    山川も古賀もバッティングが好きなので、モノになってほしいのですけどね。
    克則が二軍に回ったので、指導に期待したいところです。

    また「キャッチャー古賀、ファースト山川、サード村上、DH大村」みたいな起用になるんですかね。
    「内野が足りなくなったらキャッチャー連中から補充しよう」という考えは絶対に持っていただきたくないですね。
    取り敢えず、新田には安心してブルペンに専念してほしい。

    ただ、大村は、いっそファーストとして育てちゃうのもありかと。
    「清宮枠」にはまりそうな感じもありますし。
    いずれにしろ早く一軍で見たいです。

    やはり、ここ数年あれだけ人手不足に泣かされている上に、10人以上を戦力外にしているのですから、もう2、3人(高校生を)獲ってほしかったと感じます。
    榎本や原を切って外野も空いていますし、誰かをコンバートするにしても簡単ではないと思うので。

  14. iraca より:

     「とりあえず来年の100敗を回避」という発言をされた方は私の書いた内容に対して書かれたのだと思われますが、私はこちらのブログの管理人ではないですし、しっかりとした考えをお持ちの管理人さんがいらっしゃいますので、管理人さんの関わらないところでの不要な発言は避けておきます。
     ただ、1つ言えることは「いろんなスワローズファンが居て、いろんな意見があって良い」ということです。

  15. FIYS より:

    > マッツーさんへ

    私は高校生に関しては、レベルの高い選手が遊撃手を担っている事が多いので、プロには行ってからの外野へのコンバートも「あり」だと考えています。それでも増田は魅力的ですけどね…

  16. FIYS より:

    > kさんへ

    辛口採点ですね。

    2位~4位の選手がプロでどのくらいの成績を収められるかで今ドラフトの成否が見えてきそうですね。

  17. FIYS より:

    > あさんへ

    私もバランス的にはまずまずかな?と感じています。

    後はスカウトの眼を信じるだけです。

  18. FIYS より:

    > trefoglinefanさんへ

    単純にプロレベルの実力を持った高校生が外野手に少ないと言う事なのだと思います。私はプロに入ってから内野手から外野手にコンバートするのは「あり」だと思っています。

    村上獲得に関しては、私も好感が持てました。期待したいですね。なるほど、西田をコンバートというパターンもあり得そうですね。 

  19. FIYS より:

    > hさんへ

    宮本は楽しみな選手ですよね。どうやら腰痛で評価を下げていたと言う部分もあるようですが…今後の野球人生に関わるような怪我でないと良いですね。

    報道量は少ないですが、村上は将来の大砲候補として面白い素材ですよね。

  20. FIYS より:

    > trefoglinefanさんへ

    二刀流は中々難しいかと思いますが、金久保はバッティングセンスもあるんですね。こういった選手は楽しみですよね。 

  21. FIYS より:

    > saboさんへ

    確かに戦力外になった選手と即戦力として獲得した選手の力量の見極めが出来ていたかどうか?と言う部分は気になりますね。これはキャンプ、オープン戦、シーズンと見守って行くしかないですよね。

    saboさんは永井を推していましたもんね。そう言う意味では残念でしたかね?

  22. FIYS より:

    > でぶちゃんさんへ

    投手の見極めは難しいですよね。それでも私は田嶋や東の評価は高いですよ!

    カラバイヨですか?BCリーグでそんなに打っているのですね!

  23. FIYS より:

    > つばくろまてさんへ

    バランスはまずまずですかね。

    ヤクルトスワローズの一員になる選手たちを温かく見守っていきたいと思います。

    小川監督は外れ指名のくじ引き強いですね(笑)。

  24. FIYS より:

    > iracaさんへ

    詳細なコメントありがとうございます。

    私もバランス的にはまずまずのドラフトだったのでは?と感じています。

    塩見に対するコメントが興味深いです。面白い存在になり得ますかね? 

  25. FIYS より:

    > trefoglinefan

    阿部や新田のようなシーズン途中の育成契約はやはりチームとして恥ずかしい事ですし、相手に対しても失礼にあたると思いますのでそういう事態は避けてもらいたいですよね。 

  26. FIYS より:

    > trefoglinefanさんへ

    中々厳しいチーム状況にあることは間違いないでしょうね。今シーズン96敗ですからね…

    でもファンの声にビクビクしながらチーム編成を行うと言うのもおかしなものなので、球団としてしっかりとした考え方持ってもらいたいですね。

    私は結構自由なファンですよ(笑) 

  27. FIYS より:

    > Isさんへ

    大村の扱いは気になりますよね。昨シーズンの起用法を見ると捕手としてと言うより打撃を伸ばす方向になりますかね?

    そうですね。阿部や新田のような事態は避けてもらいたいですよね。

  28. FIYS より:

    > iracaさんへ

    私も色んなファンがいて良いと思っていますよ!

    コメントに対して意見を言ってもらうのも自由です。

    ただあまり揉めないで頂けるとありがたいです。

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