マット・カラシティーを獲得

ヤクルトは5日、来季の新外国人として、米大リーグ、カブス傘下3Aのマット・カラシティー投手(26)=1メートル91、92キロ、右投げ右打ち=と契約を締結したと、発表。背番号は「37」に決まった。

右腕はメジャー通算19試合に登板し、1勝0敗、防御率9・19の守護神候補。今季の防御率(4・21)がセ・リーグ最下位の燕投手陣を救う存在となる。
(サンケイスポーツ引用)

昨シーズン、今シーズンとゲーム終盤を任されてきたルーキが退団ということで、パワー型のリリーフ投手は、新外国人投手獲得にあたっての必須材料だったのだが、まずはそのタイプのカラシティーの獲得に成功した。191センチの長身から150キロを超えるストレートを投げ込み、決め球となるフォーク(チェンジアップと表記している記事もあり。)も持っているという事で、典型的なリリーフタイプの投手と言えるのではないだろうか?
動画を見た印象だとやはりストレートに威力があり、変化球で打者のタイミングをズラすのも上手い投手だと感じる。まだ26歳という若さも魅力的なのだが、敢えて課題を挙げてみると、①勤続疲労。②セットポジションでの投球。ということになるだろうか?

①については、まだ26歳という若さはあるのだが、これまでもリリーフとしての登板を重ねてきたという事で故障を含めて気がかりな部分はあるのではないかと感じている。
②については、多くの新外国人投手がNPBのボークの基準に悩まされる事になるため、カラシティーだけの課題ではないのだが、動画を見る限り、カラシティーもセットポジションでの静止が短く感じる場面があったため、この辺りは日本のルールにアジャストして行く必要がありそうである。

活躍できるかどうかは分からないのだが、パワー型のリリーフ投手の補強はどうしても必要に感じていたため、補強ポイントにマッチする選手を獲得してくれたと感じている。

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コメント

  1. k より:

    高額年俸でもなく年齢も若いので日本で活躍したいという雰囲気は感じますね。
    ただ毎年くる外国人投手の見極めはセットポジションの投球ですよね、クイックと静止とコントロールこれがどこまであるのかで成績も変わってくると思いますが、年齢や経験的にいきなりクローザーより育てる意味でセットアッパーからのスタートの方がいいと思いますけど。
    あと二人投手を獲ると思いますが、やっぱり外国人の活躍次第で成績も変わってきそうですね。

  2. FIYS より:

    > kさんへ

    セットポジションでの投球は、ポイントとなりそうですよね。

    外国人投手がリリーフとして機能すれば、それなりの成績にまとめることは可能ですよね。

  3. リボル より:

    年棒アップ査定はメディアも取り上げるのでよく注目して見ているのですが、
    ダウン査定は今まであまり注目してきませんでした。

    成瀬に比べて、館山、畠山、川端達のダウン査定が、甘い気がします。
    こんなものなのでしょうか?
    過激なことを言えばオリックスを去ってスワローズに来てくれた坂口のように、
    もっと辛口な査定で良いものではないかと私は思います。

    他の方の意見があれば是非聞いてみたいです。
    よろしくお願いします。

  4. FIYS より:

    > リボルさんへ

    私は年棒などはあまり興味がないタイプなのですが、他のブロガーさんの中には詳細を記しているものもありますよね。大事な視点かと思います。

    契約更改についてはどこまで正確な金額なのか分からない部分もありますが、10年前、15年前に比べればダウン額が大きくなっている印象があります。

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